なんで全部マネするの?次男の妻が意味不明…悩む57歳義母が見つけた意外な突破口

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-09-24 11:45
投稿日:2025-09-24 11:45
 かつての嫁姑問題といえば「同居」や「家事」、「子育て」をめぐる衝突が定番でした。しかし令和の時代を迎え、別居が当たり前になっていても、仕事や育児スタイルをめぐって新たな摩擦が起きるなど“モヤモヤ”は健在!?

 表面的には平和で、心の中には小さなトゲが刺さったまま…なんて事例も。現代を生きる女性たちのリアルなテーマである“嫁姑問題”を、元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが取り上げます。

良くも悪くも「長男の妻」に同調する次男の妻

 登場するのは、57歳のチカコさん(仮名)。当時20代半ばだった次男の妻に悩まされたというエピソードです。

「私は次男の妻が、長男の妻の行動を何でも真似してしまうことに悩んでいました。たとえば、家族の集まりに長男の妻が来れば、次男の妻も必ず出席。来なければ、同じく欠席。

 私に長男の妻がプレゼントを贈れば、次男の妻も似たものを贈ってくる…長男と次男の妻同士は仲がいいわけでもないのに、なぜか“足並みを揃える”行動ばかりで…。

 私の目には“自分で考えることを放棄して、長男の妻を真似ているだけ”に映り、ストレスの種になっていったんです」

【読まれています】「都合がいい時ばっかり!」未熟な若妻にイライラ…53歳の義母が下した“自己防衛”作戦

チカコさんが見つけた突破口とは?

 最初の頃は「微笑ましい」とも思えたものの、次第に次男の嫁には「信用できない」という気持ちが芽生えてしまったというチカコさん。

 とはいえ「真似ばかりしないで」と直接言えば角が立ちますし、上から目線で指導をすれば反発されるリスクも高い…。

 そこでチカコさんは、思い切って “ある行動”に出ました。

「あえて次男の妻とだけ接点を増やし、特別扱いするように振る舞ってみたんです。長男の妻はフルタイム勤務で忙しいけれど、次男の妻は時間に余裕がある。

 そこを活かして根気よく会話を重ね、時には“次男の妻のほうを可愛がっている”ように演出しました」

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「誕生日なのにバナナ?」性格悪い義母全開(!)のウザLINE
 みなさんは「義母とのLINEが苦痛…」と感じたりしませんか? 世の中には、ほどよい距離で接してくれる義母もいれば、嫁に...
リヴァイのポップコーンは並ばないとダメ? 2022.6.16(木)
 今年3月、USJで「進撃の巨人 XRライド」がスタートしてから、大人気と話題の「リヴァイ兵長のポップコーン」。  い...
新種の“たまたま”を発見?丸顔折れ耳&短足がかわいすぎる!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
実は卵並みの安定価格!ユリで金運と恋愛運UP、今が最盛期!!
 神奈川でささやかなお花屋さんを営んでいるワタクシですが、年がら年中たくさんのお花に囲まれた生活のせいか、“四季”みたい...
今度は300万円! 好きでもないアイツにコツコツ貢いできた私
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんのこじらせ...
コロナ後初の海外! 私が異国の地でワーケーションする理由
 こんにちは。複業家の林知佳です(占い師もやってます!)。全4回にわたり、コロナ後初の海外について書かせていただきます。...
“たまたま”のプロレスごっこ!「にゃんたまアタック」に悶絶
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
私、ナメられてる? いっつも遅刻してくる人の心理&対処法
 人と待ち合わせをしたら時間を守るのがマナーです。でも、中には約束時間を守れず、毎回遅刻してくる人も……。そんな人が周り...
ウォーキングの楽しみ方8選 “アメとムチ”で3日坊主から脱却
 健康のために運動をはじめたくても、「どうせ長続きしない」と、最初から諦めてしまう人は多いでしょう。でも、そんな人におす...
「私は一応慶応卒だけど」ママ友からの性悪マウントLINE3選
 子育て中の女性が避けて通れないのが「ママ友との付き合い」ですよね。最近では、保育園や小学校でも保護者同士でLINEの交...
悩み相談で友達を失う地雷ポイント!優しさは“機能”じゃない
 みなさんはメンタルがヘラっちゃった時はどうしてますか? 人によって解決法はいろいろあると思いますが、中には友人や恋人に...
成長過程の少年“たまたま”にきゅん♡ 澄んだ瞳も美しすぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
“フィリピンパブと愚兄”の話…恋愛運UPの夏の花グラジオラス
 まだ携帯電話が世間一般に普及していない頃のお話しでございます。本コラムにも何度が登場しておりますが、ワタクシには若干一...
夫の実家に帰省したくないのです…“ダラダラ滞在”回避法アリ
 お正月やお盆など、大型連休になると訪れるイベント”義実家への帰省”。せっかくのお休みなのに「義実家のことを考えただけで...
マタタビで“たまたま”たちがコロンコロン♪宴会の思い出だよ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子なし夫婦は不幸ですか? つらいだけ? いいえ、違います
 一昔前までは、結婚すれば子供を持とうとするのが当たり前のような風潮でしたが、今は時代が変わり、子供を持たないことを選択...