更新日:2025-07-25 11:45
投稿日:2025-07-25 11:45
夫と同年齢で、身長も体型も夫にそっくり
新規登録の女性は「目玉商品」として男性会員に優先表示される。案の定、唯子さんのページには「いいね」が殺到した。
その中に、ひときわ目を引くコメントが届いた。
「初めまして。都内に住むシンジと申します。ルナさんの赤いバラに魅せられて声をかけました。僕も妻とは完全にレスですが、家庭を大切にしながら、十代のころのようなときめきを取り戻したいです。よければお友達から始めませんか?」
シンジ――。夫と同じ名前だった。
写真はボカシで顔は見えないが、夫と同年齢で、身長も体型も夫にそっくりだった。
唯子さんは悩んだ末、思い切ってマッチングを承認し、「親の介護で返信が遅れるかもしれませんが、よろしくお願いいたします」と送った。
新規登録した親友にも同じ内容を…
「私も相当マチアプ依存ですが、夫まで…?それも1万円の月会費を払って」と唯子さんは漏らす。 困惑した唯子さんが大学時代の親友に相談すると、彼女は頼もしく提案してくれた。
「私が無料登録して、旦那さんか確かめてあげる」
読モ経験のある美人の親友は、ミニスカ美脚写真をアイコンにして「おとり捜査」を開始。 すると、シンジから唯子さんに送られた文面とほぼ同じ内容のコメントが親友にも届いた。
「親友はすぐにシンジとマッチングしてくれました。サイト内のチャットで趣味や仕事を探るうちに、シンジが『仕事は、跳ね馬です』と言った瞬間、私は確信しました。フェラーリの跳ね馬。夫の勤務先です」
落胆と同時に、「じゃあ私も堂々と遊べる」と開き直る自分がいた。親友には「私の夫とデートしてほしい」とお願いした。
ラブ 新着一覧
大切な人がいなくなってしまったり、ほかの人と結ばれてしまったり……好きな人との失恋は本当につらいですよね。でもずっと落...
「結婚したい」と思っていても、実際のところ、まだ好きな人すらいない女性もいるでしょう。婚活をするなら自ら積極的に動くこと...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする、「40代50代の大人婚」連載の番外編。インタビュアー・内埜(うちの)...
男性は、付き合う女性に癒しを求めているもの。そのため、一緒にいて安心できるふんわりした印象の「癒し系女性」は、いつの時...
パートナーによって人生って変わりますよね。相性の良いパートナーを得て以前よりも幸せそうになった人、パートナーとうまくい...
多くの女性が、理想の男性に求める条件として挙げるのが「誠実さ」でしょう。だって、誠実に向き合ってくれる男性となら、「幸...
“あざとい女性”というと、「計算高そう」というイメージが強いですよね。少し前まで、そんなあざとい女性は、同性からだけで...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。世界人口74億人。パートナーとの出会いはすごいご縁です。できれば仲良くやって...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.33〜女性編〜」では、心のこもっていない言葉を交わす夫にうんざりしている妻・Fさんの疲弊をご...
緊急事態宣言の解除の日が待ち遠しい昨今。桜の開花とともに、かつてのようなリアル対面での交流が増えてくるかもしれません。...
2度目の緊急事態宣で出会いや恋愛の機会を奪われた人が大勢います。長引くコロナ禍により、男女のマッチングにかなりのスロー...
どんなにタイプの男性でも、嘘つきと分かれば気持ちは冷めてしまうもの。付き合ってから、信用できない相手だと知るのは辛いで...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする、「40代50代の大人婚」連載の番外編。インタビュアー・内埜(うちの)...
皆さんは「カレを落としたい!」と思った時、どんな行動を取りますか? 美容にお金をかけたり、ボディラインがきれいに見える...
結婚は、女性にとって人生を大きく変える最大のイベントです。そのため、結婚願望はあっても「本当にこの人でいいのか……」と、...