心と胃袋の友「コンビニ総菜」の夕飯が“皿1枚”で劇的に変化

terumi スタイリスト
更新日:2020-06-05 11:24
投稿日:2020-06-05 06:00

緊急事態宣言解除→帰宅後はお疲れモード全開

 こんにちは。スタイリストのterumiと申します。

 緊急事態宣言が解除されて(な、長かった自粛生活……)気持ちはウキウキしちゃいますが、自粛慣れしてしまったのか? 出かけて帰ってくるとなんだか疲れるわ~(笑)と思う今日この頃です。

 もっとも、薄れがちな記憶をたどれば、コロナ自粛の前からも(!)、疲れたわたしの生活を支えてくれていたのは、そう、コンビニです。今もなお、お世話になり続けております。

 コンビニ各社さまの社内努力のおがげで、お家へ帰ってすぐにおいしいものが食べられるのは大変ありがたいですね(感謝しかない)。ですが、ちょっと気を抜いて自分に優しくなりすぎてしまうと、ひとりごはんだし、疲れてるし、パッケージのまま食べても良くなぁい? ってなったりしてませんか? しますよねー?

 映えないどころか、自堕落な部分を目の当たりにし、とっても残念な気持ちに……。しかし、ここはほんのちょっとだけ、がんばってみましょう。お皿に移し替えるだけで見た目の視覚効果も相まって、満足度がグンとアップしますよ。

焼き鮭を丸平皿の洋食器に盛り付けてみると…

 ご覧のとおり、お皿に盛り付けただけで、「ちゃんとしてます感」満載の食卓になりますよね(ちなみにチラッと見えているお味噌汁もレトルトですw)。

 これが包丁もまな板も使わずにできるなんて、コンビニさまありがとう!

 今回使用した平皿は業務用のツルツルとした22.5cmのプレートです。本来なら、ハンバーグや魚のソテー、サラダといった洋食に向いている洋食器なのですが、あら、不思議。ザ・和食メニューでも盛り付けてみるとさらっとしたライトな雰囲気になるので、案外良いですよ!

 ツルツルした透明感が特徴の洋食器と比べ、ザラザラごつごつと土の感触を残した和食器は、実家っぽい雰囲気になってしまいがちですし。小鉢だの小皿だのと使用する食器の数が増えてしまうのも、丸皿の洋食器だと、副菜も一緒に盛り付けられる。こちらも嬉しいですね。

ホットスナック定番の「唐揚げ」がおやつから格上げ

 コンビニ総菜といえば、ホットスナックも捨てがたい! お腹がすいた~という状況で吸い寄せられるようにコンビニへ入ると、レジ前のコーナーでロックオン状態に(苦笑)。ついつい唐揚げ棒を買ってしまいます。

 でもでも、唐揚げ棒って“瞬殺”で食べ終わっちゃいませんか? ごはんのおかずというより、小腹を満たすおやつ!? ですが、ここはグッとこらえ、唐揚げ棒もお皿に盛り付けると立派なお食事になるのです!

カフェオレボウルを丼代わりに使う

 20年ほど前にパリかぶれだったわたしが今日まで大事にしているカフェオレボウル。当時はこれでカフェオレを飲むなんて! パリジェンヌ、めちゃお洒落!! と実家の家族に変な目で見られながら飲んでました(笑)。そんなブームはすぐに去りましたけれど。

 実は直径14cm、高さ7cmのカフェオレボウル。小さな丼として使用するのにもちょうどいいサイズです。まず、ごはんの上にレタスミックスをふんわり盛りつけます。ごはんが半分ぐらい隠れるぐらいでしょうか。次にコンビニ定番のポテトサラダを細かいことは気にせず、箸でごろごろっと盛り付けます。スプーンですくうとベタベタしがちですので、ここはぜひ、お箸でどうぞ。

 そうそう、肝心な唐揚げを盛るスペースを全体の四分の一くらい、残しておいてくださいね。棒から外した唐揚げを最後に山盛りに乗せると、見た目もドーンと迫力のある唐揚げ丼になりますよ。もちろん、この手法は唐揚げ棒ではなく、ナゲットタイプにも、一枚サイズの鶏唐揚げ(こちらは包丁でひと口大にカットして)にも使えます。

