都合がいい関係? 遊び目的の年上男性が囁く甘いセリフ4選

七海 ライター
更新日:2019-09-05 06:00
投稿日:2019-09-05 06:00

年上男性が囁く甘いセリフ4選

甘い言葉を鵜呑みにしてはダメ!(写真:iStock)
甘い言葉を鵜呑みにしてはダメ! (写真:iStock)

 そして彼らのもう1つの特徴は、自分と同年代や結婚適齢期の女性は狙わないということにあります。知り合いの某経営者は「結婚願望はない。彼女にするなら25歳以下」と言っていたので「なぜ?」と聞きました。

「結婚願望が強い年齢の女の子は、付き合っているうちにうるさく言うようになるからね」

 年収5000万を誇る彼の目は非常に冷静で、ゾッとしました。結婚をして恋愛や遊びの自由がなくなるのは困る、女の子とは交際したい……だから結婚願望はあまりないけど、婚活市場にはいる。そんな地雷男がささやくセリフを4つ紹介します。

「次の彼が見つかるまでのつなぎだと思っていいから」

 特に「次の彼と結婚する。だから、真剣に恋人を選ぶ」というスタンスで婚活をしている女性は要注意です。頑なに「簡単に交際の申し込みには応じないぞ」とは思っていても、長く婚活を続けていると、疲労したり、寂しくなったり、焦ったり、心の中が不安定になることもあります。

 そんな寂しさに漬け込むのが「次までのつなぎでいいから、いいように俺を使ってよ」というセリフ。一見下手に出ているようですが、いざ応じて「好きになったから付き合ってよ」と言っても、「そんな関係じゃないじゃん、俺ら」とあっさりかわされてしまうことでしょう。

「同世代の男じゃつまらない経験しかできないんじゃない?」

 30代でそこそこ稼ぎがある、となると年若い婚活ユーザーからしたら随分大人に見えます。それを利用したかのようなセリフ。これを言われて「わたしのことを子供扱いしてないってこと?」と舞い上がってしまうようでは彼らの思うツボです。

 確かに旅行をおごってくれたり、同世代の恋人では連れて行ってもらえない高級レストランでデートしてくれるかもしれない。しかし、楽しんだ後にきちんと結果が残っているかは、わかりません。

 彼らは単に、「若くて物を知らないウブな女の子に素敵! 大人!」と思ってもらうためだけに、あなたを選んでいる可能性があります。それは交際ではなく、プレイの一種です。

「自由な関係だからこその楽しみ方も知っておいて損はないよ」

「付き合うってこと? それとも単に遊びってこと?」

 あなたがはっきりさせようと問い詰めても、彼らはのうのうと明確な答えをせず濁します。そしてこう言うのです。

「名前が付かない関係っていうのもありじゃない?」「自由な関係を楽しめる女性も魅力的だと思うよ」

 それを楽しめないわたしは器量が狭い子供ってこと? と不安になって流されている場合じゃありません!

「結婚する気がないなら、付き合うのは嫌です」とはっきり言いましょう。ゴールが見えない関係に苦しむことになるのは、ほかならぬあなたです。

「才能があって特別な女の子だからこそ縛りたくないんだ」

 彼らの常套手段は、あなたを特別扱いすること。

「若いのに賢いね」「ほかの子とは違うね」「特別なセンスがあるってよく言われない?」

 同世代の若い女の子とは何か違う、と特別扱いされたら、承認欲の強い年ごろである若い女子たちはいとも簡単に嬉しくなってしまいがち。

 ですが、それを鵜呑みにして喜ぶのはダメ。「だからこそ、自由な関係でいようよ」「君を自分一人で縛り付けるのはもったいないからさ」なんて言って、都合のいい搾取をあなたに要求するための前座でしかありません。

 残念ながら、そのセリフはみんなに言っています。「特別」と言われて喜ぶ時点で凡人確定! と言い聞かせて「結構です」と断る勇気を持ちましょう。

まとめ

自分にとって大切なことを見極めて(写真:iStock)
自分にとって大切なことを見極めて (写真:iStock)

 わたしは大学を出てすぐの22歳の時から恋活をすっ飛ばし、婚活の土俵に立ってきました。すると「まだ若いから、多少弄んでも構わないだろう」というふざけた考えの大人がハイエナのように集まってきました。

 若さは武器になる、と同時にナメられる要因になる、と学びました。

 結婚という明確なゴールがないのであれば、多少は彼らに乗っかって遊んでみるのも、彼らの言うとおり「いい経験」になるかもしれません。

 しかし、「30歳までには結婚したい」「子供が2人欲しいから早めに配偶者候補を探さなきゃ」と明確なプランがあるのであれば、遊び目的の大人にはまっている場合ではありません。

 もちろん魅力的ですが、その分、抜け出す時は傷だらけになる覚悟も必要です。

七海
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ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

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