口が軽い人の5つの心理や特徴!「ここだけの話」に要注意

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2020-01-19 06:00
投稿日:2020-01-19 06:00
 恋愛や人間関係に思い悩んだ末、意見を聞いてみたくなって誰かに秘密を打ち明けたことがある方は多いでしょう。でも、うっかり口が軽い人に話してしまうと、数日後には根も葉もない噂が広まってしまうことって残念ながらよくある話。そんな口が軽い人は、どう見分ければ良いのでしょうか?

口が軽い人がつい秘密をバラしてしまう心理とは?

「ここだけの話なんだけど……」と、内緒の話をペラペラと話す人っていますよね。中には、元彼の悪口やプライベートなことを公共の場で晒すような人もいます。

 そんな口が軽い人は、なぜ秘密を話したがるのか、まずは心の中を覗いてみましょう。

秘密を話すことで注目や評価を得たい

 いつどんな時でも、誰かの秘密は魅惑的。聞いてはいけないと思いつつも「それで? どうなったの?」と、つい耳を傾けてしまうことってあると思います。でも、そんな言葉こそ、“口が軽い人”を生み出すのかもしれません。

 実は、口が軽い人は自己顕示欲が強く、秘密を話すことによって誰かに注目されたり評価されたりすることが大好き。「誰かの秘密」というフレッシュな話題で、みんなの興味を引いたり、優越感に浸りたいのです。

秘密を話すことに悪気がない

 意外ですが、口が軽い人は自分の秘密を誰かに話そうとしません。そのため、誰かが自分にした秘密に関して、「自分に話してくれたんだから、他の人にも言っても良いだろう」というような考えを持つのです。

 つまり、口が軽い人は、秘密を話すことを「悪いこと」だと思っていませんし、罪悪感すら持ちません。うっかり話してしまった場合には、「絶対に言わないで」と強く釘を刺さないと、次の日には噂が広まることにもなりかねません。(といっても、それでもバラす人はバラします)

人のことを考えられる思考回路がない

 口が軽い人は、内緒話だけではなく、晒して欲しくないLINEのスクリーンショットや写真をシェアしたり、SNSにアップしたりすることがあります。それで、トラブルになっているケースはあとを断ちませんよね。

 口が軽い人は、基本的に秘密を話された人のことを考える思考回路がないのです。自分が話すことで悲しい思いや嫌な思いをする人がいたり、その話が元でトラブルになってしまうかもしれないということまで考えられません。

 つまりは、秘密を1つの「情報」だと思っているのです。そのため「誰かに共有したい!」という気持ちだけで、ついつい広めてしまうのです。

口が軽い人の5つの特徴! 見分けるポイントを押さえよう

 口が軽い人にはどんな特徴があるのか、見分けるポイントをチェックしていきましょう。

1. 噂話が好き

 口が軽い人は、とにかく噂話が好き。芸能ネタから近所の噂話など、話の大小関係なく面白そうな話があればすぐに食いついて、ネタを仕入れようとしています。

「本当かどうかは分からないんだけどね」と、話の真偽を確かめないのはもちろんのこと、話を大袈裟にして、よりみんなからのリアクションを得ようとすることもあります。

2. 目立ちたがり屋

 口が軽い人は交友関係が広く、基本的には派手で目立ちたがり屋。普通の人であれば口にしないような際どい話でも面白おかしく話してくるため、仲間内での中心人物であることも多いでしょう。

 また、おしゃべり上手なため、その経験から話術に長けている人がほとんど。上手な話ぶりに「内緒話」だとは分かっていても、周りはついつい引き込まれてしまいます。

3. 悪口を平気で言う

 友達の悪口を平気で話す人も、口が軽い人である可能性が高いでしょう。このタイプの人は、「悪口は言ってはいけない」という当たり前の認識がありません。悪口とも思わず、仲間内で盛り上がることをただ単純に楽しんでいるのです。

 注意が必要なのは、自分が気に食わない相手の秘密をバラして評判を落とそうとしたりと、悪意を持って行う人もいるということ。そういう態度を見て嫌気がさし、直接注意をしたり、距離を置こうとしようものなら、今度はあなたが標的になる可能性もあります。最初から、関わらない方が身のためです。

4.「口が堅い」とアピールしてくる

「私、口が堅いから!」とアピールしてくる人に限って、口が軽い。これもよくある話でしょう。本当に口が堅い人というのは、「相手が話したくなるまで、無理に聞き出さない」というスタイルを持っています。

「なんでも聞くよ」とか「相談してね」というセリフをよく言う人にも要注意。相手に安心感を持ってもらって、秘密の話を手に入れたいと思っているのです。

5. 聞き上手

 うっかり秘密の話を漏らしてしまって、「話すはずじゃなかったのに……」と、思ったことはありませんか? その相手は、もしかしたら口が軽い人かもしれません。

「口が軽い人は話術に長けている」と上記で挙げましたが、その反面聞き上手であることも特徴の1つ。相手が悲しそうな時には一緒に泣いて見せたり、怒っている時には「それひどいね!」なんて、憤慨している様子を見せたりして、「この人は私を分かってくれる」と思わせることが上手なのです。

