浮気を許す=いい女じゃない!浮気の真実と4つの心構え

リタ・トーコ ライター
更新日:2019-10-09 06:01
投稿日:2019-10-09 06:00
 大好きな彼に浮気をされてしまったら、あなたはどうしますか?「絶対許さない!」と思っていても、いざとなれば「好きだから許してしまう」選択をする女性もいるでしょう。辛く悲しい浮気に対してどんな風に考えれば良いのかを、お伝えしましょう。

そもそも浮気をする男性の心理は?

 浮気に縁なくこれまで生きてきた女性は、「なぜ大切な恋人がいるのに、浮気なんてするの?」と、思ってしまいますよね。まずは、なぜ男性が浮気をするのか、心理をチェックしてみましょう。

モテている自分に価値を見出している

「モテたい」など、認められたい欲求が強い男性は、浮気をする傾向にあります。

 この場合、一人の人と長く浮気関係を続けたり、浮気が本気になったりするのではなく、複数の女性と同時に浮気をしたり、次々に女性を替えて「質より量」の経験を積みたいと思う男性が多いようです。

ただの出来心

 浮気をする理由が特別にない場合もあります。これを都合の良い言葉で「出来心」と言いますね。魅力的な女性にアプローチされたから、お酒の勢いで、など、シーンはさまざま。

 ただ、このタイプの浮気は、バレるorバレないに関わらず、彼女や妻のもとに帰るパターンが多いです。

パートナーで性欲を満たせない

 たとえば、ベッドを拒否されたり、性癖が合わずに満足できないなど、パートナーで性欲を満たせない時につい浮気をしてしまう男性もいます。

 ただし、これは男性としても未熟な若い時期に起こりがちな浮気の理由であり、歳を重ねていけばいくほど浮気相手に癒しやコミュニケーションを求めるため、気づけば浮気から本気の恋愛になってしまうこともあるでしょう。

「許す=いい女」じゃない!浮気の5つの真実

 浮気をされたとしても、許すor許さないは自分が決めること。でも、大きな心で許すだけがいい女というわけではありません。見て見ぬ振りをせずに、浮気の真実を再確認してみましょう。

1. 「浮気=裏切り」であること

 男性が誘ったor女性から誘われた、なんてことは正直どちらでも良いです。一番の事実は、「浮気=裏切り」だということ。それまで数年かけて築いた信頼関係があっても、一瞬にして壊れてしまうリスクがあることは誰でも知っているのです。それでもなお、浮気をしてしまった男性に、愛はあるのでしょうか?

2. 理性が効かない男性である

「浮気をしようかな?」という気持ちが芽生える瞬間は、誰にでも起こり得ること。でも、そんな時に彼女が悲しむ顔、怒った顔、そして、バレたら関係が終わるかもしれないであろうことを考えられない彼氏は、理性が効かない男性であるということを知る必要があります。

3. 人間不信やトラウマを抱えるケースもある

 そんな私も、過去に浮気性の男性とお付き合いしていたことがあります。次から次へと浮気が発覚すると「許すのは当たり前」どころか、「はいはい、またやったのね」と、どこか麻痺していました。

 携帯を覗き見したことも。そんな自分が嫌になるのはもちろん、それでも、今、どんな浮気相手がいるのか把握をしたいと思う不毛さ、情けなさ。結局、私に好きな人ができてこっぴどく振ってやりましたが!(笑)

 でも、一番困るのが、そんな思いは数年経っても消えないこと。人間不信やトラウマを抱えるケースもあります。相手が変わっても、「浮気されたら?」という猜疑心、嫉妬心に打ち勝つのは、よほど自分自身が強くならないと難しいんです。

4. 病気をうつされる可能性がある

 どこからが浮気?なんて定義はありませんが、彼氏と浮気相手の間に体の関係があった場合にあなたに降りかかるのが、病気をうつされるかもしれないリスク。

 病気への感染から彼氏の浮気が発覚したという友人もいますが、心だけではなく体にもダメージを負ってしまうのは辛いこと。浮気相手がどんな女性かにもよりますが、たとえ許す選択を取るにしても、「性感染症の検査をするまでは、してあげない!」と、言い切ってしまっても良いかもしれません。自分の体は自分で守りましょう。

