ファンデドロドロを阻止! 肌のテカりの原因&抑える方法6選

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-06-12 06:00
投稿日:2020-06-12 06:00
 どんなに綺麗にメイクをしても、時間が経つと起こる「肌のテカり」。なんとかならないかな……? と、日々悩んでいる人は多いでしょう。
 肌質は人それぞれですのでテカる程度はさまざまですが、肌がテカる原因を知ることでテカりを抑えることもできるんですよ。そこで今回は、テカり対策をご紹介! メイク悩みを改善してくださいね。

どうしてケアしているのに肌がテカるの? テカりの3つの原因

 朝、ばっちりメイクをしてきたはずなのに、お昼になると「もうメイクが崩れている」と、感じている人は多いでしょう。メイク崩れでよく見られるのがテカり。テカりから、ファンデがドロドロになってしまうんですよね。このテカりは、みなさんご存知の通り「皮脂」が原因。なぜ、皮脂は増えてしまうのでしょうか?

1. 皮脂分泌が活発

 肌質には、脂性肌、普通肌、乾燥肌、混合肌など、さまざまなタイプがあります。皮脂が気になっている人の肌質に多いのが、オイリー肌とも呼ばれる「脂性肌」。脂性肌の人は皮脂分泌が活発なため、どうしても肌がテカりやすくなります。特に、皮脂腺が多いTゾーンは、過剰な皮脂分泌がされやすい場所です。

2. 肌の潤い不足

 肌がテカりやすい人は、「脂性肌だから」と思っている人が多いですが、実は一概にそう言えません。肌内部の水分量が少ないのに、肌表面の皮脂量が多い「インナードライ肌」である可能性もあります。

 これは、肌内部の水分量不足を感じた肌が、肌表面の潤いを保とうと皮脂分泌を活発に行っている状態。そのため、肌表面がテカってしまうのです。

3. 睡眠不足による影響

 肌の状態は外側からのケアが影響していると思われがちですが、実は生活習慣も大きく影響してきます。

 特に、寝不足が続いた場合、肌のターンオーバー(新陳代謝)がうまく行われなくなってしまうことも。睡眠時間が少ないことで皮脂コントロール機能がうまく働かなくなり、必要以上の皮脂分泌が行われることもあるようです。

メイク持ちもアップさせる! 肌のテカりを抑える6つの方法

 肌のテカりは、メイク崩れの原因のひとつ。では、キレイなメイクをキープするためには、どうすれば良いのでしょうか? 厄介な肌のテカりを抑えるための対処法、ご紹介していきます。

1. 正しい洗顔方法を取り入れる

 肌のテカりが気になる人は、皮脂を洗い流そうと1日に何度も洗顔をしている人もいるようですが、これはNG。どんなに皮脂分泌が活発な人でも、洗顔は1日2回を目安にしましょう。

 また、洗浄力の強すぎる洗顔料を使ったり、熱いお湯で洗顔をすると、肌に必要な皮脂まで落として乾燥を招く恐れがあるため、注意が必要です。ゴシゴシと擦るのではなく、泡で優しく汚れを落とすようにしましょう。

2. 洗顔後、すぐに保湿ケアを行う

 洗顔後、ついついテレビやスマホを見たりして、スキンケアを後回しにしてしまう人も多いでしょう。でも、洗顔や入浴後の肌というのはとても乾燥しやすい状態。肌は乾燥を感じると、皮脂分泌量を増やしてしまう特性があるため、洗顔後にはただちに保湿ケアをすぐに行うことが必要です。

 化粧水で水分を肌に与えた後には、乳液やクリームなどの油分で水分の蒸発を防いで保湿するようにしましょう。

3. 収れん化粧水などをプラスする

 皮脂分泌が盛んな脂性肌の人は、スキンケアアイテムを見直すこともおすすめ。普段使っているスキンケアアイテムに、「収れん化粧水」を取り入れるのも良いでしょう。収れん化粧水は、毛穴を引き締めてくれるため、皮脂分泌を抑える効果に期待できます。

 また、毛穴はそこまで目立たないけれどテカりが気になるという人は、インナードライ肌の可能性がありますから、保湿ケアを重点的に行うことが大切です。

4. 過剰な皮脂ケアをやめる

 肌のテカりが気になる人は、あぶらとり紙などを使って常に皮脂を落とそうとしていませんか?確かに、皮脂がなくなれば、テカりがなくなり、メイク直しもしやすいでしょう。

 しかし、過剰な皮脂ケアは乾燥を招き、皮脂分泌を活発にさせてしまう可能性があります。メイク直し時の皮脂ケアは、テカりがどうしても気になるTゾーンだけをティッシュオフ程度でも十分ですよ。

5. メイクは薄付きにする

 テカりに悩んでいる人は、同時にメイク崩れにも悩んでいるでしょう。当然ですが、ファンデーションがたっぷりと肌に乗っていると、メイクが余計に崩れやすくなります。Tゾーンなど皮脂が出やすい部分は特に、できるだけ薄付きメイクを意識して行うと、メイク持ちを良くすることができますよ。