 厄介なのは、これが計算でやっていることではないということ。本当に相手の気持ちに寄り添って、話を聞いていることも多いです。要は、口の軽い人にとって「話を聞くことと、その話を守ることは全く別」なのです。

墓場まで持っていくことができないのであれば聞かない

 この記事を読んでいるほとんどの方が、「ここだけの話なんだけどね……」と、自分の秘密だけではなく、誰かの噂話をした経験があると思います。もちろん、私も。

 でも、若い頃と違って、大人になればなるほど「秘密」は重たく大きくなっていく場合がほとんど。誰かに秘密を打ち明けられた時、その「誰か」はあなたを信用して話してくれているということを忘れてはいけません。

 ちなみに、私は飲みの席で「ここだけの話なんだけど」と言われたら、「私、口軽いけど大丈夫!?(笑)」と、言うようにしています。そうすることで、「大丈夫」と答えてくれる人、「じゃあ、やめとくわ」と答えてくれる人に分かれます。相手は酔っ払ってうっかり話しているのかもしれません。そして私も、酔っ払って誰かに話してしまうかもしれませんから。(笑)

 墓場まで持っていくことができないのであれば、聞かない。これも、トラブルを避けるコツかもしれません。ぜひ、参考にしてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ライフスタイル 新着一覧


自分で皮下注射も…採卵手術前日までにやるべき3つのこと
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
キリスト教のお盆「ハロウィン」 その由来とカボチャの意味
 ワタクシ、全く上達しないドイツ語の個人レッスンを受けております。上達しない理由は一重にワタクシの不真面目さによるもので...
自然災害に巻き込まれた…子どもとどう向き合ったらいい?
 台風19号の爪あとが各地に深刻な被害をもたらしていますが、近年は相次ぐ自然災害で被災住民が避難生活を余儀なくされるケー...
月吹友香さん<後>41歳専業主婦が小説家を目指して見えたもの
 第18回(2019年度)「女による女のためのR-18文学賞」(※)の大賞受賞作「赤い星々は沈まない」は老女の性を大きな...
今日の議題はにゃに? 夕暮れの猫集会でポロリ“にゃんたま”
 猫の島、日暮れ近くに猫の集会にお邪魔しました。  おのおの一定の距離を保って、茶白、黒白、サビ、三毛、キジ、サバ...
“生活習慣病”も予防して! 介護は認知症だけじゃないんです
 日本は長寿大国です。誰しも安心して生涯を全うできるとしたら、高齢であることはとても素敵なこと。しかし、介護士でもある筆...
月吹友香さん<前> 私がR-18文学賞で高齢者の性を描いた真意
 読書の秋到来。直木賞や芥川賞、日本推理作家協会賞に本屋大賞……国内には数多の文学賞がある中で、「R-18文学賞」(※)...
犬でなく人間だったらと思うと…モラ気質なワンコの実態3選
 モラハラ気質は、人間だけに限ったお話ではないのかもしれません。「うちの犬が人間だったら、モラ男(モラ女)に違いない…」...
子宮全摘だけでもつらいのに…腸閉塞で長さ190㎝の管を挿入
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
お日様パワーでモテにゃんに…ぽかぽか日光浴“にゃんたま”
 きょうのにゃんたまωは、雨上がりの日光浴。  濡れた毛を乾かして、お日様パワーでぽかぽかリラックス♪  気...
魔法の鍋! 自動調理鍋の購入でキッチンはどう変わったか?
 最近話題の自動調理鍋。材料を入れてスイッチを押すだけで、料理ができてしまうという優れもののようです。少しでもラクをした...
癒し系の彼女になって? 恋愛はそういうサービスじゃない!
 あなたには理想の恋人っていますか? 「優しい人がいい♡」「背が高くて色白がいい♡」「お金持ちがいい♡」  好きなタ...
共感されないけど…子どもを欲しいと思わない女の4つの理由
「子どもが欲しいと思わない」――。女性がポツリともらすと、男女問わず「どうして!?」「なんでほしくないの?」と質問責めに...
人はなぜ死者に花を手向けるのか? 古代から続く花のチカラ
 お花屋さんという御商売は、本当にさまざまなお客様のいらっしゃる場所でございます。ワタクシのお店は神奈川でもちょっぴりカ...
都会男子にスナックがブーム?おしゃれな20代男子が集うワケ
 スナックといえば従来は、場末な雰囲気でおじさんが多くて、煙たいイメージが強かったかもしれません。しかし、今そんなスナッ...
レディーファーストは常識!成熟“にゃんたま”デートに密着
 にゃんたマニアのみなさんこんにちは。  きょうは、にゃんたまωデートを後ろから大接近!  猫の写真週刊誌が...