冷やし美容で毛穴レス肌に♡メリットや正しいやり方&注意点

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2020-05-19 06:00
投稿日:2020-05-19 06:00
 だんだんと、暑い日が増えてきていますね。徹底的な紫外線予防や、メイク崩れ対策を始めている方も多いでしょう。そんなこれからの季節を乗り越える、近年人気の美容法「冷やし美容」を取り入れてみませんか?ダメージを受けがちな夏の肌を健やかに保つ方法、たっぷりご紹介していきます!

「冷やし美容」の効果は?知っておきたい4つのメリット

「冷やし美容」とは、その名の通り肌を冷やす美容法のこと。「女性の体に冷えは天敵」と言われるものの、実は、肌を適度に冷やすとたくさんのメリットが得られるんです。

 まずは、そんな冷やし美容のメリットを見ていきましょう。

1. 紫外線ダメージを軽減できる

 紫外線の強い時期、しっかり日焼け対策をしているつもりでも、肌がほてりや“うっかり焼け”に悩んでしまう方は多いはず。実はこの紫外線に晒された肌は、わずかながら炎症を起こしてしまい、シミなどの原因となるメラノサイトを活性化させてしまうのです。

 冷やし美容は肌の表面温度を下げることができるため、メラノサイトの働きを抑制。結果的にシミなどの予防につながります。

2. 毛穴の開きを防いで毛穴レス肌を作れる

 気温が上がると毛穴が開いて、どうしても皮脂の分泌が多くなります。夏は特にプツプツとした毛穴の開きが気になってしまう、という方も多いのではないでしょうか?

 冷やし美容では肌を冷やして毛穴を引き締めることができるため、毛穴レス肌を作るのにも一役買ってくれます。

3. 顔汗が引いてメイクのノリ&もちが良くなる

 暑い時期、お風呂上がりにメイクをすると、どうしても顔汗がひかずにメイクのノリが悪くなってしまいます。また、毛穴からの皮脂分泌により、ファンデーションがドロドロになってしまうメイク崩れも起こりがち。

 これらのトラブルを解消してくれるのが、冷やし美容。メイク時に冷やすことで汗や皮脂の分泌が軽減するため、メイクのノリやもちを良くすることができます。

4. 血行促進を促してくすみ改善にも◎

 冷やし美容というと血行が悪くなってしまうイメージがある方もいるかもしれませんが、実はその逆。肌を適度に冷やすことによって代謝がアップして、血行促進が促されるのです。これにより、くすみやクマなども緩和。透明感がある肌作りにも役立ちます。

今日からできる!冷やし美容のおもなやり方4種類!

 冷やし美容には、いくつかの方法があります。そこでここでは、4種類の冷やし美容のやり方をご紹介します。

1. 氷水タオルを使用する

 手軽なのが、氷水タオルを使用するやり方です。洗顔後、氷水に浸したタオルを適度に絞って、顔に30秒〜60秒ほど乗せるだけ。その後、通常通りスキンケアを行います。

2. 化粧水を浸したコットンやパックを使用する

 化粧水を浸したコットンやパックを冷蔵庫で冷やして、使用する方法もあります。お風呂上がりや、日焼け後のほてった肌を冷やす時などに最適。なお、化粧水ではなく、精製水などでもOKです。

3. 保冷剤や氷嚢を使用する

 どのご家庭にもある保冷剤や氷嚢などを使用するのも、おすすめです。洗顔後の肌にそっと当てるようにしましょう。ただし、直接当ててしまうと肌に負担となってしまうため、薄手のガーゼやタオルなどを巻いて、当てることが肝心です。

4. ひんやり系のスキンケアアイテムを使用する

 春〜夏の時期になると、各メーカーごとにクールダウンができるひんやり系のスキンケアアイテムが登場します。これらのアイテムを取り入れて、冷やし美容を行うのもあり。

 ただし、一般的な化粧水を冷やして使うと、製品や品質の劣化につながってしまうため、あくまで使用方法を守って使うことが大切です。

冷やし美容の注意点は?効果アップのためのポイント

 最後に、冷やし美容の注意点を見ていきましょう。効果アップのポイントにもなるため、ぜひご一読を!!

冷やし美容後には保湿ケアを十分に行う

 冷やし美容を行うと肌がすっきりしますし、なんとなく美肌になったような気さえしてしまいます。しかし、冷やした肌にこそ保湿ケアを十分に行うことが大切!

