リアルが怖い時は…バーチャルセックスでいいんじゃない?

内藤みか 作家
更新日:2020-12-03 06:00
投稿日:2020-12-03 06:00
 冬を迎え、新型コロナウイルスの感染が加速しています。こんな時は濃厚感染なセックスをするのが怖い、という女性たちも増えているようです。そこで、リアルセックスを避け、自宅でバーチャルセックスする方法を考えてみました。

セックスを避ける理由

 先日まで盛んにGOTOトラベルやGOTOイートキャンペーンが呼びかけられていて、旅行を楽しむカップルも多かったのではないでしょうか。しかし感染が拡大してきたため、彼氏との旅行を断る女性も出てきています。「彼があまり感染対策をしてくれない」という不満がある女性は少なくありません。

 唾液で感染するという話なのに、彼氏がディープキスをしてくるので、感染したらどうなるんだろうと悩む女性もいます。性的な接触に関してのお互いの意識が違うため、慎重な女性は「しばらく彼氏とセックスしたくない」と言う人も出てきました。

感染の心配がないバーチャルセックス

 生身の男性と怖い思いをしてセックスするよりはバーチャルセックスでしのぎたいという声もあります。バーチャルだったら、感染の心配はありません。彼氏と動画チャットで遠隔セックスをする方法もありますが、彼氏だと実際に会いたくなってしまうので、彼氏ではない相手と楽しみたいのだとか。

 そこでおすすめなのは「等身大タオル」や「等身大シーツ」です。イケメンタレントやイケメンアニメキャラでそうした商品が売り出されることがあります。等身大ですので、ベッドに敷いたら、お互いの体が重なる感じがして、幸せな気持ちに。これならいやらしいイマジネーションがいっぱい湧きそうです。

イケボを聴いて耳から感じる夜

 自宅にいる時間が増えている最近は、耳で楽しむオーディオドラマが人気上昇中です。さまざまなタイプのストーリーがありますが、実は、イケメンが耳元で熱い吐息で淫らなことを囁きかけてくれるものも出回っています。たとえばAmazon audibleに入っている「秘め事カレシ」もそういった作品です。

「愛してるよ」と耳元で言われるだけでも十分ドキドキするのに、もっともっと濃厚な、ベッドの上で戯れている時のなまめかしい会話と息づかいが収録されているものもあり「ほら、ココが濡れてるよ……?」などと、とてもリアル!

 ベッドに入り、等身大シーツの上に横たわり、ヘッドフォンをして、エッチなボイスドラマを再生すると、好みのイケメンに囁かれているかのような感覚に陥るかもしれません。

イケメン男優のVR動画なら臨場感満載

 スマホでもVR動画が楽しめるようになってきたこの頃、イケメン男優のVR動画を鑑賞すると、目の前には裸の男性が飛び出して見えます。手を伸ばせば触れられそうなくらいの距離の近さは、ソーシャルディスタンスなんて全く関係ない感じ。間近でイケメンに見つめられたり、チュー顔されたり。忘れかけていたイチャイチャ感が、VRで蘇ります。

 VR動画を試していない人は、この機会にぜひ体験してみるといいかもしれません。目の前に男性がいるかのような安心感も得られて、心も落ち着けちゃいます。たとえばSILK LABOが出しているエロメンのVR動画だったら、30分以上も楽しめて、1週間のレンタル料金はたったの700円。生身の男性と入るラブホ代よりずっと安いのです。

会えない寂しさはヴァーチャルで

 ひとくちにヴァーチャルセックスと言っても、方法はさまざま。自分が一番しっくりくる方法で楽しみましょう。目で楽しみたい人は等身大シーツ、耳で楽しみたい人はイケボCD、臨場感が欲しい人はイケメンVR動画がおすすめです。お部屋生活がしばらく続いても、こうしたヒミツの楽しみがあれば、さみしくはなさそうです。

 男性に呼び出されても、感染について不安がある場合は、断る勇気を持つことも必要です。「拒否したら彼に嫌われちゃうんじゃないか」と心配で、断れない人もいるようですが、ウイルスを怖がりながらのセックスでは安心して快感を得られないのではないでしょうか。安心を感じる尺度は人それぞれ違います。自分自身が「そろそろいいかな」と思える時が来た時は、リアルセックスも思い切り楽しみましょう。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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