オンライン映えを狙うなら…?買ってはいけない3つのコスメ

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-05-28 06:00
投稿日:2020-05-28 06:00
 オンライン飲み会にオンライン合コン、オンラインデートなどなど、“新しい生活様式”の一環として、オンラインを通じた恋愛の交流も盛んです。ちょっとした会合であれば、対面で集まるよりも気軽に開催できるメリットもありますよね。
 でも、スクリーンを通じた姿は肉眼で見るのとは異なり、ちょっとしたアラが強調されたり、予想外に派手に見えたり……なんてことも起こりがち。せっかくメイクをしたのに、スクリーンで「映えない」となると、ちょっとガッカリです。
 そこで、時短美容家の並木まきが、オンライン映えを狙うなら「買わないほうがおすすめ」なコスメをお伝えします。

1. なじみカラーのベージュアイシャドウ

 なじみカラーのベージュアイシャドウは、透明感があっておしゃれな目もとを作れるコスメです。しかしスクリーンを通してしまうと、“なじみカラー”はなじみすぎてしまって「ノーメイク」の様相を醸し出しがちなのも事実。鏡で見たときには“くすみ”や“クマ”がフォローできているように見えても、スクリーンに映した顔は「顔色の悪いすっぴん」にしか見えないため、リスクが大きいのです。

 カメラ映りを良くするなら、メリハリのあるアイメイクがポイントに。発色のいいアイシャドウを使ったほうが、“映えるメイク”になりやすいです。

2. ツヤツヤ肌を演出するファンデーション

 “ツヤ肌”は肉眼で見ると独特の透明感が美しく、もはやブームを超えて定番となったベースメイク方法です。しかし、「女優ライト」などを使わない限り、カメラに映った顔にはどうしても影ができやすいため、過度なツヤ肌は単なるテカリにしか見えないリスクもあります。

 暗めな画面でテカリ(本人はツヤのつもり)が目立つ肌は、男性にガツガツとしたイメージを与えやすく、オンラインでのモテを逃してしまうかもしれません。カメラ映りを考慮するのであれば、明るめのライティングを死守するか、ツヤはほどほどにして色みで明るさを上げたほうが安心です。

3. マットなレッドリップ

 スクリーン映えに、口紅は欠かせないアイテム。口もとに色があるだけで、健康的なイメージも高まりますね。しかし、カメラ映えやカメラモテを狙うならば、マットな赤リップはちょっと気をつけるべきコスメ。

 マット系の口紅はツヤがないぶん、スクリーンを通じても発色がわかりやすいというメリットがあるものの、レッドなどの強い発色は、この「発色の良さ」がかえって不自然なメイクに見えやすいのです。

 特に、透明感のない深み発色が特長の口紅には要注意。唇だけがヌッと強調され、男性ウケの悪い「お化けメイク」的な印象が出やすいでしょう。顔色を明るく見せつつ、おしゃれな口もとを狙うなら、ナチュラルなツヤが出せるグロスをプラスすると安心です。

スクリーンで「映えない」メイクに要注意!

 気になる人や好きな人とのオンラインでの交流では、きれいに見せたいのが女心。出会いの場でも、メイクによって好感度を上げられればベターです。スクリーン映りを意識するならば、ご紹介したようなコスメにはご注意くださいね。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


臭った足で部屋に入る彼…【専門家監修】臭いの原因は2つ!日頃のケアは
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
キャプスタイルの前髪のしまい方は? “張り付いた海苔”を回避するテク6選
 キャップをかぶるときに悩むのが、前髪のしまい方。「なんだかモサっとしてしまう…」「前髪がぺちゃんこにつぶれて張り付いた...
その定番アイメイク、やらかしてます…今すぐアプデしたいダサ見え5選
 定番アイメイクテクニックには、今の時代にそぐわず、古くさくてダサい印象になるアイメイクも…。目元を華やかに見せ...
一度でもいいから足首が細くなりたい…太くなる原因&簡単対策方法3つ
 細く引き締まった足首は、女性の憧れですよね。でも、時には足がむくんで象のような足首になる人も…。  今回は足首を細く...
「綺麗なおばさんになりたい」って変ですか? 今すぐ真似したい6つの習慣
 二十歳を過ぎたらあらゆることは自己責任ですが、それは「見た目の美しさ」に関しても同じ。実際に、自分の外見や内面を磨いて...
永久脱毛って本当にずーっと生えてこない? 気になる“その後”の体験談
 最近では、一般的になってきた永久脱毛ですが、中には「まだ自己処理をしている」「痛みや信頼性が不安で永久脱毛した経験がな...
座りっぱで気づけば、おしりの汗!女性向け3つの対策と便利グッズ
 暑い夏場や座りっぱなしで過ごしている時、おしりに汗をかいてしまい「臭いやムレが気になる」と悩んでいませんか?  洋服...
彼氏やペットとの生活が幸せすぎて怖い…要因はホルモン?【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
10回分191円の激安!SHEINの「眉毛ステッカー」張るだけで美眉なるか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
眉毛の形、古いです! 20代女が思うアラフォー女の老け見え残念眉メイク
 眉毛メイクは時代によって流行が変わりやすいですよね。当時は流行していて老け見えを感じさせないメイクでも、今だと...
バレッタで留めてたのに鏡見たら、落ち武者!落ちない方法とアレンジテク
 最近、ヘアアクセサリーでバレッタを使うアレンジが流行していますね。でも、実際にバレッタを使ってみると、すぐに落ちてきた...
目尻のシワは隠しすな!隠れたモテポイント♡男性が「可愛い」と思うワケ
 女性の肌悩みの一つ、目尻のシワ。でも、実は目尻のシワは意外と男性ウケがいいのをご存知でしたか?  今回は目尻のシワが...
美的3月号“完売ポーチ”実力は?コスメデコルテの美容液はありがたすぎる
 3月号の美容雑誌は豪華付録だらけ。  MAQUIA3月号通常版は現品サイズの「リリミュウ 春色リップパピーレッド...
「髪の毛の分け目」どっちにする問題 意外と知らない似合うほうの決め方
 毎朝、髪の毛をスタイリングする時に「左右、どっちの分け目にしたらいいんだろう?」と困ることがありますよね。実際には、な...
美肌の40女性に聞いた!加齢の鼻の周りの赤み対策に“ちょい足し”3品
 年齢サインが出るのは鼻の周りの赤みだよねーー。20歳の頃にアルバイト先のお姉様にそう言われてから、早10年。鼻の周りの...
おなかが鳴るの恥ずかしい!【専門家監修】ギュルギュル音を止める対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...