タマネギは片栗粉で下処理
肉好き店長・前川さんのオリジナルレシピはクミンがたっぷり。多国籍風の味がクセになる人気メニューです。おすすめの酒は赤ワイン。
「うちでは頭痛のもとといわれている防腐剤が極力少ないオーガニックワインを仕入れています。オーガニックワインはさっぱりしていて、肉のうま味を十分に楽しめる上品な味です」(前川さん)
タマネギは片栗粉をまぶし、野菜のジューシーさが残るように下処理をしています。下味をしっかりつけているのでそのままでも食べられますが、店では黒酢を出しています。
「シューマイは皮に包んだら1個ずつラップをして冷凍庫に入れておき、オーダーが入るたびに蒸します。冷凍から蒸すだけですから簡単。作り置きできますよ」
【材料 6個分】
・豚ひき肉 150グラム
・タマネギ 半玉
・ギョーザの皮 6枚
・おろししょうが 小さじ1
・片栗粉 大さじ3
・醤油 小さじ1
・ゴマ油 小さじ2分の1
・クミン 大さじ1
・黒酢(または酢) 少々
【レシピ】
(1)タマネギを粗みじん切りにし、片栗粉と和える。
(2)1にひき肉、おろししょうが、醤油、ゴマ油、クミンを加えて練り、ギョーザの皮に包む。
(3)蒸し器で20分蒸す(シューマイの下にキャベツの外側の葉を敷いて蒸すのがベター)。
本日のダンツマ達人…前川敦志さん
▽前川敦志(まえかわ・あつし)
1981年、静岡県焼津市生まれ。地元の魚市場を経て、子供の頃から料理好きだった兄に触発され、料理の道へ。兄は中華、自身は居酒屋へと進み、切磋琢磨している。
▽Choi.S(チョイス)
2012年に煮込みダイニングをメインにスタート。渋谷の喧騒を忘れるノスタルジックな空間が特徴で、オーナーの両親が家庭菜園で育てた無農薬野菜も不定期で登場。オシャレ優先の代官山界隈で食べ放題ランチなど、おいしいごはんが食べられると定評がある。渋谷区猿楽町1―5 代官山ハイム1階。
(日刊ゲンダイ2019年11月9日付記事を再編集)
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