更新日:2023-01-26 20:16
投稿日:2020-09-06 06:00
コロナの影響が深刻に…
私がこの病院にお世話になったのは2020年1月のこと。3カ月経つころにはコロナの騒動が大きくなっていました。
ある診察の日。
「タイミング法が3回うまくいかない人は、大抵は次に人工授精に移ります。まだ若いし人工授精がいいと思うんだけど、どうでしょう」と先生から提案がありました。
私は悩んだ末、先生に「やっぱり体外受精で一気に行きたい」と伝えました。
すると先生から意外な言葉が。
「実は国のほうから、いま妊婦を増やすことはコロナの影響がどう出るかわからないので危険だと言われています。
なので体外受精をして、妊娠してもリスクはついて回るし、もし受精卵を戻すタイミングであなたががコロナにかかったら、戻すことはできません。
しかも、採卵したり受精卵を作ったお金を返すことはできないんです」
私は先生の言葉に”まだ若い? もう34歳だよ。若くはないでしょう”と違和感を感じ、私の求めるものと先生の求めるものが違うことに気が付きました。
先生の言うことも、もちろん一理あります。コロナの影響がどれほどのものなのか、妊婦にとってどう作用するのかわからない、という危険があるのもわかります。
でも、それ以上に自分の人生の時間の方が大事じゃないのか。
私はこの3カ月間、先生を信じ切って妊活をしていたため、病院を変えるという選択肢はなかったのです。
次回に続きます。
ライフスタイル 新着一覧
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子供たちに限りある資源を残すためには、私たちの日々の努力が欠かせません。今回は、みんなが普段心がけている環境にいいこと...
「つかぬことをお伺いしますが……」
猫店長「さぶ」率いる愛すべき我が花屋には、お客様から毎日のように“ちょっと困...
世の女性の中には、せっかくの家族旅行中、「夫のイライラする言動」によって、楽しい雰囲気が台無しになってしまうケースも…...
「セルフラブ」という考え方は、確実に私の人生に大きな影響を及ぼしています。
セルフラブについて学び始めた時「世界...
さる9月2日(土)、千葉県流山市で「電車好き」と「ビール好き」垂涎の1日限りのイベントが開催されました。
通常は入...
昼間の細い路地を軽装の観光客が闊歩する。
誰かにとってはノスタルジーでも、また違う誰かにとっては新鮮に映るんだ...

「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
友達や同僚から人の悪口を聞かされたらあまり良い気分にならないでしょう。でもそれがユニークな悪口だとしたら、思わずクスッ...
【連載第57回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...

説教をされて、いい気分になる人はあまりいませんよね。でも、いつもどこか偉そうで、何かと説教をしてくる人はいるもの。
...
物や情報に溢れた現代では、断捨離やミニマリストに憧れる人が多いですよね! でも、大人になってもどうしても捨てられないも...
人生の転機とは、その時には気がつかず、後になってから「転機だった」と気がつくもの。特に40代を過ぎると、人生の前半を振...
この数年で男性の日傘がすっかり定着したのも納得の暑さ。
日陰に逃げても、どこまでも太陽に追いかけられている気が...

子どもの頃は暇さえあれば遊んでいたのに、大人になると週末は「予定もないし、寝溜めしておくか〜」と何もしない1日を過ごし...