ママ活を始めたがる30代&40代社会人男性が急増している理由

内藤みか 作家
更新日:2020-09-17 06:00
投稿日:2020-09-17 06:00
 近ごろ、マッチングアプリでママ活を始めようとする社会人男性が急増しています。なかには「40代ですがママ募集してます」という人も。彼らはいったいなぜ、こうした行動に出るようになったのでしょうか。彼らの実情を探ってみました。

仕事時間が減ってヒマができたから

 なぜこのウィズコロナの時期にママ活を希望するのかというと、第一に、自身の収入に不安を感じているからなのです。働き方改革に加え、コロナ禍で労働時間が減り、残業代がつかなくなった人が大勢いるのです。

 残業代がないとキツいから手っ取り早い副業を、と考えた際に、ママ活が思い浮かんだのでしょう。

 余裕時間も増えたため、デート時間も取りやすいのだと思います。知らない女性と近い距離で会うのはこの時期気を使うと思うのですが、そのリスクを負ってでもお金が必要なのかもしれません。

自分の夢を応援してもらいたいから

 彼らのなかには女性経営者や女医などに「夢があるので応援してほしい」と呼びかける人もいます。最近は起業を考えるサラリーマンが増えているのです。その理由は、会社員のままでは収入が心配だから。そのため起業のノウハウを持ち合わせている女性を求めているのです。

 本気で起業を考えているのであれば、マッチングアプリでの見ず知らずの女性ではなく、投資家へ向けて呼びかけるほうが効率的なはず。

 けれども「その日の食事をごちそうになるだけでも助かるから」と、手っ取り早そうなママ活に向かうのです。

「まずは食事をご馳走してもらい、仲良くなったら起業の出資もしてもらえるかも」という甘い期待も持っています。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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