『ラブ トランジット』S2が刺さる人、刺さらない人。“自分ごと”として楽しむ秘訣は?

内藤みか 作家
更新日:2024-08-29 06:00
投稿日:2024-08-29 06:00

圧倒的に“泣きシーン”が多いのも見ごたえ

 過去のドロドロの感情が突如として顔を出し、修羅の表情が画面に大映しになる。そんな番組はなかなかないので、観ているこちらも目が離せません。復縁するの? それとも新しい人と恋をするの? どっち? と続きが気になって仕方ありません。

 昔の恋人が他の人と仲良くしているのを見て、それにストップをかけたくなり、自分の本当の気持ちに気づき、涙したり。または、昔の恋人が優しい言葉をかけてくれたら、嬉しくなって涙ぐんだり…。

『ラブ トランジット』は他の恋リアに比べて圧倒的に泣きシーンが多いのも、見ごたえアリなのです。

観ている側も昔の恋人を思い出す

 そして出演者が涙する様子を見て、気持ちが分かりすぎて、観ているこちら側も昔の恋人を思い出し、もらい泣きすることさえあります。

 自分がもし元恋人に再会できたらどうするだろうという想像までさせられるし、本当に深い番組です。要所要所に彼らの過去画像が挟まってくるのも、切なさに追い打ちをかけてくるんですよね。

 ただ、熱く燃える恋をした経験がないと『ラブ トランジット』はディープすぎるらしく、「この人たちはどうしてそんなに過去を引きずってるの?」と不思議に感じる人もいるようです。

 もしかしたら、この番組が刺さる人は、忘れられない誰かが心にいる可能性が高いのかも。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


坂口杏里さんもつきまとい? なぜ女はホストにすがるのか
 元タレントの坂口杏里さん(28)が、2度目の逮捕です。元交際相手のホストの部屋に侵入容疑とのこと。関係が終わったはずな...
内藤みか 2019-09-02 06:35 ラブ
彼は倦怠期なの? カップルで温度差を感じた時の4つの対処法
 どんなに恋愛経験があっても、分からないのが相手の気持ち。「付き合っているのに、なんでこんなに寂しい気持ちになるんだろう...
孔井嘉乃 2019-09-02 19:04 ラブ
恋に縁遠い女性がつい口にしてしまいがちな「NGワード」5選
 容姿はそんなに悪くない。プライベートもそこそこ充実している。だけど男の人からなぜかモテない。「なんで私はモテないの?」...
七海 2019-09-01 06:00 ラブ
結婚する気のない男は女の人生も表情もおブスにする理由!
 初めまして。社会人2年目のOLです。相談したいのは遠距離恋愛中の彼氏についてです。  海外在住の彼との遠距離恋愛...
神崎メリ 2019-09-01 06:00 ラブ
浮気した男はまた浮気する説について “浮体男”の対処法は?
 浮気をした男性が、また浮気する確率は非常に高いといわれています。浮気者の夫や彼を持つ女性が私のところに相談に来られて、...
山崎世美子 2019-11-14 19:23 ラブ
連鎖するモラハラの被害者にならないためのプチ知識 #番外編
 恋愛がらみの怖い事件がたびたび報道される今、暴力を振るったりお金を搾取したりする男性には近づかないようにしよう、と女性...
神田つばき 2020-02-29 06:16 ラブ
彼以外にハマれるものがない…恋愛依存から抜け出すには?
 さて、恋人がいない期間はあなたの人生でどれくらいありましたか?  数年いなくても平気な人もいれば、1日もあけずに...
七海 2020-01-30 06:17 ラブ
頭をぽんぽんする5つの男性心理!脈ありor脈なしの見分け方
 好きな男性から頭をぽんぽんとされると、なぜか嬉しくなってしまう女性は多いでしょう。でも、「もしかしたら、好かれているの...
孔井嘉乃 2020-02-21 18:37 ラブ
運命の人と出会えない…婚活女子が気づくべき“盲点”とは?
「いい人そうだったけど、断った。『学歴も会社も申し分ないのに、なんであんな良い物件断るの!』と紹介してくれた友達に非難さ...
七海 2019-08-29 06:00 ラブ
愛人顔だから既婚男性にモテるの? 愛人気質女性の4つの特徴
 一見美人なのに、なぜか「愛人顔」と呼ばれてしまう女性っていますよね。「好きになってくれるのは、なぜかいつも既婚男性……...
リタ・トーコ 2020-02-26 20:27 ラブ
テストステロンvsエストロゲン 男女の仁義なきホルモン戦争
 さて、恋愛感情とは、身もふたもない言い方をすれば「ホルモン」による化学的作用です。  こうした感情に作用するホル...
しめサバ子 2019-08-28 14:39 ラブ
「高嶺の花」だと思われる…ハイスペ女子が恋愛を楽しむ方法
 あなたの周りにもいませんか? 学歴が高くて、英語もペラペラで、仕事も男性顔負けで活躍していて、もちろんルックスはモデル...
七海 2019-08-28 06:00 ラブ
朝6時にカーテンOPEN 健康的すぎる彼女と迎える“恐怖の朝”
 嫁にするなら「健康的な女子がいい」と、きっと多くの男性が思うはず。規則正しい生活をしている元気ハツラツな女性の方が、家...
田中絵音 2020-02-21 18:27 ラブ
夫を嫌いになる前に!出産前からやるべき産後クライシス対策
 子どもが生まれる前は仲良し夫婦だったのに、子どもが生まれたら冷めきった関係になってしまった……。そんな悩みを抱える夫婦...
孔井嘉乃 2019-08-27 06:00 ラブ
「バリキャリが好き」の甘い言葉に気をつけろ! 3つの注意点
「俺、バリバリ働いている子が好きなんだよね」――。バリキャリ女子にとっては日ごろの苦労が報われる、男性からのありがたいお...
伊藤早紀 2019-08-26 06:00 ラブ
女性向けビデオの人気男優が教える「セックスレス」脱出法
 一徹さんという男優さんは、女性向けアダルトビデオでトップランクの人気があるすごいかた。女性から見て「こんな風に愛された...
内藤みか 2019-08-26 12:41 ラブ