5. また許してもらえると思われることもある

「浮気性は病気みたいなものだから治らない」と、嘆いていた女友達。まぁ、稀に運命的な女性と出会ったり、結婚をするなどの区切りの後に浮気をしなくなる男性もいますが。

 浮気をした男性を許して関係を続けるのであれば、選択肢は2つ。一度目で別れるかor二度目で別れるか。二度目の浮気の際に許してもらえると、男性は「また許してもらえる」と思いますし、さらにはバレないようにするスキルだけが上がっていき、常習化する恐れも。

「男の甲斐性」「男冥利に尽きる」と言われる「浮気」ですが、そんなのどこかの男性が発した言葉なんですよ。きっと。

意識を変えよう!「浮気」に対しての4つの心構え

「浮気をされたら?」なんて考えても、仕方がありません。大切なのは、もしもの浮気をどのように捉えるか。そこで、4つの心構えをお伝えします。

1. 浮気をしない!と断言できる男女はほとんどいないと心得る

 あなたは、自分が浮気をしないと断言できますか?私はできません!(笑)だって、それが運命の出会いかもしれないから。

「彼が浮気をしたのは、自分にも悪いところがあったのかも?」なんて思う女性もいるようですが、そんな考えは捨てましょう。どんなに大切にしても、縛っても、人は浮気をする時はするのです。それを憂いて心配ばかりしていても、毎日が楽しくないですよね。

2. 浮気をされたら許す価値のある男かを見極める

 彼氏の浮気が発覚した時、悲しいのはもちろん、相手の女性への嫉妬や男性への怒りで訳が分からなくなってしまいます。でも、そんな時こそ冷静に。

 考えるのは一点だけ。許す価値のある男かを見極めましょう。「いつ、誰と、何をしたのか、何回したのか、今後はどうするのか」などをチェックして許せるかどうかを判断するのも良いでしょうし、その彼氏と付き合い続けるメリットを考えてみるのも良いのかも。

3. 許すと決めたら引きずらない

 男性というのは勝手なもので、反省して浮気を許してもらったら、それを過去のこととして心の奥にしまい込みます。もしくは、なかったこと、として忘れてしまいます。

 対して、女性は忘れません。だから、グチグチと過去の浮気を責めてしまう人も多くいます。でも、許すと決めたのであれば、全てを忘れてなかったこと、にしてあげましょう。

「許す=好きだから関係を続けたい」ということですよね?いつまでも責め立てていたら、再度の浮気どころか男性側が女性を嫌になり、別れを告げられることも。誠に勝手ですが、そういうものなのです。

4. 他にも男性は星の数ほどいる

 厄介なのが、彼氏が浮気をしても簡単には嫌いになれない時。でも、多くの場合、「私と別れたらすぐ、浮気相手や他の誰かと付き合うかもしれない」という思いを女性は心のどこかに感じているはずです。

 関係を続けたいのは、彼氏を好きだからなのか、彼氏を誰かに盗られたくないからなのか、そこはしっかり見つめましょう。彼氏を好きであるという思いが先行しているのであれば良いですが、「対どこかの女性」に対して嫉妬をするほど無駄なことはありません。

 他にも男性は星の数ほどいるのです。たった一人の女性ですら幸せにできない男なんて、固執する価値はありますか?いえ、ありません!

「浮気」なんかで自分らしさが消えるのが一番ダメなこと!

 私が浮気をされて許した後に一番嫌だったこと、それが、それまでの関係性がガラッと変わってしまったこと。のびのびといられなくなったり、彼の顔色を伺ってしまったり、電話をかけづらくなったり。ストレスで肌も荒れ、泣くことも多かったので口角は下がる一方。もちろん、笑顔も減ってしまいます。

 でも、そんな女と付き合いたい、可愛いと思ってくれる男性はいるのでしょうか?やり直したいと言われて許した立場なのに、なぜ怖がらなければならないのでしょうか?