 スキンケアアイテムのベタベタしたテクスチャが苦手な方は、夏だけさっぱり系のアイテムに変えるのも良いでしょう。肌内部の水分&油分のバランスを保つためにも、念入りとスキンケアを行うようにしてください。

急激に冷やさない&長時間冷やさない

 冷やし美容は長く冷やしたからといって、効果が高まるというものではありません。そのため、急激に肌を冷やしたり、長時間冷やしすぎたりするのはNG。逆に肌負担となってしまう可能性があるので、適度を意識するようにしましょう。

清潔なアイテムを利用する

 冷やし美容で使用する氷やタオル、保冷剤などのアイテムは、清潔なものを使用するようにしましょう。せっかく洗顔した肌に、雑菌がついてしまうことになります。

 また、つい忘れてしまいがちですが、冷やし美容を行う前には手洗いをすることも忘れずに。

敏感肌の方は様子を見ながら行う

 冷やし美容は、少なからず肌に負担がかかる美容法だと言われています。そのため、敏感肌の方は様子を見ながら行うようにしましょう。赤みや痒み、ただれなどが出てしまったら、速やかにやめて、普段通りのケアを行ってくださいね。

 また、ニキビなどの肌トラブルがある場合にも、避けた方が無難です。

冷やし美容の季節到来!毛穴レス肌も夢じゃない♡

 巷で話題の「冷やし美容」のやり方をご紹介しました。冷やし美容は、毛穴やほてりのケアだけではなく、血行促進を促して透明感アップを促してくれる新感覚の美容法!正しく行うことで、毛穴がつるんとしたツヤ肌を保つことも夢じゃないかも♡

 ただし、「肌は冷やしても、体は冷やさず!」これは、鉄則です。ぜひ、自宅で簡単に冷やし美容を取り入れてみてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ビューティー 新着一覧


キャンメイクのアイライナーに盲点…苦手な40女が目元に引くとこうなる
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
【直撃】「死んだ方がマシ」がん患者の拒否で悲痛の決意! 東大医師が女性器形成に力を注ぐワケ
 名器整形など、下半身に特化した医院「ヴェアリークリニック」。前編では実際に受けた有名人のお話しや、手術の種類などについ...
【直撃】三上悠亜や有名女優を名器に!密かなブーム「下半身整形」気になるあれこれを人気医師に聞いた
 有名人のお顔や体の整形公表は今や珍しくはありませんが、いまだ公表を憚られるパーツ、それがデリケートゾーンではないでしょ...
「地味な顔だから似合う服」足して引いてパッと華やぐコーディネート術
 地味な顔立ちの人は自信を持てなかったり、自分の良さを上手に表現し切れなかったりすることがあります。でも実は、地味な顔に...
40代女性は口ヒゲ注意!? 案外見られている口周りのムダ毛処理法&注意点
 40代女性は仕事や家事、育児などに忙しい年代です。とはいえ、自分に使う時間が少なくても「最低限、ムダ毛処理くらいはちゃ...
化粧水ジプシー脱出!敏感肌が落ち着く“千円以下”の最適解はあんな所に…
 長年愛用してきた化粧水が、自分の肌に合わなくなったことに気づいたのは昨年末のこと。そこから半年間は“化粧水ジプシー”だ...
小ジワもたるみも無問題!美容家ベタ惚れ“高発色”プチプラアイカラー3選
 40代、50代…と年齢を重ねるにつれ「アイシャドウの色がのらない…」と感じてはいませんか?  悲しいけれど大人世...
40代痩せたいなら背中を鍛える!見落としがちな「美スタイル」習慣3つ
 ダイエットをする際、お腹や足への成果を求めがちですが、ちょっと待って。40代で痩せたいと思うなら、見落としがちな「背中...
VIO脱毛のきっかけとメリット もじゃもじゃの自己処理から卒業したい!
 VIO脱毛は、ほかの部位と比べてハードルが高いと感じますよね。実際にVIOの脱毛をしてみたいけれど、なかなか勇気が出な...
湿気で髪が制御不能! 梅雨入り前に対策したい3つのこと&応急処置
 梅雨の季節の悩み事といえば、髪の毛のうねりや広がりですよね…。特に、癖っ毛や天然パーマ、猫っ毛の人は激しく共感している...
ファンデ不要?「プリマヴィスタの下地」だけ。40代10時間耐久の結果は
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
毛穴の黒ずみを抹殺したくてVOCEの付録にダイブ!高額美容液がめちゃ得
 毛穴が気になっていたので、VOCE7月号 通常版「毛穴ケア決定版BOX」の付録に飛びつきました! いろいろな種類のアイ...
雨の日のアホ毛どう封印? バックに忍ばせたいスティックと“最後”の対策
 梅雨の季節ですね…。湿気で髪の毛がうまくまとまらない日々が続くので、女性にとっては憂鬱なことこの上なし。特に、アホ毛に...
品薄なヴァセリンパック。試しにバームを直塗りしたら“ギョッ”な事態に…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
BAの接客が苦手ですが何か?エトヴォス新作アイシャドーで意外なアプデ
 久しぶりにアイシャドーを新調しました。気になっていたETVOS(エトヴォス)のミネラルウォータリーシャドーです。 ...
40代、黒いおりものに不安MAX!もしや病気?薬剤師監修の原因と対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...