ほうれい線が気になる人必見! 原因&消すための5つの対処法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-10-11 06:00
投稿日:2020-10-11 06:00
 多くの女性の肌悩みの代表格である、「ほうれい線」。ほうれい線ができると顔の印象が一気に老けて見られるため、どうにか消す方法を調べている人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、ほうれい線ができてしまう原因や、消すために今日から始められる対処法をご紹介します。正しい方法で、ほうれい線のない美肌を目指しましょう♪

ほうれい線ができてしまう4つの原因

 顔の印象を大きく変えてしまう、「ほうれい線」。ほうれい線を消すためには、できてしまう原因をしっかり理解することが大切。まずはじめに、ほうれい線ができてしまう4つの原因をご紹介します。思い当たるものがないか、ぜひチェックしながら読んでみてくださいね。

1. 表情筋の衰え

 表情筋は、肌のハリを保つ大事な役割を果たしているもの。口角からこめかみまで伸びている「頬骨筋」と口元を囲むように覆う「口輪筋」がありますが、この2つの筋肉が衰えてしまうと、頬の皮膚や脂肪が下垂して、ほうれい線が目立ってしまいます。

 表情筋の衰えは加齢だけでなく、人と話す機会や笑う機会が少ないなど、無表情が原因で起こることもあると言われています。

2. 肌の乾燥

 肌の乾燥も、ほうれい線ができてしまう大きな原因。「秋や冬になるとほうれい線が深くなる」「その日によってほうれい線の深さが違う」という人は、乾燥が原因の可能性も考えられます。

 ほうれい線は、顔の中でもよく動く場所にできるライン。肌が乾燥していると動くたびに肌に負担がかかって、ほうれい線が深くなってしまいます。

3. 加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少

 肌の内側には肌のハリを保つ、コラーゲンやエラスチンなどの成分があります。これらの成分は、肌の乾燥や加齢、紫外線のダメージが原因で減少してしまいます。

 その結果、肌のハリが失われてしまい、皮膚がたるんで、ほうれい線ができやすくなってしまいます。

4. 表情の癖

 肌はいつも同じ表情をすることで、その表情を記憶して「表情ジワ」になってしまうことがあります。表情の癖が原因のシワは、眉間や額などにできるシワが代表的ですが、ほうれい線も例外ではありません。

 不自然に口を動かす癖があったり、片方だけ頬杖をつく癖があると、その場所にほうれい線ができやすくなります。

ほうれい線を消すために今日からできる5つの対処法

 続いては、ほうれい線を消すために今日からできる6つの対処法を見ていきましょう。ほうれい線ができてしまっても、正しいケアをすれば若々しい表情を取り戻すことが可能なんですよ。どれも簡単にできるケアばかりなので、ぜひ今日から実践してみましょう。

1. 正しいスキンケアでしっかり保湿する

 乾燥は女性の最大の敵。肌の乾燥を防ぐためには、正しい保湿ケアが必要不可欠です。朝晩、丁寧に洗顔した後に、ゆっくり時間をかけてスキンケアを行いましょう。

 ひとつひとつの化粧品をしっかり肌に浸透させてから、次のスキンケアに進むのが基本のやり方です。十分に保湿できると透明感のあるもっちりとした弾力のある肌を作ることができ、ほうれい線を目立たなくさせることができます。

2. ハリをアップさせる美容液やクリームを使用する

 ほうれい線ができているということは、すでにコラーゲンやエラスチンなどが減少気味だということ。そのため、ハリをアップさせる美容液やクリームを使用するのも、ほうれい線対策におすすめです。

 ハリをアップさせるコラーゲンやエラスチンなどが配合されている化粧品で外側からしっかり潤いを補うことで、ふっくらハリのある美肌を目指せますよ。

3. ほうれい線に効果的なマッサージを取り入れる

 スキンケアでクリームを塗る際に簡単なマッサージを取り入れることで、ほうれい線のケアができます。

 まずはじめに、小鼻の横のほうれい線の始まっている部分に人差し指を置きます。手の平を少しずつ横にずらして、頬骨をこめかみの方向に5秒かけて押し上げます。頬を引っ張った状態で5秒キープ。これを1セットとして、3〜5セット行うと効果的です。

4. 紫外線対策は厳重に

 紫外線は肌の乾燥やシミの原因になるだけでなく、ハリや弾力のもとになるコラーゲンにも大きなダメージを与えます。紫外線対策は、一年中毎日行うのが基本中の基本。紫外線カット効果のある化粧下地を使ったり、ちょっとの外出時にも日焼け止めを使うなど、厳重な対策を行いましょう。

5. 正しい姿勢を心がける

 スキンケアやマッサージに加えて、日々の習慣もほうれい線と大事な関りがあります。特に気を付けたいのが、「姿勢」。姿勢が悪いと体全体の血行も悪くなるので、肌に栄養が届きにくくなり、その結果、コラーゲンを十分に作り出せずにハリ不足に……。

 姿勢を正すことは、見た目にも良い印象を与えます。さらに、ほうれい線ケアができるなら、実践するしかないですよね!

