どうしてかかとはガサガサになる? 4つの原因
かかとがガサガサしてくると、ストッキングが引っ掛かりやすくなります。おろしたてのストッキングが伝線してしまうと、がっかりしてしまいますよね。そこでまずは、なぜ伝線させてしまうほどかかとがガサガサしてしまうのか、原因をご紹介します。
1. 肌の乾燥
実は、かかとには皮脂分泌腺がありません。自ら油分を作り出すことができず、肌の潤いを守ることができないため、ほかの部位に比べても乾燥しやすい場所なのです。
さらに、顔や体は化粧水や美容液でケアしますが、かかとをケアする人は少ないため、乾燥しやすくなります。
2. 外部からの刺激
かかとは、思っている以上に外部刺激を受ける場所。特に女性はハイヒールを履く人が多いですから、かかとに大きな刺激が加わることになります。肌に刺激が加えられると防御反応が働き、皮膚が硬くなり、ガサガサかかとの原因を作ってしまいます。
また、意外にもかかとの過剰なケアをするのもNG。「肌を守らなければ」と、体が防御反応を働かせることになります。
3. 肌のターンオーバーの乱れ
私たちの肌は、ずっと同じものではありません。見た目は変わりませんが、知らず知らずのうちに肌の「ターンオーバー」という新陳代謝の力によって、生まれ変わっています。
しかし、このターンオーバーは加齢やストレスなど、さまざまな原因によって乱れることがあります。これにより、古い角質が溜まって、ガサガサかかとの原因となってしまいます。
4. 実は「かかと水虫」かも
かかとがガサガサしてくると、多くの人は「乾燥によるものだろう」と気楽に考えるでしょう。
しかし、かかとにぷつぷつとした皮めくれがあったり、かゆみがあるなどの場合には「かかと水虫」の可能性があるので注意が必要。ケアをしているのになかなか良くならない場合には、一度皮膚科で相談してみましょう。
かかとのガサガサを解消する!5つの方法
どんなにおしゃれをしていても、かかとがガサガサでは気になってしまうもの。見た目が悪いだけじゃなく、自分自身も気持ちが良いものではありませんよね。そんな時には、これらの方法でガサガサかかとを解消しましょう♪
1. かかとも保湿ケアが必須
毎日、顔の保湿ケアはしているのに、かかとのケアをしている人は少ないはず。皮脂分泌腺がないからこそ、保湿ケアは必須です。
かかとは手のケアのように頻繁にクリームを塗ることができないため、靴下を履く前、夜寝る前などにケアをすることが重要です。かかとが硬くなっている人は、尿素が含まれた保湿性の高いクリームを使うことで、角質を柔らかくすることもできるでしょう。
2. 刺激の原因を探る
かかとには必ず外的刺激が加わりますが、人によって何が大きな刺激となっているかは異なるもの。そのため、自分にとって何が大きな刺激となっているのかを探ることも大切です。
たとえば、ストッキングの化学繊維が原因となっている人もいれば、高いヒールの靴が原因になっている人もいます。靴によってかかとにかかる負担が変わってくるため、足に刺激の少ない靴を選ぶようにしましょう。
3. 素足を避ける
家に帰ると、すぐに靴下やストッキングを脱ぐ人も多いでしょう。素足になると、ストッキングや靴からの開放感が味わえますよね。
しかし、ガサガサかかとを改善したいと思うのであれば、できるだけ素足は避けた方が無難です。素足で歩けば、それだけかかとに外的刺激が加えられることになりますから、夏場でもクリームでケアをした後はシルクの靴下などで保護することが大事です。
4. 角質のケア
かかとがガサガサしている人の多くは、肌のごわつきを感じているはず。これは古い角質が溜まっている証拠ですから、軽石などを使って角質ケアを行うのも有効です。
ただし、角質ケアはやりすぎると皮膚を傷つけてしまいます。ケアの目安は、週に2回程度。優しくこすって古い角質だけを落としたら、クリームでしっかりと保湿ケアをしましょう。
5. マッサージで血行を良くする
一見、かかとケアには意味がないように見えますが、ガサガサかかとをケアするためには、足のマッサージも効果的。マッサージで血行を良くすることで肌のターンオーバーが促されますし、さらに、冷えの改善にも効果が期待できるでしょう。
つるつるかかとを目指すなら、オールシーズンケアしよう♪
かかとのケアというと、サンダルを履く夏場だけしている人が多いでしょう。しかし、ガサガサかかとは冬場の乾燥やケア不足によって悪化してしまうため、つるつるかかとを目指すのであれば、夏だけでなくオールシーズンのケアが必須! ぜひ、こちらを参考にかかとケアに励んでみてくださいね♪
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