負け惜しみを言わないと気が済まない 夫の屁理屈フレーズ3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-11-09 06:00
投稿日:2019-11-09 06:00
 隠れたる男尊女卑思考の持ち主なのか、単なるプライドの問題なのか……。世の“夫”と呼ばれる生き物の中には、妻に対して無意味な負け惜しみを口にするタイプもいるようです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな夫たちが言いがちなセリフを3選ご紹介します。

1:「必要ないと思ったから」

 妻が、ズボラな夫に対し「なんでやらないの?」とイライラをぶつけるシーンは、どの家庭でもよくある光景。一般的には、そんな妻からの指摘に対し、渋々ながらも動き出す夫も多いものです。

 ところが、負け惜しみが口癖な夫ほど、そんな妻にひとこと言わないと気が済まないようで「俺は必要ないと思ったから」と、自分の行動を正当化するセリフを口にする傾向が。妻としては、ズボラな夫が“不必要”を理由に、怠惰な生活をしていることにイライラが募ります。

 ちなみに、家族単位ではなく、自分にとっての“必要or不必要”で行動基準を定めるあたりは、サイコパス的な資質もあり、やや厄介な口癖でもあるでしょう。

2:「前にキミがダメって言ったでしょ?」

 負け惜しみを言い返さないと気が済まない夫は、とにかく妻からの指摘をすんなりと受け入れるのが大の苦手。そのため、妻に何かを指摘されると、悔しさから「でもさ、前にキミがダメって言ったでしょ?」などと、メチャクチャな理屈で反論しようとします。

 この“前に言った”の内容は、同様あるいは類似の事例に基づく話ではなく、まったく見当違いの出来事を引き合いに出し「キミがダメって言ったから、今回もダメだと思っただけ」と、捨てゼリフのように理不尽な言い訳をし、さらなる妻のイライラを招きがちです。

3:「俺の常識では違うから」

 あまりにも非常識、あるいは怠惰な夫に対して、思わず“常識”を引き合いに出して夫を動かそうとする妻も少なくありません。しかしそんな妻の的確な指摘に対し、負け惜しみを言わないと気が済まない夫ほど「いや、俺の常識では違うから」と、さも自分が正しいかのような口ぶりで正当化を狙います。

 恋人時代、常識が似ていて価値観が合うと思ったからこそ家族になったはずなのに……。負け惜しみ夫の放つ「俺の常識」と自分の常識の大きなズレが判明し、愕然とする妻も少なくないのが実態です。

 ◇  ◇  ◇

 妻から何かを言われたときに、それが的確な指摘や意見であるほど、負け惜しみを言わないと気が済まない男性も、一定数存在します。そんな男性が我が夫となれば、不必要なイライラに悩まされる日常が待っているかもしれません。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


嫌われるかも…彼氏がドン引きした彼女の行動エピソード8選!
 あなたは、彼氏がドン引きするような行動を無意識にしていませんか? 彼氏との付き合いが長くなればなるほど、素が出てきてし...
恋バナ調査隊 2021-06-22 06:00 ラブ
“素朴女子”はなぜモテる?特徴&男性が結婚相手に選ぶ理由
 かっこいい男性の結婚相手を見て、「なんであの素朴な子が!?」って思ったことはありませんか? 実は、男性の多くは「素朴女...
恋バナ調査隊 2021-06-21 06:00 ラブ
情に引っ張られすぎてつらい…別れるべきか否かの“判断基準”
 長年連れ添ったパートナーには情が芽生えますよね。そしてその情に引っ張られ、別れるべきかどうかわからなくなることも。一体...
七味さや 2021-06-21 06:00 ラブ
恋愛主導権を握る♡ 効果的な“寸止めテクニック”6つ&注意点
 好意を抱いている男性からアプローチされると、すぐに誘いに乗ってしまう人が多いでしょう。しかし、相手がモテる男性だったり...
恋バナ調査隊 2021-06-20 06:00 ラブ
夫が妻に求めるたったひとつのこと~もっと愛される秘訣とは
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。“恋愛”と“結婚”についての話題って、尽きませんよね。わかり合えないから悩み...
山崎世美子 2021-06-19 06:39 ラブ
不倫相手から夫に届いた恐怖のLINE…妻が見た驚愕の内容5選
 妻に内緒でこっそり不倫を続けている夫……。いえ、気付いていないと思っているのは夫だけ。妻は気付いていない振りをしながら...
恋バナ調査隊 2021-06-19 06:09 ラブ
猛アプローチの真意は?年上男性の言動に頭を抱える婚活女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-06-19 05:58 ラブ
真心を感じられない…感情的な女性の扱いに苦心する熟年男性
「冷酷と激情のあいだvol.43〜女性編〜」では、婚活中に出会った年上男性にしつこくアプローチされていると言う女性・Oさ...
並木まき 2021-06-19 06:00 ラブ
運命の人だと思ったのに違った…7つの共通点&見極めるコツ
 彼と出会った時、一緒にいて落ち着いたり、偶然の共通点が多かったりすると「思わず運命の人なのかも!?」と思ってしまいます...
恋バナ調査隊 2021-06-18 06:00 ラブ
離婚を後悔しがちな5つの理由&後悔しないための確認ポイント
 どんな夫婦でも、結婚が決まった時は明るい未来を想像し、お互いに幸せを感じていたでしょう。しかし、年月が過ぎ、さまざまな...
恋バナ調査隊 2021-06-17 06:00 ラブ
ここに来て注目…すぐに会える安心感「ご近所恋愛」のススメ
 コロナ禍は、多くの遠距離カップルを引き裂いてしまいました。会えない期間が続くと、愛情を持続させることはかなり難しくなっ...
内藤みか 2021-06-17 06:00 ラブ
レスの彼との未来はある? 乗り越えるためのおすすめ解消法
 友達同士でもなかなか語り合えない「セックスの頻度」。皆さんはどれくらいでしょうか? パートナーとの夜の営みがない期間が...
若林杏樹 2021-06-16 06:00 ラブ
愛され女子のほっこりLINE♡ 彼氏の仕事の疲れを癒す内容5つ
 仕事が忙しくて、なかなか会えない彼氏……。そんな時には、「なんで会えないの!?」なんて拗ねたLINEよりも、彼氏を癒す...
恋バナ調査隊 2021-06-16 06:00 ラブ
いくら美形でも…付き合いたくないモンスターイケメン体験談
 外見の良さは、人から評価されやすいものです。しかし、あまりに外見でちやほやされすぎると、コミュニケーション能力の欠如し...
ミクニシオリ 2021-06-15 06:00 ラブ
冷凍ごはん絶対NG?ホント無理!彼のこだわりに打ち勝った日
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2021-06-15 08:28 ラブ
美魔女はモテる?モテない?年齢に負けずちやほやされるコツ
 少し前に流行った、「美魔女」という言葉をご存知ですか? 一般的な定義としては、“35歳以上の才色兼備の女性”のを指すよ...
恋バナ調査隊 2021-06-14 06:00 ラブ