6. ライフスタイルを見直し、規則正しい生活を送る

 上記でもご紹介しましたが、睡眠不足をはじめとした生活習慣の乱れも、過剰な皮脂分泌の原因となってしまいます。規則正しい生活を送り、質の良い睡眠を取ることができれば、肌の新陳代謝も正常に戻り、テカりの改善にもつながるでしょう。

 また、食べ物にも気を使うことも重要。揚げ物や甘いものに含まれる脂質や糖質は、皮脂分泌とも関わるため、適度に摂取することが大切です。

肌のテカりは抑えられる! 正しいケアで理想的な肌を目指そう

 肌のテカりに悩んでいる人は、「脂性肌だから仕方がない」と諦めている人も少なくありません。しかし、脂性肌であっても、ちょっとしたことで肌の状態は変えることができます。テカりを抑えることができれば、メイク直しの回数を格段に減らすことができるでしょう。

 肌のテカりに悩んでいる人、メイク崩れが激しいと感じている人は、この機会にテカりケアを取り入れて、理想的な美肌を目指してくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


脱おてもやん!年代別チークの入れ方・選び方・垢抜けテク♡
 血色感を出すのに欠かせないチーク。でも、何年もチークの入れ方を同じにしていませんか? 実は、チークは年代別に入れ方を変...
まつげパーマを長持ちさせたい!すぐできる方法5つとNG行動
 目元を魅力的に見せたり、メイク時間を短縮させるために、まつげパーマをしている人は多いでしょう。まつげがくるんとアップし...
目指すはカトパン!全方位型“ふんわり女子アナメイク”のコツ
 雑誌やテレビで見かける芸能人や有名人に「なれるものなら、あの顔になりたい!」「あんな姿に生まれていたら、私の人生も違っ...
憧れの“ハンサム女子”になるには?意識したい7つのポイント
 凛としてかっこいい「ハンサム女子」は、性別問わず憧れの存在。そんなハンサム女子に密かに憧れを抱いている人もいるのではな...
季節の変わり目は“ゆらぎ肌”に注意!春のお手入れのコツ5選
 長い冬が終わって待ちに待った春が来たのに、なんだか肌の調子が悪い……と感じたことはありませんか? もしかすると、それは...
不器用でも大丈夫♡ 誰でも簡単にできるまとめ髪アレンジ4つ
 ヘアアレンジが苦手で一年中同じ髪型をしている人は、意外と多いようです。でも、髪型を変えると印象をガラッと変えられるので...
「ヘッドスパ」のやりすぎにご注意! 正しい頻度とメリット
 美容に敏感な女性たちの間で、すっかり定番のケアになった「ヘッドスパ」。女性にとって嬉しいメリットがたくさんありますが、...
【種類別】クマ隠し方法!カラーテクニックで健康的な顔に♪
 目の下のクマでお悩みの人は多いでしょう。クマがあると、顔の印象が大きく変わってしまいますよね。 そこで今回は、頑固なク...
イメチェンするならボブスタイル♡ 定番人気の長さ&種類は?
 ヘアスタイルの中でも、幅広い年代に愛されている「ボブスタイル」! でも、一言でボブといっても、長さやデザイン別にたくさ...
化粧水の重ね付けでうるうる肌に♡ メリット&正しいやり方
 乾燥が気になる季節になると、化粧水を重ね付けしている人も多いでしょう。でも、リサーチしてみると「化粧水の重ね付けは意味...
2022年のトレンド眉毛は3つ! 描き方を変えて垢抜け顔に♡
 顔のパーツの中でも、第一印象に大きく影響する眉毛。でも、眉メイクはいつもの形でマンネリ化してしまいがちなので、気がつけ...
誰でも簡単♡「ぷるぷるリップ」を叶える唇ケア5選&NG行動
 乾燥する時期になると、肌だけではなく唇もカサカサしてきますよね。リップを塗るだけでは改善せず、荒れた唇に悩んでいる人も...
「ぱっつん前髪」基本の切り方のコツ♡重めも軽めも自由自在
 “ぱっつん前髪”ってとても可愛いけれど、切り方が難しくて切りすぎたり、アンバランスになってしまったりと、失敗してしまい...
初心者でも安心♡ サウナの正しい入り方&守るべき注意点4つ
 最近、ブームに再び火が付いている「サウナ」。テレビでも見かける機会も増えているので、「私もサウナに行きたい!」と思って...
スーツのパンツorスカート、どっちが細見えする? 選び方7選
 働く女性の必須アイテムの「スーツ」。仕事やフォーマルな場で重宝しますよね。でも、中には「太って見えるから苦手……」「自...
【ショートカット】スタイリングで使いたいアイテム3つ
 コロナ以降、久しぶりに友人と会うと、髪が短くなっていることって多くないですか? そんな私もロングヘアをバッサリと切って...