今日からできる♪ ほうれい線を消すアプローチを始めよう!

 ほうれい線があるだけで、鏡を見るのが億劫になってしまいます。どうやってケアしてよいのかわからず、諦めていた人も多いでしょう。でも、ほうれい線は正しいケアを行うことで、セルフケアで改善を目指すことも可能なんですよ。

 今回ご紹介した方法は、今日から始められる簡単なケアばかり。ぜひ、今日から実践して、ほうれい線のない美肌を目指してくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


20代女子が再現する「昭和のリバイバルメイク」の落とし穴。黒のリキッドアイライナーは“鬼門”です
 リバイバルメイクは懐かしさと同時に、どこか新しさを感じさせる魅力がありますよね。しかし40代が昭和メイクをそのまま再現...
ブラの跡が消えないんだけど…! 年齢のせいだと諦める前に知っておきたい原因と対策
 着替えようとした時、背中や肩にブラの跡がしっかりついて消えないことはありませんか? 放っておくとかぶれて赤くなったり、...
40手前で老眼疑惑!?【薬剤師監修】目がかすむ…酷使による「アイフレイル」ってなに?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の「顔色悪い」問題を救う2アイテム! C塗りとW塗りをお試しあれ♡
 新年は、メイクにも変化を取り入れたくなるもの! 大人世代が簡単に、かつ瞬時に垢抜けを狙うなら、ベースメイクにおけるカラ...
眼瞼下垂を治したい! 美容外科界隈で「世紀の大発明」と呼ばれる手術とは?【目元の美容専門医師が解説】
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回は『眼瞼下垂につ...
白髪以上に40代のパサパサ髪は老けて見える説…【薬剤師監修】更年期の“老け髪”対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ウン十年生きてもメイクが苦手! おてもやん、人食いおばば…勇気が出る!? メイク失敗あるある6選
 メイクが上手にできなくて、「自信がない」「もうノーメイクでいいや」と諦めていませんか? でも実は、メイク上手に見える女...
前髪がぁぁぁぁ!伸ばしかけのイライラを軽減、40代に似合うアレンジ術
 前髪を伸ばしたい時、伸ばしかけの期間の煩わしさに耐えられず、結局前髪を切ってしまった経験のある人は多いはず。でも、この...
年間1,000以上の化粧品類を試して実感!忖度ナシで美容家が溺愛する部門別「超厳選4アイテム」
 みなさんは今年、どんな美容アイテムとの出合いがありましたか? 仕事柄月に100以上、年間では軽く1,000を超える国内...
初めてのTバック。冬でも履くのがおすすめな6つの理由、汚れとか気にならない?
 女性がTバックを履く時といえば、下着のラインが透けやすい夏場や、彼氏とのデートの時が多いですよね。冬にまでTバックを履...
なぜ人は酒に酔うのか?【薬剤師監修】さらば泥酔! 酒好きのための「上手な飲み方」完全ガイド
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
国民・玉木代表は好みだった? アラフォー女性「ハデなおばさん化」を回避する方法
 一時期世間を騒がせた、国民民主党の玉木雄一郎代表(来年3月3日まで役職停止)の不倫。特にお相手女性のファッションには、...
20代女子から“ママ活メイク”認定されるのは納得できん! 40代の上品な若作りメイクテクは?
 若作りを意識しすぎるアラフォー女性は気を付けて! もしかしたら年下女性から「あのアラフォー女性、もしかしてママ活中!?...
ボサ、ツル、ハミ、ポロリ…。セクシー下着&アンダーヘア処理の赤っ恥失敗談7選
 恋をした女性なら、一度はセクシー下着やアンダーヘアの処理に興味を持った経験があるはず。もちろん、彼氏や夫に喜ばれて大成...
生理期間は短縮できるの?【薬剤師監修】生理を早く終わらせたい、生理周期をズラしたい、生理の不快感ムリ!
 旅行や大切なイベントと生理が重なってしまい、憂鬱な気持ちになった経験を持つ女性は多いでしょう。そんなとき「生理が早く終...
40代以上「お疲れ顔」の原因は? 面倒でも時間がなくても「2つの工程だけ」は省略してはいけない
 40代後半くらいから、きちんとメイクもしているし、スキンケアにも気を配っているのに「疲れてる?」と聞かれてしまう頻度が...