「マスク焼け」はなぜ起こる?おもな原因をチェック!
「マスク焼け」の原因は、もちろん紫外線にあります。でも、中には「ちゃんとUV対策をしているのに、マスク焼けをしてしまった」という方もいるよう。そこでまずは、対策するためにも知っておきたい、マスク焼けの原因をチェックしていきましょう。
きちんと日焼け止めを塗れていない
紫外線対策には「UVカット効果のある化粧下地や日焼け止めを塗るのが有効です。でも、「マスクで隠れるところは、塗らなくてもいいか!」と、勘違いしている方は多いはず。
紫外線は、窓ガラスを通り抜けてしまうほど強いものです。マスクをしている部分に日焼け止めを塗らなければ、マスクの上からでも当然、日焼けは起こってしまいます。
マスクが擦れて日焼け止めが落ちる
マスクと肌が擦れると、せっかく塗った日焼け止めがマスクについて落ちてしまいます。また、マスク内に充満する水蒸気や汗などによっても、日焼け止めの効果は半減してしまうでしょう。
マスク着用時には、普段以上に日焼け止めの塗り直しなどを徹底する必要がありそうです。
マスク着用の安心感でUVケアが不十分になる
リモートワークの方も増え、外出の機会が減った今、ちょっとした買い出し時にはメイクをせずにマスクをしてさっと出かけている方も多いでしょう。でも、これもマスク焼けの原因です。
確かにマスクは、ノーメイクを隠せる心強いアイテム。しかし、それと同時に顔が隠れることで「日焼けしなさそう」と安心してしまい、UVケアが不十分になってしまうのです。先に挙げたように、マスクをしても紫外線は肌に降り注いでいることを、心に留めておくことが大切でしょう。
マスク焼け対策6選!日焼け止めの正しい使い方をチェック
「マスク焼け」を防ぐためには、どうすれば良いのでしょうか?基本的な対策としては、やはり日焼け止めをいかに正しく使うか?ということに尽きます。
そこで、今後も続くマスク生活に必須の「マスク焼け対策」をご紹介します。
1. 1平方センチメートルに2mg!適量を塗る
日焼け止めの使用方法には「適量を塗る」と書いてありますが、実際どのくらい塗れば良いのかをご存知の方は少ないでしょう。日焼け止めの正しい適量は、「1平方センチメートルに2mg」。日焼け止めの効果の測定は、この量でされているそうです。
具体的には、化粧下地などクリーム状の場合にはパール粒1〜2個分ほど。日焼け止めなど液体状の場合には、1円玉1〜2個分ほどを目安に塗るようにしましょう。
2. 塗り忘れ注意!顔全体に塗る
マスク焼けを防ぐためには、マスクで隠れている部分にも日焼け止めを塗ることが肝心です。特に、耳の裏、うなじ、あごの下は塗り忘れが起こりやすい部位ですので、意識的に塗るようにしましょう。
3. 2〜3時間おきを目安に!こまめに塗り直す
基本的に日焼け止めは、こまめに塗り直さなければならないアイテム。SPFやPA値にもよりますが、だいたい2〜3時間おきに塗り直すことで、効果が持続しやすいと言われています。
メイクをしている場合には、スプレータイプの日焼け止めが便利です。吹きかけた後、軽く馴染ませてからパウダーなどを塗るようにしましょう。
4. マスク周りには重ね付けも有効
マスクをしている部位はもちろん、マスクが擦れるマスク周りは日焼け止めが落ちやすい部分。そのため、頬骨や鼻、口元には日焼け止めの重ね付けをして対策することも有効でしょう。
ただし、化粧下地でのUV対策の場合には、その上からファンデを重ねることになるため、メイク落ちも気になるところ。メイクよれが起こりやすい部分はファンデを塗らずにフェイスパウダーを重ねるなど、できるだけ薄付きメイクをすることで崩れを防ぐことができます。
5. 完全に乾いてからマスクを着用する
ちょっとした外出の前には、外に出る数分前に日焼け止めを塗っている方も多いと思いますが、この時のポイントとしては日焼け止めが完全に乾いたことを確認してからマスクを着用すること。こうすることで、日焼け止めが落ちるのを低減することができます。
6. メイク時には仕上げにフェイスパウダーを塗る
メイクをして出かける際には、化粧下地や日焼け止めを塗った後にしっかりフェイスパウダーを塗ることも肝心。摩擦によって日焼け止めの効果が落ちることを予防することにもつながりますし、皮脂によるベタつきを抑える効果も期待できるでしょう。
フェイスパウダーをしっかり塗るとどうしても肌のツヤ感が薄れてしまいますが、UV対策をする上ではある程度は我慢!どうしてもツヤ感を出したい方は、化粧下地にパール入りのものを選ぶなど工夫をしてみると良いと思います。
マスク焼けを徹底阻止!日焼け止めを正しく使って♪
マスク蒸れによる肌荒れだけではなく、「マスク焼け」なんて、今までなかった肌悩みも出現。美を追求する女性にとっては、なかなかつらい季節が到来しています。
ナーバスになりすぎるのもストレスになりますが、ひと夏が終わって「鼻から上のトーンが違う」なんてことにならないように、今すぐにでもしっかりと日焼け対策をすることが大切ですね。
将来の美肌のためにも、ぜひこの機会に日焼け止めを正しく使ってケアを行いましょう♪
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