更新日:2025-04-18 06:00
投稿日:2025-04-18 06:00
これまでのあらすじ
静香さん(35歳茶道講師/既婚子供アリ)は、祖母、母と3代にわたり、都内の邸宅で茶道教室を開いている女性だ。彼女は懇意にしている呉服屋Aの若旦那・航平さん(40歳/既婚子供アリ)に一目ぼれ。長身で甘く整った面差しの彼の「特別な存在になりたい」と、商品購入にお金を使う。
そんな折、VIP客を対象にした着物の展示会が熱海の老舗旅館で開催され、静香さんは憧れの航平さんと個室で2人きりに。その着付けの最中、2人は男女の仲になった。そして、結果的に300万円もの商品を購入し、その後も彼のために売上貢献する日々が続く。
だが、イケメン若旦那は、呉服屋Aに通う他の女性とも関係している事実が発覚。静香さんは愕然となり――。
還暦女とも男女の仲に?
静香さんは語る。
「航平さんが他の女性客とも男女の仲に…? その事実を日本舞踊の師範・涼子先生に聞いたとき、ショックでひざから崩れそうになりました。
セレブな女性客が『イケメン若旦那』目当てに熱心に呉服屋Aに通っているのは周知の事実ですが、まさか50代の涼子さんや還暦のお琴の師匠・久恵さんとも関係があるなんて…。あまりの衝撃に、その日はどのように帰宅したのか覚えていません。
ただ、私に触れた手や唇が、他の女性にも同じことをしていたかと思うと許せない…と憎しみが湧いてきました。明らかにマクラ営業です。しかも、20歳も離れた還暦女も相手にするなんて…」
静香さんはしばらく眠れぬ夜を過ごした。しかし、自分には家族がいて、茶道講師としての立場もある。常に優美に振る舞わねばと言い聞かせた。
ラブ 新着一覧
好きな男性と目が合うと、誰だって嬉しいもの。「これって脈ありサインなの?」とドキドキする人も多いでしょう。でも、万が一...
男性は好きな女性と接している時、気持ちが行動に表れてしまうもの。彼女の頭を撫でるのも、そういった心理が働いています。女...
コロナ禍による出会いの激減により、恋愛をすること自体をあきらめる女性が続出しています。そんな“無恋愛”を選択した彼女た...
突然のコロナ禍。人とのコミュニケーションが少なくなり、健康やお金、仕事への不安を抱えている人も多いでしょう。でも、そん...
みなさん、母性あふれる女性って魅力的だと思いませんか? 近年では「バブみがある」と言いまして、つい甘えたくなる女性のこ...
一昔前までは、「男性は人前で泣かない」というのがセオリーでしたが、最近では彼女の前でも隠すことなく涙を流す男性が増えて...
出会ったばかりの男性を好きになったり、男友達と二人で遊んだだけで気になりはじめてしまったり……そんな惚れっぽい女性は、...
彼氏から束縛や心配をされると、「愛されている」と喜んでしまう女性は多いでしょう。しかし、その行動は愛ではなく“ストーカ...
好きな人ができたら、その人の彼女になりたいと思うのは当然ですよね。でも、あなたが片思いをしている場合には、付き合うかど...
亭主関白タイプの男性は、「男らしくてかっこいい」という意見がある反面、「自己中心的過ぎて腹が立つ!」と感じる人もいます...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚に反対する親も少なくなりました。ずいぶんと時代は変化しましたが、できれば...
彼とのおうちデートや半同棲生活では、「この子は生活能力が高い」と思わせることができれば、同棲や結婚へのチャンスも近づき...
交際が順調に進めば、「このまま彼と結婚したい」と思うのは当然のこと。しかし、なかなか結婚話が出ないと「彼にとって、私は...
感染症の流行が続くなか、恋人から「もう別れよう」「もう友達に戻ろう」などと言われる女性が続出しています。その原因は女性...
いつもは仕事などでキリッとしているカレが、素の顔や弱いところを見せてくるとキュンと来ちゃいますよね。仕事のできる男性に...
誕生日や付き合った記念日、結婚記念日など、女性が大切にしたい「記念日」。でも、そんな記念日を、あっさり忘れてしまうのが...