 つまりは、「浮気」なんかで可愛くなくなるなんてもったいない!別れを決めきれなければ、とりあえず続けてみるもよし。でも、「自分らしくいられなくなったら終わり!」と、決めておくのもおすすめです。

 人生一回ですから。「なりたい自分」を常に目指して、素敵な女性でいましょうよ♪

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


姿なき闖入者が破壊した新婚家庭…志穂さんのケース#4
 解決したはずの夫の不倫疑惑。幸せな家庭を壊したくなくて、感情を押し殺してきた志穂さんも、嫌がらせ行為がエスカレートする...
神田つばき 2020-01-12 05:19 ラブ
恋愛市場で力尽き果て…婚活に疲れたら試すべき4つの対処法
 どんな方法で婚活をするにしても、恋愛市場に立っているとどうしてもエネルギーを使います。どんな人でもいつかは「しんどいな...
七海 2019-08-14 06:00 ラブ
騙されないで! プライド高き男性の見栄っぱりを見抜くテク
 付き合った後に「私への対応が以前と違う……」と男性に感じる女性は多いのではないでしょうか。釣った魚に餌をやらないタイプ...
東城ゆず 2020-01-27 17:00 ラブ
奥様に学ぶ!小泉進次郎さんのような素敵男子と結婚する方法
 小泉進次郎さんと滝川クリステルさんが結婚&妊娠したという突然のニュースに、世間は大賑わいとなりましたね。「令和初のビッ...
田中絵音 2019-08-15 17:45 ラブ
恋愛中に心がけたい上手なLINEテクニック♪ NG事項に注意
「LINE」は、好きな人とのコミュニケーションを取るにも便利なアイテム。でも、気軽なツールだからこそ、「親しき仲にも礼儀...
孔井嘉乃 2019-08-13 06:00 ラブ
図解!好きな男性とデートで会う&彼の好き度を確かめる方法
「好きな人はすごく忙しくて、なかなか会ってもらえない…」「初デートは楽しかったのに、2回目につなげない!」――。そんなお...
伊藤早紀 2019-08-12 06:00 ラブ
拡大するミスターコン 出場を目指すイケメンたちの目的は?
 大学のミスターコンがどんどん拡大しています。大学のミスコンというのは1970年代から開催されているのに対し、ミスターコ...
内藤みか 2019-08-12 06:00 ラブ
望んだ恋愛でもすぐに冷めるなぜ? 自分は冷たいと思う前に
 恋がスタートして、一般的にはラブラブの2人。でも「念願の恋がスタートしたのに、何かがおかしい」と悩む女性は多いようです...
東城ゆず 2019-08-13 17:32 ラブ
性格か? 価値観か? 離婚しないための最適な相手の見つけ方
 離婚理由としておなじみの「性格の不一致」と「価値観の違い」。  これらは似ているようでいて実は全く異なるものです...
しめサバ子 2019-08-11 06:00 ラブ
宮迫博之も危ない? 女性の離婚願望に火がつく3つの条件とは
 女性が離婚を考える3本柱は、浮気、金銭トラブル、病気です。そのいずれかが際立ったり、重なったりすると、それまでくすぶっ...
山崎世美子 2019-11-14 19:22 ラブ
束縛をする女性心理と対処法! やめるのは意外と簡単かも?
 恋人ができると、ついつい束縛をしてしまう女性って多いと思います。束縛ってする方もすごく疲れるし、プラスにならないと分か...
孔井嘉乃 2019-08-10 06:00 ラブ
絶世の美女より「ほどほどの顔」の女性がモテる5つの理由
 ちょうどいいブスが一番モテる――? お笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイさんの著書やドラマ化により、巷でささやかれる...
七海 2019-08-09 06:00 ラブ
夫への情を振り切り離婚を決断…子持ち女性の実録エピソード
 突然ですが、「バツイチ・マルイチ」という言葉を皆さんは知っているでしょうか。これは、離婚を経験して再婚に至り、その婚姻...
東城ゆず 2019-08-08 06:00 ラブ
どうしても高年収の男性と結婚したい女性がやるべきこと3つ
 オリンピックを翌年に控えているとはいえ、世の中は決して景気がいいとは言えない状態ですが、そんななかでも依然として「高年...
内藤みか 2019-08-08 06:00 ラブ
しっかり女性も 気になるカレの前で“可愛く酔える”3つの魔法
 あなたはお酒を飲んだ時に、可愛らしく「酔っちゃった〜♡」と男性に甘えることができる女性ですか? オトナの女性の中には、...
ミクニシオリ 2019-08-08 06:00 ラブ
姿の見えない不倫相手の女と無言の戦い…志穂さんのケース#3
 自分の夫の不倫の証拠を見つけてしまったら、女性は誰でも争いや別れの影におびえながら、愛する人の真意を確かめようとするで...
神田つばき 2020-01-12 05:32 ラブ