“八方美人”に見られているかも? 6つの特徴&抜け出す方法!

コクハク編集部
更新日:2020-11-20 06:00
投稿日:2020-11-20 06:00
 誰だって、「人から嫌われたくない」と思うもの。たとえ、相手が好きな人ではなかったとしても、「良く思われたい」と、つい思ってしまいますよね。しかし、その気持ちが大きくなってしまうと、気づかぬうちに“八方美人”になってしまうことも……。そこで今回は、八方美人に見られる特徴や、抜け出し方についてご紹介します。

八方美人に見られる人の6つの特徴!あなたはいくつ当てはまる?

 周りから、「あの人、八方美人だよね」なんて言われていたとしても、自分が八方美人になっていることに気づいていない人は多いようです。「私は大丈夫」と思っているあなたも、もしかしたら、周りに八方美人のレッテルを貼られているかもしれません。まずは、八方美人にはどんな特徴があるのか、自分自身と照らし合わせてチェックしてみましょう!

1. 本音は言わない

 基本的に八方美人は、「誰からも嫌われたくない」と思って行動しています。そのため、自分の本音は言わない傾向にあるでしょう。

 職場であれば、状況によって本音を隠さけなければいけないこともありますが、八方美人の人はプライベートでもそのスタンスを崩しません。友達や恋人に対しても、本音を言えずにいる人が多いでしょう。

2. 周りの顔色を伺って行動する

 嫌われたくない気持ちが強い八方美人は、とにかく周りの反応に敏感。「自分の悪口を言っているのでは?」「嫌われていないだろうか?」と、常にアンテナを張っています。

 その結果、周りの顔色を伺って行動してしまいます。不機嫌な人がいれば、「なんとかして、機嫌を取り戻させなければ」と、ゴマをするようなこともあるでしょう。

3. 常に誰かと行動する

 最近では、"おひとり様"なんて言葉も当たり前になってきましたが、八方美人はこのおひとり様行動が苦手。孤立することを極端に恐れ、何をするにも誰かと一緒に行動したがります。

 そして、どこに行くか、何を食べるかなども相手に合わせてしまい、自分の意志を持ちません。

4. 頼まれごとを断れない

 仕事でもプライベートでも、時には「面倒だな」と思うような頼まれごとをされることがあります。普通の人は時間や心に余裕がある時であれば快く引き受けることができても、そうでない時には「今は、難しいです」と断るものでしょう。

 しかし、八方美人は嫌われたくないあまり、どんなにいっぱいいっぱいの状況であっても引き受けてしまう傾向にあります。

【あわせて読みたい】「私だけ仕事量が多い…」リモートワークでのトラブル回避術

5. 実は親友といえる存在がいない

 常に誰かと行動している八方美人は、一見友達が多そうに見えるでしょう。しかし、実際には常に本音を隠してしまうため、親友と呼べるような存在はいないことが多いです。

 辛いことがあっても本音で相談できる相手がいませんし、さらに相手も自分が親友だと思われていないことに気づいているはず。それゆえ、ピンチの時に助けてくれる存在もいないでしょう。

6. 人を信用していない

 八方美人の人は、常に相手に合わせて行動しています。極端な話、真逆のタイプの相手と接する際には、目の前にいる相手に合わせることになります。

 嫌われたくないからこその行動ではありますが、それにより「相手も、本音で話していないのでは?」と不安になり、人を信用できなくなってしまいます。

八方美人は疲れる…抜け出す3つの方法

「私も、もしかしたら八方美人になっているかも」と気づいた人の中には、人付き合いに疲れを感じている人もいるのではないでしょうか。「嫌われたくない」という気持ちは分かりますが、本音を隠し続けるというのは、辛く、苦しいものです。その状況から抜け出すためには、あなたが変わるしかありませんよ!

1. 人の目ばかり気にしない

 人付き合いを良好に築いていくためには、時には本音を隠すことも必要です。しかし、常に人の目ばかり気にして意志を持たずに行動していると、自分自身すら見失ってしまうことになるでしょう。

 八方美人から抜け出すためには、まずは人の目を気にしないこと!「嫌われたくない」と思って接するのではなく、「本音の付き合いがしたい」と本気でぶつかれば、相手だってあなたの魅力に気づくはずです。

2. 思ったことは伝えよう

 思っていることを相手に伝えられないのは、本当に辛いもの。もちろん、思ったことすべてを伝える必要はありませんが、意見が求められた時には「どう思われるだろう?」なんて気にせずに、思っていることを伝えましょう。

 あなたの考えが分かれば、相手だって心を開きやすくなります。そうなれば、自然と打ち解けることができるでしょう。

【あわせて読みたい】素直になれないのはどうして…?5つの原因&素直になる方法

3. やりたいことは自ら行動を起こそう

 八方美人の人は、常に誰かの意見に合わせて行動しているはず。常に受け身でいると、楽ではありますが、いくつになっても自立することができなくなってしまいます。

 そこから抜け出すには、自ら行動を起こすことが大切。前から気になっていたこと、興味を持っていた習い事など、この機会にはじめてみると良いかもしれません。

八方美人をやめたら人付き合いがもっと楽になる!

