更新日:2025-05-10 06:00
投稿日:2025-05-10 06:00
我慢していたけれど
今では顔を見ると不快感を覚える日も増えているにもかかわらず、本人に対してはっきりと「気持ち悪いから、やめて」と言い出せず、やんわりと拒否の意向を伝えるにとどまっているのだとか。
「ウチの夫、私よりかなり年上なので結婚当初から“亭主関白系”なんですよね。昭和時代の価値観っていうのかな、だから私が彼の意に沿わない発言をするとけっこう揉めます。
モラハラとかパワハラとかそんな雰囲気もありますけど、本人に指摘したところで治らないんですよ。だから平穏な生活をキープするなら、私が余計なことを言わないのがベストって感じで」
夫の性格を考慮し、なるべく波風を立てない形で問題を解決したいと明美さんは話します。
離婚しかないの?
明美さんの夫はいわゆる「外ヅラがありえないほどに良いタイプ」。そのため、周囲や親族に相談しても、「話を盛っている」と一蹴されただけで、気まずいまま終わってしまったと訴えます。
「ぶっちゃけ、結婚する相手を間違えました。結婚当時の私は、夫を“大人の男性”と見ていて包容力や経済力に惹かれた面が強かったですけど、結婚をしてみたら自由も少ないしなんだか怖いし。
基本的には腫れ物に触るような感じで生活してきましたので、レスは大歓迎。だけど身体を見せるのは本当にストレスです。
あーあ。これは離婚するしかないのでしょうか。でも、私は今仕事をしていないので経済的な自信がないんです…」
◇ ◇ ◇
明美さんの悩みは深刻ですが、夫であるサトルさんにはその苦悩を全く理解している様子はありません。今も、明美さんは解決策を見つけられず、“冷酷と激情”のはざまにいます。次回に続きます。
関連記事
ラブ 新着一覧
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
世の中には、かっこいい顔をしていながらも、浮気男やマザコン、サイコパス男、ストーカーなど、中身がヤバい男性が存在します...
アドバイスと言う名のダメ出しを食らったことってありませんか? 正しいことを言われているし、欠点は直すべきなんだろうけど...
女性の中には、「男性に尽くす女性」と「男性から尽くされる女性」がいます。尽くし続ける恋愛に疲れてしまう女性もいる一方、...
「冷酷と激情のあいだvol.28〜男性編〜」では、わずか結婚1年で、年上妻から離婚された男性・Hさんの困惑をご紹介しまし...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。愛されたい、大事にされたいという思いが強ければ強いほど頑張ってしまうものです...
男性が恋の始まりを予感する瞬間には、さまざまなパターンが存在します。そこで今回は、男性が恋の始まりを感じる8つの瞬間を...
女性には、それぞれタイプがあります。そのタイプによって、男性からのウケが変わってくるもの。そんな中、いつの時代も男性人...
最近、よく耳にする「枯れ専女子」。聞いたことはあるけど、実際にどんな女性のことを指すのか、イメージが湧かない人も多いで...
年末年始、感染が拡大したことで、初詣にも行かず、自宅で時間を持て余していた人はかなり多かったようです。このような時にマ...
恋愛をすると、相手に求めてしまってばかりの人がいます。理想通りの反応がないと、「思っていた人とは違った……」と、気持ち...
思いを募らせていざ告白したはいいものの、振られて撃沈してしまうことってありますよね。そして、振られた後に新たに出てくる...
恋が盛り上がりそうになっていたのに、突然、彼からのLINEが冷たくなったことはありませんか? それってもしかしたら、男...
「面食い女性」とは、男性を「美しい顔」かどうかで選ぶ女性のこと。イケメンばかりと付き合っている面食い女性は幸せに一番近い...
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...