2. 彼はED? 二人でできるセルフチェック
「なるほど。彼はEDなのかも」
「そうね、病院に行く前に二人でできるセルフチェックがあるからやってみたらどうかしら?」
「セルフチェックって、何をしたらいいんですか?」
真剣な夏希さんの様子を見て、えりのボスは夏希さんにセルフチェックのやり方を教えてあげることにしました。
「セルフチェックには、一般的に国際勃起機能スコア(IIEF)という質問票が使われているのよ。興味があるなら、やってみるといいわ」
「わかりました。彼と一緒にやってみます!」
「少しでも可能性があったら、ちゃんと病院に行くのよ。きちんと治療すれば、治るから。あきらめないで。
次にEDになったかもしれない場合に何をしたらいいのか説明するわね」
「はい、よろしくお願いします!」
3. EDになった場合の対策
セルフチェックをやってみて、EDの可能性が高いとなったら次に何をしたらいいのでしょうか。
自分ひとりで治したという人もいるようですが、まずは、パートナーの状態がEDなのかどうか、何が原因なのかきちんと病院で調べてもらいましょう。
EDの原因がわかったら、治療方法に取り組むことができるようになります。
3-1. 泌尿器科の受診
まずは、きちんと診断してもらうことが大切です。病院では泌尿器科を受診してください。原因がわかれば、治療薬が処方されます。早ければその日のうちに処方してくれる病院もあるので、事前に調べておきましょう。
恥ずかしくてちょっと病院には行きたくないという場合には、オンライン診療がおすすめです。インターネットを介して医師に診てもらいましょう。薬は郵送してもらえるので、誰とも顔を合わせる必要がありません。
3-2. パートナーとの話し合い
もし彼がEDだとわかったら、まずはそのことを受け入れましょう。EDを治すには、パートナーの協力が必要不可欠です。EDを治すには何をしたらいいのか、自分には何ができるのか、しっかりパートナーと話し合うことが大切です。
EDの治療に必要なことは、お互いを責めないこと。そして、薬だけでなく、生活習慣の見直しや運動など、刺激が得られるようにいろいろトライしてみましょう。
勃起はとてもデリケートな問題です。リラックスできる状態を作り出せるよう、パートナーとしっかり話し合い、治療に向けて協力していきましょう。
3-3. 食事の見直し
EDの治療には生活習慣の見直しも大切です。生活習慣のなかでも、とくに食生活の改善は効果があるといわれています。
器質性EDが原因である場合、そのもととなる病気の多くは生活習慣病によるものです。乱れた食生活や、偏った食事内容などが原因で血流が悪くなってしまい、うまく勃起できないということもあります。
生活習慣病は、EDだけでなく重大な疾患を招く可能性もあるため、毎日の食事をしっかり見直し、改善していくように気を付けましょう。
3-4. 筋トレ
EDの原因である生活習慣やストレスは、運動をすることによって改善あるいは治療できることが、多くの研究からわかっています。
生活習慣病の原因ともなる運動不足は、肥満や血流が悪くなる原因になります。日頃の運動不足を解消するためにもウォーキングやスクワットなど、手軽にできる運動から始めてみましょう。
とくに、下半身の筋トレはEDに効果があるといわれています。毎日しっかりと継続してみてください。
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