更新日:2025-05-30 06:00
投稿日:2025-05-30 06:00
私ではなく寿司を見ろ
そういうわけで恋人との食事も、うまくいった試しがなかった。食べものほどの愛はないが、憎からず思っている相手ではある。たまにはデートというコミュニケーションも必要だろう。
しかし、お昼何食べる?と聞けば、「ミエカの好きなもの」、夜ご飯は?と聞けば、「ミエカが食べたいもの」……。
そんならわし、アンタと一緒に食う意味あんの?
食に集中するためにカウンター席を選べば、体ごとこちらに向けて、どうでもいい愛の言葉を囁き続け、職人が握った寿司が葉の上で乾いている。私ではなく寿司を見ろ。私は寿司しか見ていない。体を捻って食事をしたらお腹が痛くなると、親に注意されなかったか。
「よく食べるミエカが好きだよ」と乾いた寿司を寄越されても、回転寿司のレーンで何周もしたような寿司は嫌だ。自分の寿司に責任を持てよ。ロマンティックな恋人は、見知らぬ酔っ払いより質が悪かった。畢竟、食事を断りがちになる。他に好きな人でもいるのかと問われれば、「この世の食べ物全て」と即答するだろう。
ライフスタイル 新着一覧
米価格の高騰が止まりません。農林水産省が3月24日に発表した米の平均小売価格は、5キログラム入りが4172円。とうとう...
これから子どもの入園・入学を控える女性の中には「ボスママとうまくやっていけるかな…」と不安になっている人もいるのでは?...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ギフトやデイリーユースの販売に加え、冠婚葬祭をはじめとした「ライフイベント」...
本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
今回は「更年期」...
子どもを通して接点を持ったママ友。仲良くなるにつれて、良くも悪くも「こんな人だろう」とイメージが固まるものですが、果た...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
歩行禅って知ってる?
歩きながら「ありがとう」や「ごめんなさい」を唱えると、ココロがすっきりするらしい。
...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますよう...
年齢を重ねると、体の老いを実感する瞬間が増えてきますよね。今回は、40代を過ぎて老いを実感した人のエピソードをご紹介し...
「なんで私はこんな生活をしているのに、友人ばっかり幸せそうなの…」「みんな毎日充実してそうなのに、私は全然充実していない...
歌手の倖田來未(42)が23日、自身のインスタグラムを更新。4月13日に開幕する『2025年大阪・関西万博』関連のイベ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年2月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
あなたには「そろそろやめようかな」と思っている習慣はあるでしょうか? 今回は40代の女性たちに「やめたこと」を聞いてみ...
















