イケメンの姿…女性向けラブドールの使い道を考えてみました

内藤みか 作家
更新日:2020-03-02 06:00
投稿日:2020-03-02 06:00

一緒に寝たい!

 離婚してはや10年以上。ひとりぼっちで眠ることに慣れてきた私ですが、バツイチなので、かつては目を覚ますと隣に誰かいて「おはよう」と言っていた時期もありました。バツイチの女は、男と暮らしていた記憶があるだけに、独り寝は寂しいもの。とりあえず足を絡ませて一緒に眠ることができる存在がいるのは嬉しいです。

 以前、韓国俳優の等身大マクラを買おうかどうか迷ったことさえあります。確か8000円でした。出張ホストを一晩呼んだらそれ以上かかるであろうことを考えると、悪くない値段でしたが気恥ずかしくて断念しました。このラブドールが毎晩添い寝してくれたらリアルで良さそうですが、やっぱり収納には困りそうです。

エッチもできるの!?

 リアルに突出した興奮状態の男性自身も備わっているので、このラブドールとのエッチも楽しめるのかもしれません。でも、なにしろ55キロもあるので、体位はかなり限定されそう。挑めそうなのは、女性上位か座位あたりでしょうか。その人形がかなり自分好みのルックスだったらありなのかもしれません。

 ラブドールには、自分好みにカスタマイズできるものもありました。目や髪や肌の色、それから陰毛のあるなしなどを選択できます。時代がもっと進んだらオンラインゲームのアバターのように、もっと細かな設定も可能になりそう。もしかしたら大好きな男性そっくりに作ることもできるようになるかもと思うとワクワクしてきます。

とにかくそばにいてほしい

 近未来のロボット社会を描いたスピルバーグ監督の映画『A.I.』には、俳優のジュード・ロウ演じるセックスロボットが登場します。女性のオモチャとして開発されたそのロボはすごいイケメンで、人間そっくりに動けるし、話せます。映画を観ながら、こんなイケメンロボならあり!と思いました。ここまで進歩してくれれば、確実に需要はあるはずです。

 お気に入りのイケメンロボが毎日そばにいてくれて、エッチや会話の相手をしてくれたら、ひとり暮らしの寂しさはかなり薄まりそうです。人間のイケメンだと嫉妬したりお金をせびったり浮気をしたり場合によっては暴力を振るったりとなんだか面倒くさいこともあるので、もうロボでいいや、と思う女性もそのうち出てくるかもしれませんね。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

エロコク 新着一覧


セックス依存者が語る 実録「一夜限りの恋」の身の処し方
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
忘れた振りで「否認」を続ける私にストレスを溜めていく女
 異常な行動を繰り返す人間に関して、近年、サイコパスやソシオパスの研究が進められています。 サイコパス──先天的に...
肌を重ねなくても…脳への刺激が快感を呼ぶ“遠隔セックス”
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-11-13 19:28 エロコク
私は都合のいい女? 本命になれないセフレ体質女子の特徴4つ
 男女関係においてセフレ問題で悩んだことがある方は多いはず。 「エッチした途端、男性からの連絡が気まぐれに。都合が...
七海 2019-11-11 18:50 エロコク
優しく小刻みに…奥を丁寧にノックするピストンに身を委ねて
 ピストンバイブと聞くと、だいたいの人は激しい動きを想像されると思います。  がんがん突いてイカせちゃうぜ~! 的...
桃子 2019-11-11 01:55 エロコク
81歳恋人の浮気旅行をNYまで尾行…死にたくなった結末とは
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
窓の開いた部屋…女はなぜ全裸で床を拭いていたのか?
 翌日も何時間も彼女に全身を舐めら、彼女がまた寝入った後、私はバスルームに入りました。シャワーに打たれながら思いました。...
デリケートゾーンに潤いをプラス!濡れない痛みとサヨナラを
 多くの女性が、常に潤いを気にしています。肌、髪、そしてデリケートゾーンの潤いも。セックスのときは、膣内がちゃんと体液で...
桃子 2019-11-07 18:40 エロコク
性依存に調教され…脳みそ性器男の「浮気旅行」尾行を決意!
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
「私の胸も…」汗ばむ体を重ねてきたアラフィフ女の欲情
「ショックで頭が真っ白になる」とよく言いますが、これは実際に脳が起こす症状です。脳は強いストレスを受けると、一時的に血管...
アプリで会ったラテン系外国人の男は「天動説」を語り出した
 さて、出逢い系サイトもPCやガラケーからスマホに舞台を変え、マッチングアプリという何やら爽やかな名前に変化しました。 ...
男性向けアロマエステを副業にする女性たち…都内OLの告白
 消費税もとうとう10%まで上がり、都会で働くひとり暮らしのOLたちも大きな打撃を受けています。役職に就きでもしなければ...
挿入&クリトリス刺激…ダブルのエクスタシーに見舞われる
 バイブコレクターの私でも、女性がいちばん感じるのはクリトリスだということをよ~く知っています。男性とのセックスでもずっ...
桃子 2019-11-12 04:46 エロコク
それは男女間であれば法的にレイプと呼ばれる事件でした
 私へのセクハラがエスカレートし、私が拒絶するにつれて、彼女の仕事上でのパワハラも酷くなっていきました。ただこの時点では...
内頬を膨らませ…フェラチオの奥義を女流官能作家が教えます
 前回、官能小説における「オーラルセックスの奥義」をお伝えしたところ、ありがたいことに、男性読者さまからも「こんなふうに...
蒼井凜花 2019-10-22 06:00 エロコク
クリを優しく吸引…バイブとの合体技で多彩に楽しめる逸品
 クリトリスをそっと吸い上げつつ振動刺激を与える「吸引系」。この連載でも何度紹介したか分からないくらいですが、なぜこんな...
桃子 2020-01-11 06:51 エロコク