急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?

コクハク編集部
更新日:2025-02-20 06:00
投稿日:2025-02-20 06:00
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、ちょっとした有名人です。タヌキか妖怪の噂も囁かれるなか、健康に関する知識はズバ抜けていて、えりのボスのもとには今日も悩みを抱えた女性が立ち寄ったようですよ。今回の悩みはずばり、彼氏の性欲減退について――。

1. 長い付き合いで求めてくれない。これって倦怠期?

 今回は、リナさん(35歳/仮名)からのご相談です。

「最近、なんだか同い年の彼が淡白なんです。自分で言うのもなんですが身だしなみに気を遣っているし、努力はしているつもりです。

 デートは頻繁、休日はいつも一緒にいます。傍から見たら理想的なカップルに見えると思うんです。

 でも…いわゆる『レス』なんです。こんなこと友人にも相談できないし、困っています。彼に直接聞けるくらい度胸があればいいんですが…。彼の行動から見て、浮気の可能性はないと思います。どうやったらきちんと彼に求めてもらえるんでしょうか?」

「う~ん…」

 えりのボスはあごに手を当てながら、思案しているようです。

「話を聞いていると、女の影はないようね。さすがに四六時中一緒にいて浮気する暇はないでしょうから。ひと言で言うと、『性欲減退』かもしれないわ」

「せ、性欲減退…。それって私に問題が?」

 リナさんは、かなりショックを受けた様子で狼狽しています。

 これは放っておけません!

2. 彼が淡白になった! 浮気以外で考えられる原因は?

「性欲減退といっても、原因は人それぞれ、さまざまなのよ。大きく分けると、心理的要因、身体的要因、薬の副作用などがあるわ。

 たとえば、子どもの頃のトラウマは、性的思考を抑圧してしまい、大きな影響を及ぼすわ。あと、病気。慢性腎臓病には性欲減退の症状があるの。また、うつ病や前立腺がんなどの薬には性欲を抑える副作用があるのよ」

 えりのボスの言葉に、リナさんは反論します。

「でも、以前は夜の生活はまったく問題なかったんです。病気に関しても、健康面での問題はないと思います」

「そうなると、ほかに考えられる主な原因としては、疲労、心理的ストレス、加齢あたりね」

 えりのボスがそう言うと、リナさんは何か心当たりがあるようで、ハッとした表情を浮かべました。

【読まれています】近眼と老眼の混合。コンタクトレンズかメガネか、おばさんは迷ってます

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


水蜜桃メイク知ってる?トレンドど真ん中、たった4︎分で叶う衝撃ハウツー
 水蜜桃メイクというメイク法をご存じですか? 中国発でSNSを中心に話題になっているトレンドメイクのひとつで、ピ...
まだまだ流行中のキャップ! 40代コーデで野球少年風を卒業するコツは?
 帽子コーデが好きな人が、必ず定番で持っているのがキャップです。でも、子供っぽくなったり、大人っぽいスタイルにどう合わせ...
30~40%の日本女性が整形!? それでも踏み切れない4つの理由
 今では、美しくなるための手段として珍しくなくなってきている整形。日本では30%〜40%の女性が、生涯のうちに1回は整形...
新年だしスッキリしよ! 昔の服が捨てられない人への処方箋
 必要最低限のお気に入りの持ち物で生活する「ミニマリスト」とは対照的に、「物を捨てられない」と悩む人はたくさんいますよね...
新年初買いはECサイトで30%オフのパンツ!プロの接客と裾上げにも涙…
 冬のセール真っ只中、仕事の合間にD2Cブランドのワイドサテンパンツをポチっとしました(笑)。で、手元に届いた“戦利品”...
【専門家監修】心を健康に! 自己肯定感を上げるセルフコンパッション術
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
奇抜とは限らない!40代加齢のドヨーン顔回避に「アシメ前髪」はいかが
 左右非対称の「アシメ前髪」は、少し個性的で奇抜だというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。ましてや、若い子が...
ガタガタ眉でも諦めない!たった2分で誰でも左右対称の美眉になれるテク
 眉毛メイク、左右対称に描けていますか?  筆者は、メイクの中で眉毛に一番時間がかかってしまい、なかなか納...
チョロっと出てたら恥部!鼻毛のお手入れ頻度は?抜いたらダメ??
 日常生活で、見られたら絶対に恥ずかしいのが「鼻毛」です。見られた本人も恥ずかしいし、見てしまった人も指摘しにくい! で...
【2023年人気記事】尿のニオイでわかるサインと対処法(専門家監修)
 2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【2023年人気記事】たかがパンツされどパンツ、30年ぶりのTバックで…
 あけましておめでとうございます。2023年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
サマンサタバサ、4℃大量閉店 エビちゃんOL系が令和世代にウケない背景
 これも時代か…。かつて若者の人気ブランドだった「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」の経営危機が報じら...
31歳女が勇気を出して「人生初まつげパーマ」に挑戦してみた
 恥ずかしながら、30代になってもまつげパーマをした経験がありませんでした。そんな私がまつげパーマに挑戦したきっかけは、...
自分の顔見てぎょ!「まぶたのたるみ」すっきり見せるケア&メイク法
 自分の顔を鏡で見たとき「アイメイクしているのに目元に元気がない…」と感じたことがあるアラフォー、正直に挙手!  そ...
意外と見られてる!“愛の証”キスマークの消し方と隠し方…安心してつけて
 大好きな彼との熱い時間に、ついてしまったキスマーク…。会社に行くのも気まずいし、友達に見られるのも嫌! と悩む人もいる...
盛りブラよりスポブラ! 貧乳40女が直面したブラジャー問題
 自他ともに認める貧乳です。ええトシこいて、あばら浮いてます。  よって筆者のブラジャーは盛り重視。「寄せて上げる」ど...