更新日:2025-05-14 06:00
投稿日:2025-05-14 06:00
あなた、関係なくないですか?
夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
先日話題になった、永野芽郁さんと田中圭さんの“不倫疑惑”報道。本人たちは否定しているものの、自宅での密会にプライベートなLINEの文面まで流出し、SNSは大騒ぎ。特に女性からの激しいバッシングが止みません。
正直、あれを見ていて思ったのは、「みんな、どうしてそんなに怒ってるの?」という素朴な疑問です。だって、あなた関係なくないですか?
もちろん、芸能人だからこそ“見られる職業”としての責任はあるでしょう。でも、あれほどまでに当事者でもない人が感情を爆発させるのって、ちょっと不思議。
もしかすると、世の中には「結婚しているのに恋愛するなんて許せない!」という強い正義感というより、「自分は我慢しているのにズルい」という抑圧からくる怒りが多く潜んでいるのではないか、と感じるのです。
無関係な人が責める乱暴さ
そもそも、不倫ってそんなに珍しいことじゃないと思っています。誰かと結婚して、何十年も一度も気持ちが揺れないなんて、現実的にはかなり難しい話。特に、夫婦の間でセックスレスが続いていたり、会話がなくなっていたりすれば、なおさらです。
2024年の「ジャパン・セックス・サーベイ」によると、婚姻関係にあるカップルのうち、64.2%がセックスレス状態にあるとのこと。20年前の約2倍という結果に、「今やセックスレスは特別なことではない」と言える時代に突入しています。
身体的なつながりだけじゃなく、精神的な安心感やスキンシップが失われると、人は孤独を埋める相手をどこかに求めたくなる。そんな誰もが抱く欲求を、無関係な人が単に「不倫=悪」と責めるのは、ちょっと乱暴すぎる気がします。
ラブ 新着一覧
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
自意識過剰な男性は、LINEにもその心理が表れていますよね。どんなにかっこよくても、自分に酔ったLINEにドン引きする...
恋活アプリでマッチング後、初めて会う時はとても緊張しますよね。お互い、写真や文面での情報はわかるけど、本当はどんな人な...
美人でスタイルが良く、仕事もできる完璧な女性は周りから憧れの存在。きっと、あちこちで男性からアプローチされていることで...
Withコロナの時代、お外に出るのがはばかられる時ってありますよね。はたまた、天気予報が悪かったら、デートは屋内にして...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.25〜女性編〜」では、恋人の気を引きたくて、つい別の男性の存在を匂わせてしまう女性・Rさんの...
好きになった男性がプライドの高い人だった場合、「ちょっとしたことで彼の地雷を踏んでしまった」という経験がある人も多いで...
魅力ある人がモテると思われがちですが、魅力がなくてもモテる方法があるんです。「無駄モテ」でもよければ、ですが……。この...
人を好きになることは、とても素敵なこと。しかし、次々と人を好きになってしまう「惚れっぽい」女性の場合には、注意が必要で...
好意を抱いている男性がいても、「私なんて、どうせ相手にしてもらえないだろう」と、何もせずに諦めてしまう人もいるでしょう...
好きな人とのLINEが長く続いている時、「相手はそろそろ終わらせたいと思っていないかな?」と心配になることってあります...
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
誰かを好きになるというのは、とても素敵なこと。恋をすることで、生活にハリが出てきたと感じている人も多いでしょう。しかし...
恋活や婚活の出会いの場として欠かせないのがアプリ。しかし悲しいけれど、男性側の「ヤリモク」の場として利用されていること...
好きな彼と一緒にいる時、「今、キスしたい!」と思う瞬間ってありますよね。そんな時、恥ずかしさからその気持ちを隠してしま...