豊胸の覚悟までは…【薬剤師監修】30代からの理想のブラジャー選びと5つの育乳方法

コクハク編集部
更新日:2024-10-10 06:00
投稿日:2024-10-10 06:00
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、ちょっとした有名人です。タヌキか妖怪の噂も囁かれるなか、健康に関する知識はズバ抜けていて――。
 そんなえりのボスのもとには今日も悩みを抱えた女性が、ふらりと立ち寄ったようですよ。その悩みはずばり、30代でバストアップを叶えたい…!

1. 30代になり、婚活を始めた女性。バストアップをしないとダメかも!?

 今回は、ひなのさん(31歳女性/仮名)の方からのご相談です。

「30代になって独身のままじゃ嫌だ、と思って婚活を始めたんです。だけど、パーティでは胸の大きな女性ばかりモテていて…」

 ひなのさんは、自分の胸に手を当てながら話します。

「確かに、あなたの胸は少しささやか気味ね。昔からコンプレックスなの?」

「そうなんです。巨乳だからモテるわけじゃないと思っていても、自分に自信が持てなくて消極的になってしまうんです」

「婚活では積極性も大事。自分に自信が持てないとつらいわよね」

「こんなの嫌です! 私もバストアップして積極的な婚活をしたい!」

 必死な顔でえりのボスに相談するひなのさん。

 これは放っておけません!

2. 30代のバストアップは望める?

「でも、もう成長期は終わりました。身長も伸びないし、増えるのは体重だけ…。それなのに、今さらバストアップなんてできるんでしょうか?」

「一般的に、胸の成長は思春期に始まって25歳頃に完成するといわれているわ」

「そんな! じゃあ、私はもう手遅れですか…?」

思春期の頃に胸が未発達のままで大人になった女性は、30代でもバストアップの可能性があるの。たとえば、女性ホルモンの分泌量の増加が人より少ない体質の人、生活習慣が乱れていて思春期に女性ホルモンが分泌されなかった人、過度なダイエットで慢性的に栄養不足の人が当てはまると考えられるわ。

 ただ、規則正しい生活をすれば自然とバストアップする10代や20代とは違い、30代からのバストアップは努力が必要になるわね」

「そうなんですね…。バストアップのためなら努力は惜しみません! でも……私、思春期の生活習慣は規則正しかったし、過度なダイエットもしていません。こういうケースだと、やっぱりバストアップは難しいのでしょうか?」

 悲しそうな顔で俯くひなのさんに、えりのボスは言いました。

「バストアップができなくても諦める必要はないわ。なりたい胸の形を実現するブラジャーを付けることで、理想の胸に近づくこともできるのよ。理想の胸ごとのブラジャーの選び方を知っている女性は意外と少ないから、解説するわね」

【読まれています】全力共感!胸が小さい女性、胸が大きい女性「あるある悩み」攻防戦10選

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


世にいうおしゃれ更年期!? 去年の服が似合わない原因&5つの対処法
 衣替えをするのは大変ですが、「そうだ、これ買ったんだ!」なんて忘れていた洋服と再会することもあり、ちょっぴり楽しい時間...
不安定な生理や閉経前こそ月経カップ!基本的な使い方【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
非モテ認定待ったなし! 男に誤解されやすい地雷系メイク3選
「地雷系女子」とは、見た目は可愛いのに、性格が自分勝手で自己中心的だったり、情緒が不安定で感情をコントロールできなかった...
お腹がすいた、我慢無理!おすすめの「太りにくい夜食」4選
 仕事が遅くなってしまった時や、夜中に資格取得の勉強などをしている時、どうしても夜食が食べたくなってしまう時ってあります...
冬に毎日シャンプーするのはNG? 寒い季節の正しいヘアケア
 汗をかきやすい夏は、毎日シャンプーをしている人がほとんどでしょう。でも、「汗をかかず、乾燥しやすい冬にも毎日シャンプー...
尻のおできは踊り子の職業病?穴開きクッションの世話になる
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんの月イチ連...
40代の疲れ顔を解消!ケバくならない「お呼ばれメイク」ポイント7つ
 結婚式やお祝いなどお呼ばれの席では、服装や雰囲気に負けない華やかな「お呼ばれメイク」をしていきたいですよね。でも「お呼...
更年期予防&若さを保つにはホルモンの一種「ビタミンD」【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
実はカロリーお化け!意外に高カロリーな食材&食べすぎ時の対処法
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス……。多くの人はできるだけ低...
シリコン製グッズを制する者がしっとり肌に!手持ちの化粧品も使える
 しっとりとした肌を育むために、どんなことをしていますか? 乾燥が気になる秋冬シーズンには、普段より高保湿のコスメに変え...
毛穴詰まりが怖くて躊躇…ナイトパウダーってどうなのよ?
 みなさんは、ナイトパウダーを使っていますか? ネットでも話題になっているので、気になっている人も多いはず。でも中には「...
イジらなくても魅力増す「40代のチャームポイント」見つけ方
 年齢を重ねると、見た目の差がだんだん大きくなってきますよね。実は、40代を超えてからも綺麗で可愛らしい女性の多くは、「...
オートファジーダイエットって?16時間の“軽い断食”を成功させるには
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代のインナーカラー ど派手“痛おばさん”を回避する注意点4つ
 髪の毛の内側だけにカラーを入れる「インナーカラー」は、若者から50代くらいの女性まで、広い世代に流行していますよね! ...
バズコス「おいせさんコスメ」スプレー2種、お浄め効果を試したら…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
女性のメイクが嫌いな彼氏対策!方法3つで我慢せずに化ける
 男性の中には、女性のメイクが嫌いな人も多いですよね! 中には、付き合った彼氏に「メイクをしないで」と言われ、悩んでいる...