自分で皮下注射も…採卵手術前日までにやるべき3つのこと

西史織 卵子凍結コンシェルジュ
更新日:2023-01-26 21:14
投稿日:2019-10-20 06:00
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代の私たち自身にもできることがあるというお話から前へ進み、なぜ私が、28歳という若さでも卵子凍結をしようと思い立ったかについて、お伝えしたいと思います。

ネイルはNG!

【06_卵子凍結】

 最初に行った「高刺激法」という卵子凍結では、ホルモン剤の効きすぎで卵子が異常に増殖。採卵のために入院の選択を迫られましたが、周りに心配をかけたくなかったため泣く泣く凍結を見送りました……。負けじと2度目のチャレンジでは、「低刺激法」という錠剤を服用する方法で卵子を育て、凍結の準備をしていたのですが……。

 採卵を2日後に控え、しなければいけないことは3つ。

 1つ目は、ネイルをオフすること。これはネイルをしていない人には関係のない話ですが、採卵は麻酔をかけての手術となります。まさに麻酔をかけている間、体内の酸素濃度を測る装置を指先にはめるのですが、ネイルをしていると装置が反応しないため取らないといけません。

 中指、もしくは人差し指に装着すると言われたので、両手ともに2本の指のネイルをオフしに行きました。

西史織
記事一覧
卵子凍結コンシェルジュ
金融業界で営業、IT業界で事業開発に従事後、27歳のときに将来のことを考え卵子凍結をする。その経験から、女性のライフステージと仕事の両立についてをライフテーマに活動。妊活をしている方や卵子凍結をしたい方へ向けたクリニック検索サイト「婦人科ラボ
」を運営。Xでの情報発信や、日刊ゲンダイ、日経xWOMANでの執筆も行う。

ライフスタイル 新着一覧


お酒好き女子にオススメ とっておきの「二日酔い対策」4選
 二日酔いって本当にツラいですよね。吐き気、頭痛、胸焼けの症状に苦しみながら出勤とか、考えただけでもぐったりです。でも、...
まるくて、ふわふわ…“にゃんたま”を愛でて幸せな気持ちに
「にゃんたま」に、ひたすらロックオン!猫フェチカメラマンの芳澤です。  肉球、ふぐふぐ、尻尾…と、どのパーツを見て...
1滴で1週間のストレス解消? 強い女性こそ“涙活”のススメ
 大人になればなるほど、泣けなくなるのが世の常。たとえ失恋したってグッと堪え、仕事や次の恋愛に向かえるパワーを身に付けて...
子供は無条件にかわいい…でも保育園の現場は大変なんです
 こんにちは、小阪有花です。ご存じの方もいるかと思いますが、私は2009年に芸能界(旧芸名:小阪由佳)を引退後、引きこも...