更新日:2019-11-15 17:43
投稿日:2019-11-08 06:00
イカ旅行in呼子こそがスペシャル
カフェで何時間も張り込みをして、へべれけになりながら待っていたわたし、完全に状況を理解しました。酔っ払っていなければ、到底受け入れられない、この地球半周分の空回り。
なんでもYESというひろしのイエスマンっぷりがここまでだったとは……。
ひろしは、ただ単に「ニューヨーク行きたい❤️」といったミキに、航空券とホテル、ミュージカルのチケットを取ってあげただけだったのです……。
ひろしはやっぱり規格外
そしてそれは、ひろしにとってなにも特別なことではなかったのです。男が何かをしてあげる時は必ず下心がある、という定説を真っ向から覆す、規格外のひろし。
ひろしは呼子でわたしとイカを一緒に食べることこそが、「特別」だったのです。自分が一緒に行ってあげることこそが、ひろしにとっての「スペシャル」だったのです。
ビジネスクラスでニューヨークへ往復よりも比較にならないくらい愛を注いでくれていたのに、物理的な距離で愛の重さを測ろうとして自爆したのは、ただただ、わたしだったのです。
そうはいってもあとの祭り。帰国するまで開き直ってニューヨークを楽しみましたが、帰国してからのひろしのブチギレようといったら……。
次回に続きます。
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