自ら鬼嫁を生み出している…“鬼嫁メーカー”な夫の性格3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-12-29 06:00
投稿日:2019-12-29 06:00
「ウチの嫁、鬼なんです!」と語る男性たちの中には、気づかないうちに鬼嫁メーカーになっていそうなタイプも散見されます。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、妻を鬼嫁にしやすい夫の傾向に迫ります。

1:誰にでも優しいタイプ

 誰に対しても優しい男性は、妻以外の女性にも、必要以上の気遣いや思いやりを示してしまいがち。

 そして、そんな夫の行動は、妻から見ると“浮気の芽”にしか映っていない場合も珍しくありません。

 そこで、夫の浮気を事前に阻止したい心理が働く妻ほど、口やかましくなったり家庭内ルールを設けたりして、夫の行動を制約しようとするのも、ひとつの傾向です。

 夫が家庭以外にヘラヘラしているケースほど、女性が鬼嫁にならざるを得ないのも実情でしょう。

 夫が、妻にだけ特別扱いをするようになれば、鬼嫁のように振る舞う必要もなくなるかもしれないのに……。

2:隠れ「妻依存症」タイプ

 夫が依存体質で、妻に依存する度合いが高いほど、妻はそんな夫をコントロールすべく、アレコレと指示したりルールを設けたりする傾向も顕著です。

 そして、自分が妻に依存していることに気づいていない夫ほど、どんなに理不尽な要求にも従う悪循環に陥りやすい実態もあります。

「妻に言われたら、必ず従う」が常態化していると、妻から夫への指示も厳しいものへと発展しやすく、そんなルールに文句を言いつつも従う夫が、鬼嫁を育てているパターンもありがちなのです。

 妻への依存度を少し弱め、自立した精神をもつだけでも、妻が細かなルールを作らなくとも済むかもしれないのに……。

3:家庭内思考停止タイプ

 まるで思考が停止しているかのように、自分からは物事を考えない、さらには決して動かない夫がいると、妻は「私がしっかりしないと」と、なりがち。

 その結果として、夫への要求が厳しくなったり夫の行動への文句が増えたり……といった、鬼嫁っぽい行動が目立つパターンも少なくありません。

 自分からは何ひとつ提案しない、積極的に行動しない……といった夫のやる気のない態度が、運命共同体である妻を不安にさせ、不必要に強くしているパターンも頻繁に見受けられます。

 夫がもうちょっと頼りがいのあるタイプになれれば、妻も鬼嫁な一面を出さずに済むかもしれないのに……。

まとめ

「嫁が鬼嫁すぎて泣ける」と言いつつ、自ら鬼嫁を育む環境を作ってしまう男性たち。夫婦間のパワーバランスは、長年の蓄積による結果であるケースも多いのではないでしょうか。

 文句や不満を抱えながらも、自ら居心地の悪い環境を作り出してしまうとは、なんとも理不尽なお話ですよね。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


パートナーにすべきは「優しい男」か「話し合える男」か?
 優しい人――。これ、パートナーに求める極めて大事な条件ですよね? 優しい人がいい、という点では誰も異論はないと思います...
しめサバ子 2019-10-24 20:54 ラブ
一本ずつ断ち切られた“人間関係の枝” 美沙さんのケース#3
 職場の人間関係を断ち、自分だけに服従するように仕向けたモラハラ男・健斗。眠る時間を削られて、美沙さんは仕事に対するやる...
神田つばき 2020-01-11 07:07 ラブ
夜は拒否、スマホ三昧…猫をかぶっていた“豹変型”悪妻の怪
 結婚するまでは猫をかぶっていて、入籍を済ませた途端に本性をあらわす鬼嫁もいるようです。そんなえげつない鬼嫁の実態を、魑...
並木まき 2019-04-27 06:00 ラブ
2019年、令和はどこで出会えばいい?最新出会いスポット3選
 平成のうちに結婚しちゃおう!なんてことで「平成ジャンプ」なんて言葉がにわかに流行していますが……。年号に合わせてさくっ...
ミクニシオリ 2019-04-27 06:00 ラブ
財源は彼女? 実はヒモ…“自称IT起業家”の知られざる生態
 華やかなイメージと、西麻布、六本木、恵比寿、銀座といった繁華街でシャンパンを嗜み、遂には有名女優との交際というニュース...
しめサバ子 2019-05-09 13:54 ラブ
離婚成立で「おめでとう!」と祝福を受けた悪妻との別離3選
 離婚を経験した男性たちから話を聞くと、それはそれは壮絶なエピソードも珍しくない実態に驚き。  魑魅魍魎(ちみもうりょ...
並木まき 2019-04-25 06:00 ラブ
4年以上の長い春…別れる前に知っておきたい理由別対処法
 4年以上の長い春に別れを告げたいものの、「後悔するかもしれない」と、結局ずるずると関係を続けてしまっている方は多いでし...
孔井嘉乃 2019-04-24 10:33 ラブ
恋愛マスターは何を語る? くじら式恋活パーティーに潜入!
 4月某日、コクハクで「#ザン恋」を連載中の田中絵音さんから連絡があり、「うちの日本合コン協会主催でちょっと面白いイベン...
恋愛テクニックを磨く前に…自分プレゼンテーションの極意
 巷にはさまざまな恋愛テクニックがあふれています。「ギャップを演出しよう」「ボディタッチしてみよう」。はいはい、そんな小...
しめサバ子 2019-04-23 06:00 ラブ
大人マザコンとは? 母親思いの男性が結婚相手に最適な理由
 よく母親の話をする彼の様子を見て、「もしかしてマザコン!?」と、眉をひそめる女性は多いよう。でも実は、本当はマザコンで...
孔井嘉乃 2019-04-23 06:00 ラブ
女性必見! 恋愛リアリティー番組「オトシアイ」が刺さる
 最近のAbemaTVは恋愛リアリティードラマの宝庫です。高校生がLINEのやりとりで恋をする「アオハル♡LINE」や年...
内藤みか 2019-04-22 06:00 ラブ
離婚後も嫌がらせを…男が頭を抱える「元鬼嫁の悪あがき」
 鬼嫁と晴れて離婚に至ったとしても、別れたあとに、想定外の「悪あがき」に遭うこともあるようです。  魑魅魍魎(ちみもう...
並木まき 2019-04-22 06:00 ラブ
二人きりの世界に閉じこめる悪魔のテク 美沙さんのケース#2
 飲み会で帰宅が遅くなっただけで、口をきいてくれなくなった年下の彼氏。目さえ合わせてもらえない日が続いた、7日目の朝でし...
神田つばき 2020-01-11 07:08 ラブ
冷めない恋愛をする女性の3つの共通点…終わらない恋の秘訣
「腐れ縁!」なんて苦笑しながらも、不思議なくらい冷めない恋愛をしている女性っていますよね。恋愛には賞味期限があると言われ...
孔井嘉乃 2019-04-21 06:00 ラブ
料理が苦手でも大丈夫! 彼氏のママを超える料理のポイント
 付き合い始めてからいずれ訪れる、「彼氏に料理を振る舞う」というミッション。普段、自炊をしているならまだしも、料理が苦手...
孔井嘉乃 2019-04-20 06:00 ラブ
未来を暗示していた? 結婚初夜のアンビリバボーな出来事3選
 結婚初夜は本来どんなカップルにも、スイートでロマンティックな夜になるべきはずの時間。ところが、世間にはそうはいかなかっ...
並木まき 2019-08-26 12:17 ラブ