女性官能作家が伝授する「男を虜にするフェラチオ」3選 #2

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2020-12-11 17:52
投稿日:2020-12-11 17:30
 皆さん、こんにちは。前回に引き続き、今回も官能作家が伝授する「フェラチオの奥義」についてお伝えしたいと思います。十年間に及ぶ六本木のクラブママ経験で得た「酒席での男性のマル秘トーク」、そして、筆者自身の経験も踏まえて書かせて頂きました。取り入れられる部分だけご参考にして下さると嬉しいです。

1. フェラ顔を見せてあげる

 前回のコラムでお伝えした「アイコンタクト」にもつながりますが、「恥ずかしいから」という理由で、ペニスを頬張っている顔「通称・フェラ顔」を隠してはいませんか?

 男性は「視覚優位」の生き物です。

 ここは、恥じらいを持ちながらも「あなただけに」と彼に見せてあげましょう。男性の興奮がぐんと増しますよ。

 しかし、一つだけ注意点があります。

 最初は「堂々と見せつけるよりも、控えめに」がキモ。

 ロングヘアの女性なら、落ちかかる髪の隙間からチラ見せしたり、ショートヘアの女性も、顔やあごの角度を変えたりしながら、「少しだけ」披露するのです。最初から、「どう? 私のフェラ顔」と言わんばかりに堂々と見せつけられれば、男性側も「この女、慣れているな」などと勘繰られますし、何よりも男性がときめくギャップ萌えが失われます。

「チラ見せ」「あなただけへの特別感」を十分忘れず、思いっきりセクシーなフェラ顔を披露しましょう。

 とにかく、男性は「毎回」になってしまうと飽きるのも早いのです。

 姿勢を変えたり、時おり悩ましいアエギを漏らしたり、ジュブジュブ……と唾音(つばおと)を鳴らしたりと工夫することも意識してみて下さい。

2. 責めのポイントは「包皮小帯」

 多くの男性が「すごく感じる」と言うポイントがあります。

 それは「包皮小帯(ほうひしょうたい)」。裏スジとカリの交差点の部分です。

 この部分を舌先で刺激してあげると、「ううっ」と快楽の唸りをあげる男性が多いこと、多いこと。

 まだ試していない女性は、ぜひ包皮小帯を刺激してみて下さい。舌先でネロネロねぶるのもいいですし、ぐっと舌を押しつけて圧迫するのも良し。

 たっぷりと唾液をまぶすように舐め回すと、舌の動きもスムーズになります。

 ただ、デリケートな場所でもありますから、最初は優しく刺激し、徐々に強さを増していくのがおすすめです。

 私は「これくらいの強さが気持ちいい?」「舌の動きは上下と左右、どちらが感じる?」などと訊いて、彼好みに合わせています。

3. 陰嚢も口に含んで、優しく転がす

 前回のコラムでは、「陰嚢を手のひらに包んでやわやわと揉みほぐす」行為をお伝えしました。

 その延長となりますが、陰嚢を口に含むのもおススメです。片方ずつ頬張り、アメ玉のごとく口内で優しく転がすと「気持ちいい」「たまらない」という殿方が多かったのです。

 ですから、竿(さお)の部分だけではなく、タマ袋も丁寧にあやしてあげましょう。可能ならば大きく口を開けて、二つ一緒に頬張るのも彼の興奮をいっそう高めます。

 さて、少し難易度が上がりますが、官能小説では、ヒロインに「陰嚢を口内で転がしながら、手で肉棒をにぎり、上下にしごかせる」行為もしばしば登場します。

 実際に、私がフェラチオをする際は口唇・舌とともに、手を休めることはありません。

 慣れないうちは大変でしょうが、「ここぞ」という時には、ぜひお試しあれ。

 ◇  ◇  ◇

 今回も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 次回もクリスマスに向けて、女性官能作家ならではのベッドテクについてお伝えいたしますね。

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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