夏のディズニーランドデートは彼の“真の姿”を見極める好機

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2019-11-14 19:22
投稿日:2019-08-17 06:00

自分のことで精一杯…不合格男の特徴3つ

1. 予定は女性に任せっぱなしで、下調べはほとんどしません。現地に着いても右も左もわからず、女性に「よく知ってるよな~」と褒めて、計画性のなさをゴマカします。他力本願ぶりが随所に見られるはずです。

2. 金銭感覚については「今月はお金がない」とグチるくせに、自分の趣味には「アマゾンでポチっちゃった」と惜しげもなく使ったり。それで彼女とのデート資金に余裕がなくなると、キャッシングしたり、同僚に借りたりするのをためらいません。

3. 「暑いから中に入ろう」というセリフは、パークデートではありえませんが、そんなことを平気で口にするのは、不合格男です。さすがにそこまで自分勝手な忍耐力ナシ男さんは少ないかもしれませんが、すぐバテバテになり、口数が減る男性はよくいます。しかも不機嫌になるので、女性が飲み物を買ってきたり、話しかけたりして気遣わないいけなくなります。

 一言でいうなら、パークデートで自分のことで精一杯になるタイプは、ダメなのです。何より生命体の個体として弱い男性は、結婚相手にはお薦めしません。

何かのきっかけでモラハラが始まることも

 相談の後、A子さんから連絡がありました。彼氏に変化があり、「なんだか小言も多いし、態度も横暴になりました。喧嘩は嫌なので、私が謝るようになったのですが……」とのこと。

 これは人が変わったのではなく、真の姿だと解釈していいでしょう。何かのキッカケで、男性が隠していた部分をさらけ出すようになると、「お前のそこが嫌だ」「お前とは無理だ」「お前が悪い」とモラハラが始まることは珍しくありません。ディズニーランドデートが、そのキッカケになることは十分あります。

「俺、混んでるの無理」「お金がない」「予定がたたない」「暑いの苦手」などと言い出す男性は要注意なのです。

「私もあのときは暑くてしんどかったけど、せっかくだから楽しく過ごしたいと思っていました。でも彼はすごくわがままなんで……」

 A子さんは彼と別れて正解でしょう。結婚生活は、忍耐とお金とある程度の人生計画が必要ですから。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


墓場まで持っていく覚悟で…不倫カップル「密会デート」スポット5選
 既婚者の男性の70%、女性の30%が経験済みといわれているのが、不倫。読者の女性の中にも、もしかして不倫をしている方が...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
妄想は自由です!アプリもいいけど憧れる「ロマンチックな出会い方」6選
 現代の出会いの場といえば、マッチングアプリ。昔はマッチングアプリでの出会いはマイナスのイメージが定着していましたが、今...
恋バナ調査隊 2023-09-10 06:00 ラブ
結婚から介護まで直滑降かも…すごい年上を好きになったら覚悟すべきこと
 自分よりも年上の男性には、包容力や安定感など、なんとも言えない魅力がありますよね。10歳以上、年の離れた男性と結婚する...
別れたら彼女が不憫でしょ? セックスレスと冷めを自覚する30男の葛藤
「冷酷と激情のあいだvol.159〜女性編〜」では、半同棲中の恋人・カズナリさん(31歳・仮名)に対して、夜の生活を「生...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
夜のベッドインは「褒美デー」限定! 年下男調教中の34歳女が漏らす不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
タトゥーの入った彼と恋愛、そして結婚…心配する周囲との付き合い方は?
 最近では、ファッションとしてタトゥーを入れる人が増えていますよね。とはいえ、まだまだ日本はタトゥーや刺青に厳しい国とい...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
現実ってやつは残酷です…久々のデートで“おじさん化”した夫にドン引き!
「この人と一生一緒にいたい!」と思って結婚した夫。しかし、長い年月が経てばそんな夫への想いも見方も変わるもの。今回は、久...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
年上女性好きは質問3つで見極め!新妻の約4人に1人が姉さん女房の朗報
 アラフォーになってから婚活を始める女性が増えています。そうした女性たちのなかには「どうしても年下の男性がいい」と、譲れ...
内藤みか 2023-09-07 06:00 ラブ
待て待て待て、金銭感覚の壊れ具合もA5級!高い買い物をする夫の対処法
 結婚してから、節約して将来のために貯金をしている人は多いですよね! それなのに、ある日突然、夫が相談もなしに高い買い物...
恋バナ調査隊 2023-09-07 06:00 ラブ
知った気になってない?「ドМな男性」の特徴と付き合い方のお作法
 男性には、女性に対し「守りたい」と思う庇護(ひご)欲が備わっているため、Sっ気のある人が多い傾向にあります。ですが性格...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
好きな人ができない…でも結婚したい人が取るべきアクション
 学生時代や20代の頃は恋愛に対して前向きになれていたのに、年齢が上がるごとに億劫になってしまう傾向ってありますよね。 ...
若林杏樹 2023-09-06 06:00 ラブ
「つまり」「要するに」でまとめたつもり? “せっかち夫”に対抗する方法
 人によって性格は千差万別。のんびりマイペースな人もいれば、せっかちで1秒も待てない人もいます。  今回は、せっかちす...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
セルフプレジャーはむなしい行為なの? 固定概念を変える方法を伝授
 SNSでセルフプレジャーについて発信を行っているので、女性からDMをもらう時もあります。  そこで気になったのが...
豆木メイ 2023-09-05 06:00 ラブ
生理前後にムラムラするの、私だけ? 女性の性欲が強くなるメカニズムとは
「生理前になるとなんだかムラムラする」「生理後はセックスしたくてたまらなくなる」など、生理前後で性欲が強くなる女性は多い...
恋バナ調査隊 2023-09-05 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-09-05 06:00 ラブ
私が結婚したのは「貝」なのか? 夫との会話レス対処法3つ
 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