王道モテ理論が“無駄モテ”の原因? 本命男性にモテる方法♡

リタ・トーコ ライター
更新日:2020-08-18 06:00
投稿日:2020-08-18 06:00
「異性にモテる」のは、やっぱり嬉しいこと。誰かに好意を持ってもらえること自体が奇跡のようなことですし、当然、悪い気はしませんよね。でも、本命男性には好きになってもらえないのに、いつも興味のない男性からモテてしまうのも考えもの。でも実は、このような“無駄モテ”は、あなたの行動が引き寄せているのかもしれませんよ?

これってどうなの? 鵜呑みにしがちな王道モテ理論

 世の中には、王道のモテ理論があります。たとえば……

・LINEの返信は焦らしたほうが良い
・ナチュラルメイク・うるツヤリップ・ワンピースが鉄板モテファッション
・ボディタッチを適度に仕掛ける
・3回目のデートまでは体を許してはダメ
・お会計時には奢ってもらえるにせよ、財布をとりあえず出す
・さしすせそ言動「さすが、しらなかった、すごい、センスいい、そうなの?」を使う

 ……など。雑誌の恋愛企画や、ウェブなどで「モテる方法」と検索すれば、おそらく、このような「モテ仕草」、「モテ言動」など、王道のモテ理論がたくさん出てくるでしょう。

 気になる相手ができて「モテたい」「好きになってほしい」、そう強く思うからこそ、これらの恋愛論を鵜呑みにして実践している方は多いはずです。

王道モテ方法を実践するとどうなる? 4つの注意点

 上記でご紹介したような王道モテ方法を実践して、運命の人に巡り合える可能性はもちろんあります。しかし、場合によっては、思わぬ結果につながることもあるため、注意が必要でしょう。

“誰にでも好かれるモテ女性”になれる

 王道モテ方法がこれだけ知れ渡っているのは、「こんな女性がいい」という男性の意見であったり、「このモテ方法で彼氏ができた」という女性の体験があるからでしょう。

 つまりは、多くの一般男性から「この子は平均点以上」だと思ってもらえるのが王道モテ方法だということ。“誰にでも好かれるモテ女性”になれる確率は、当然上がります。

自分の個性やタイミングが潰されてしまう

 モテるために有効な王道モテ方法ですが、自分が持っている個性が潰れてしまうリスクがあるということも、頭においたほうが良いでしょう。

「本当は今すぐ返信したいけど、モテるには焦らした方が良いんだよね……?」「本当は関係を進めたいけど、3回目のデートまでは……」と駆け引きした時点で、自分らしいタイミングが潰されてしまいます。王道モテ方法を信じるあまり、「もしかしたら、『今すぐ』行動した方が、彼の心を掴めるかもしれない」という可能性を考えなくなってしまうのです。

本命男性にモテるかはわからない

 王道モテ方法を実践したら好きな人と必ずうまくいくのであれば良いですが、残念ながら必ずしも本命男性にモテるかはわかりません。

 モテる男性ほど、女性を選ぶ目が肥えている傾向にあります。女性の仕掛ける駆け引きに気付く男性も多く、「女性はみんな同じ」なんて思っている人もいるのだとか。要は、男性の想定内の女性になってしまうと、「面白い」「興味深い」と思ってもらいにくくなってしまうと言えるでしょう。

恋愛経験だけが増えていく

 王道モテ方法を得た女性は、不特定多数の男性から“無駄モテ”します。アプローチを受けて「これから好きになれるかもしれない」と、なんとなく付き合ってしまい、恋愛経験だけが増えていく方も多いです。

 しかし、このように始まった恋愛は、気持ちが盛り上がることもなく終わってしまう場合もあります。そして、この間に、本当に好きな人との出会いやチャンスを逃してしまうケースもあるでしょう。

本当のモテを引き寄せるためには? 4つの方法

 では、本当のモテを引き寄せるためには、どんなアプローチをすれば良いでしょうか?

1. 無駄に期待させない

 世で言う王道モテ方法は、平均的な男性に刺さるようにできていると思って良いでしょう。モテ方法に引っかかってくれる男性はたくさんいますし、脈ありサインを出してくる男性の気持ちに多くの女性は気付けるはずです。

 しかし、「これからの進展の可能性が全くない!」ということであれば、相手のためにも無駄に期待させないことが大切。相手からの告白やアプローチのチャンスは、女性自身が潰すことができるはずです。

2. 王道モテ方法と自分らしさを組み合わせる

 王道モテ方法の中でも自分が納得できるアプローチであれば、試してみるのはもちろんあり。その上で、自分らしさを出していくことを意識しましょう。

 たとえば、ファッションなど。「クールビューティー」なんて呼ばれている方が、王道モテ方法で言うところの“ゆるふわな雰囲気”を纏うと、どうしても浮いてしまいます。

 それよりも、自分に合った服を着ていた方が楽しいですし、堂々としていられるはずです。その自信が魅力につながり、モテへとつながるでしょう。

3. 恋愛は自分から始めると決める

 無駄モテする女性は、男性からのアプローチでお付き合いを始める受け身の恋愛が多いです。男性に言い寄られたら嫌な気はしませんし、「今、彼氏もいないし、嫌いじゃないし、これから好きになるかもしれない」という心を持ってしまうでしょうから。