 さーて、きょうは何のコンビニ総菜にしようかな(笑)。そうそう、もやし焼きそばが映える盛り付け方についても検証しています。よろしければ、見てみてくださいね。

【まとめ】

・和食=和食器にこだわらない。洋食器を使うとカフェ風魚定食に早変わり。
・ホットスナックはおやつだけにあらず。カフェオレボウルや小丼ぶりに盛り付けると食事になる。
・ポテトサラダはスプーンより箸で取り出す。

terumi
記事一覧
スタイリスト
ファッション、メイク、フード、インテリアなど女性のライフスタイル全般を幅広く提案、スタイリング。雑誌、web、広告など、キャリアは多岐に渡る。スタイリスト歴20年で培ったテクニックを駆使し、フリマアプリの出品をするのが最近の趣味。大好きなラジオとともにアラフォーひとり暮らしを満喫中!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


春の訪れと幸運をもたらす…強くてたくましく美しい「水仙」
 ワタクシの実家の裏にある小高い丘の上に、近所から「天神さん」と呼ばれ、親しまれている神社がございます。  今では...
仕事に遅刻! 信頼を失わない言い訳&連絡時のビジネスマナー
 社会人でも、寝坊をして遅刻をしてしまった経験がある人も多いでしょう。でも、会社に勤めていると、遅刻した際に大人として正...
“にゃんたま”は神様の化身?幸せを呼ぶまあるい鈴カステラ
 あけましておめでとうございます。今年も「にゃんたま詣」でスタート!  神社で動物に出逢うのは、神様の歓迎サインと...
ご祝儀は新札しかNG? 土日の入手方法やアイロンでの作り方
 友人の結婚式が近づいて、美容院の予約やドレス、靴の手配まで完璧なのに「ご祝儀の新札がない!!」と焦った経験はありません...
来年は猫年じゃない? 干支に入れず恨み節の“にゃんたま君”
 昔、神様は元旦に動物たちにあいさつに来るよう言いました。12番まで先着順に、年の動物になれるという大イベントでした。 ...
本当に自分のために? 素直に聞くべきアドバイスの見極め方
 昔から「素直さは大切」だと言われます。大人になっても素直さを忘れずに、周囲のアドバイスを聞き入れられる人のことは尊敬し...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #3
 投資していた友人の失脚により、K社長はブラックな債権者から追われる身となりました。  社長は行方をくらまします。...
縁を切るべき友達の5つの特徴&上手に縁を切る方法とは?
 どんなにコミュニケーション能力が高い人でも、「苦手だな」「付き合いにくいな」と感じる人は、誰にだっているもの。仕事の付...
後ろ足で器用にポリポリ…一緒に“にゃんたま”も揺れちゃうの
 きょうは、首元がカユ~イにゃんたま君です。  首を掻くのに、うしろ脚を使うなんて…ニャイす!  一本だけ爪...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #2
 自分の作品がヘアヌードブームに引っかかることも、世間はこんなにエロが好きで、女性のヌード=男性の下半身への奉仕物、と見...
脱いだ作家を守るために…作品を山に埋めた編集者の話 #1
 女が脱ぐ仕事をするのには、いまも昔も危険や煩わしいことが付きまといます。  私自身、音楽をやっていた頃に自分の作...
お葬式に黒いタイツはダメ?寒い日の防寒対策&喪服のマナー
 真冬にお葬式に参列することになった時、黒のストッキングでは足元が寒いことってありますよね。でも、暖かい格好で行こうと思...
配信者にとっては厄介!「察してもらいたい欲」がすぎるひと
 ライブ配信は、まさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく世界。今日も今日とて、多くのライバーやリスナーは、配信をめぐっ...
この匂いはあの子かにゃ?チェックに余念のない“にゃんたま”
 猫の嗅覚は、人間の嗅覚の数万倍から数十万倍鋭い、といわれています。  猫の鼻先は常に湿っていて、空気中に流れてい...
今年の実付きは最高!「千両」と共に迎える幸せなお正月
「今年の千両、実付きがいいよ!」  花市場でいつもお世話になっているセリ人のお兄様が電話の向こうで叫んでおります。...
旅行できない今こそ…年末年始におすすめグルメサービス2選
 政府の観光支援策「Go To トラベル」の全国一斉停止が決まり、年末年始の予定を変更した人も少なくないはずです。こんな...