 八方美人は、「人に嫌われたくない」という思いが行動に出ているにも関わらず、人からは敬遠されがち。人に合わせることに、「疲れてきた」「楽しくない」と感じている人だっているはずです。

 誰からも好かれるというのは理想的ではありますが、嫌われることばかり気にしていると本当の自分自身を失ってしまうことになります。こちらを参考に、八方美人から抜け出して楽しい人付き合いを目指してみませんか?

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


私を忘れないで…「ワスレナグサ」は涙を誘う悲恋の愛の花
 ある暑い夏の日の夕方のお話でございます。猫店長「さぶ」率いる我がお花屋さん。さぶ店長だけが涼しい場所で悠々と寝ていらっ...
花粉症がつらすぎる(涙)Dr.教えて!「正しい花粉症」対策
 毎年この時期は、集中力もそぞろ……。身体がかゆい! なんだか眠い! やる気が出ない! そんな人も多いのでは? 「...
春だ!日差しをたっぷり浴びたお腹と“にゃんたま”にほっこり
 春が来た!きょうは、温まったコンクリートでコロンコロン♪  太陽熱を全吸収、ポカポカの呼吸!  猫にとって...
子宮全摘のひとり暮らし会社員ですが、え、まさか猫を飼う?
 私は45歳、独身の会社員です。出版社で本の編集をしています。  出版社って忙しそうですよね? とよく聞かれますが...
常識知らずで赤っ恥…抹消したい職場LINEへの誤爆8選!
 社会人になると、学生時代には見慣れない漢字や、社会のルールなどが多くありますよね。経験の中で自然に覚えていくものだから...
ついつい検索…情報の波に心を削られてしまう理由と対処法
 朝、目が覚めて最初にするルーティーンは何か考えたことはありますか? おそらく多くの人がスマホをみることから一日をスター...
撮影に成功!好奇心旺盛なつぶら“にゃんたま”の大胆ポーズ
 きょうは、つぶらなにゃんたまω!  子猫にこんなポーズをさせてケシカラン!?  いいえ、小さなにゃんたま君...
パンプスが脱げる人必見♡原因・正しい選び方・対策を紹介!
 デザインが豊富でスカートやパンツにも合わせやすい「パンプス」。でも、必ず悩まされるのが、パカパカ脱げるという問題ではな...
大人の女性にも大事な行事…上巳の節句に「桃の花」で厄払い
 暦の上では「立春」を過ぎ、「おひなさまを飾るなら今よ!」の目安、二十四節気での「雨水」を迎え、気候も気分もフワフワポカ...
風邪ひけないし!免疫力を鍛えるために摂りたい栄養素って?
 日本でも新型コロナのワクチン接種が始まりましたが、実際に摂取できるのはまだまだ先になりそうですよね! それまでしっかり...
自宅で節約&お小遣い稼ぎ!「セルフバック」の魅力と注意点
 前回に続き、自宅にいながらお小遣い稼ぎができる方法についてお伝えします。初めて聞いた方は少し難しく感じるかもしれません...
「オイラも撮って」カメラ大好き“にゃんたま”島の愉快な面々
 きょうは、大好物のあんこ玉ω! 「オイラも撮ってよ、あんこ玉に負けない鈴カステラだぜ!」  と言ってるかど...
U3,500円!おうちデートにリッチな香りのルームディフューザー3選
 再びおうち時間が増えている今は、自宅で過ごす時間を快適に過ごすための工夫を積極的に取り入れたい女性も多いですよね。お手...
嫌なオンナになってない?自分を振り返る12のチェックリスト
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。子供のころは見たまま感じたままを口にできます。でも、大人になるとなかなか本音...
LINE誤送信に笑って泣いて…送らなきゃ良かった内容8選!
 多くの人が連絡ツールとして使っているLINEですが、時に誤送信をしてしまうことってありますよね。誤送信といっても、面白...
子どもの運動神経は“養う”もの…遺伝や才能なんて関係ない!
 自分の子は運動ができる子になってほしい——。世界的アスリートになってほしいとまでは言わずとも、健康のことを考えると、子...