 しかしこれは、知らない間に妥協をしてしまっているのと同じこと。ちょっとしたことで「やっぱり違った」と、簡単に別れてしまいやすくなります。

 これを避けるには、「恋愛は自分から始める」と決めること。きちんと恋に落ちて、「手に入れたい」と、自分からアプローチをしたくなるような相手を見つけてみると良いかもしれません。

4. 相手の性格に合わせたアプローチをする

 世の中には、王道モテ方法が通用しない男性もいます。それもそのはず、人の好みはそれぞれですから。大切なのは、それを見極めることに尽きます。

 相手の性格に合わせたアプローチをすることで、恋愛に発展しやすくなるのは当たり前。そのためには、リサーチをして相手好みに染まってみるのもありかもしれません。ただ、わざわざ相手に合わせずとも、価値観がぴたりと合う男性もどこかにいるかも? そんなチャンスがあったなら、逃さないように常に恋愛を始められる体制を整えておくことも大切です。

量より質! 無駄モテは数に入らない! 本命男性にモテてみて♡

 無駄モテをすると、少なからず「モテている気分」になってしまいますが、本命男性にモテなければ、やっぱり意味がありません。そして、せっかくの恋心を「無駄」なんて思われる男性に対して失礼なため、思わせぶりはやめておきましょう。

 無駄モテは、恋愛の数には入りません! 本当のモテ女性は、きっと無駄を省いて本命男性に一直線に向かうでしょう。王道モテ方法はほどほどに、自己流の王道モテ方法を研究して、本命男性にモテる女性を目指してくださいね♡

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「実はかつら」告白にショックで号泣…でも結婚したかった。
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-12-08 06:00 ラブ
遊び人の彼を本気にさせるには?彼が最後に選ぶ女になる方法
 好きになった人が遊び人だと、不安は尽きませんよね。「きっと私には本気になってくれない……」と、自信をなくしている人も多...
恋バナ調査隊 2020-12-08 06:00 ラブ
元カレが結婚…!つらいモヤモヤを早く忘れる「近道」とは?
 元恋人が結婚するとわかると、もう吹っ切れたと思っていたのに、「なんで私のときに結婚してくれなかったの?」とモヤモヤした...
若林杏樹 2020-12-07 06:01 ラブ
彼に復縁したいと思わせるには?復縁までにするべき行動4つ
 大好きな彼と別れてしまったけれど、どうしてもやり直したい!という気持ちが抑えられなくなることってありますよね。でも、復...
恋バナ調査隊 2020-12-06 06:00 ラブ
“美人は3日で飽きる”は本当?男性たちの意外な本音を調査!
「美人は3日で飽きる」という言葉を、聞いたことがある人は多いはず。そして、「ブスは3日で慣れる」という言葉も……。でも、...
恋バナ調査隊 2020-12-06 06:00 ラブ
男はチャンスがあれば浮気する!怪しげな気配を見抜くコツは
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。宮崎謙介元衆院議員(39)二度目の不倫を文春砲にてスクープされました。ここ最...
山崎世美子 2020-12-05 06:00 ラブ
ルーズすぎる夫にメンタル限界…秘密裏に別居計画を進める妻
「冷酷と激情のあいだvol.23〜男性編〜」では、妻に対して怯えながら家庭生活を送っている男性であるOさんの心情をご紹介...
並木まき 2020-12-05 05:48 ラブ
何をしてもダメ出し…妻に怯えながら家庭生活を営む夫の悲哀
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-12-05 05:48 ラブ
彼はLINEが苦手なだけ?彼の本音&“脈あり”を見抜く方法♡
 いい感じになった彼と連絡先を交換できたのに、LINEが盛り上がらなくて悩んでいる人は多いようです。しかし、実際のところ...
恋バナ調査隊 2020-12-04 06:00 ラブ
もう泣きたくない…離婚から立ち直るために必要な期間は?
 長く厳しい離婚協議(または調停)を終え、やっと解放されたと思っても……悲しいかな、離婚は失恋以上に悲しみを引きずる場合...
七味さや 2020-12-04 06:00 ラブ
目指すはスルメ系女子? 噛むほどに味が出る女性の特徴7つ
 男女の性質を、「◯◯系」という括りで表しがちな昨今。実は今、見直されているのが、“スルメ系女子”。その言葉の通り、スル...
リタ・トーコ 2020-12-03 06:00 ラブ
好きな人とお揃いのグッズが欲しい♡ おすすめアイテムを紹介
 あなたは好きな人とペアグッズを持ったことがありますか? 中には「恥ずかしいから」という理由でペアグッズを持たない人もい...
恋バナ調査隊 2020-12-03 06:00 ラブ
イケメンと付き合いたい女性がすべき5つの行動&出会い方♡
「彼氏がイケメンだったらいいなぁ」と、思う女性は多いのではないでしょうか? 同じセリフや行動でも、イケメンがするだけで特...
恋バナ調査隊 2020-12-02 06:00 ラブ
彼女がいても…彼が「元カノ」と連絡を取り続ける理由って?
 なぜ、私たちの恋人は元カノと連絡を取り続けるのでしょうか。面と向かって「連絡取らないでよ」というのは重たいけれど、連絡...
ミクニシオリ 2020-12-02 06:00 ラブ
モテ女子に学べ♡片思い中LINEの注意点&効果的な送り方
 片思いの彼とLINE交換ができたのは良いけれど、どんなメッセージを送れば関係を発展させられるかと、悩んでいる人は多いよ...
2020-12-01 06:00 ラブ
9年前にお見合いした別の優良物件男からクズ過ぎる連絡が。
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-12-08 10:44 ラブ