二の腕が太くなる4つの原因&自宅でできる簡単エクササイズ♪

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-06-05 06:00
投稿日:2021-06-05 06:00
 薄着の季節になると気になり始めてしまうのが、二の腕のプルプル。「ふり袖状態を何とかしたい」「ノースリーブを格好良く着こなしたい」と、思っている女性も多いでしょう。そこで今回は、二の腕が太くなる4つの原因と、自宅で簡単にできるケア&エクササイズをご紹介します。

二の腕が太くなるのはなぜ? 4つの原因

 二の腕が太くなる原因は人それぞれですが、原因を知ることでこれ以上太くならないように予防することができます。まずはじめに、代表的な原因を見ていきましょう。

1. 体重の増加

 二の腕は日常生活で動かす場面が少ないので、ほかの部位に比べて脂肪が付きやすい場所。体重の増加に伴い、気付かないうちに太くなってしまいます。

 また、二の腕に老廃物が溜まってしまうと、ボコボコしたセルライトになることも。セルライトは一度できてしまうとエクササイズだけでは落ちにくいため、予防&改善には、同時にリンパマッサージなどのケアが必要になります。

2. 血行不良

 自分の二の腕を触る機会は意外と少ないと思いますが、実際に触ってみるとひんやり冷たい人も多いでしょう。その理由は、体全体の血行が悪くなっているからかもしれません。

 血行が悪いと、脂肪や老廃物が溜まりやすくなってしまいます。日頃から冷えや肩こりなどに悩んでいる人は血行が悪くなっている可能性があるので、入浴やマッサージで二の腕を温めることを心がけましょう。

3. 加齢による筋力の衰え

 加齢による筋力の衰えも、二の腕が太くなったり、手を振ったときにプルプル揺れてしまったりするしてしまう原因のひとつです。

 筋力が衰え始めると皮膚もたるんでしまうので、実際より太く見えてしまうことも。よほど気を付けてエクササイズをしていない限り、年齢を重ねるとともに全身の筋力が衰えてしまうのは、ある程度仕方のないことだと言えるでしょう。

4. むくみ

 むくみという言葉を聞くと顔やふくらはぎのむくみを想像する人も多いと思いますが、実は二の腕もむくみによって太くなってしまうことがあります。

 むくんでしまう原因は、ほかの部位と同様。デスクワークなどで長時間同じ姿勢をしていたり、前日にお酒や塩分を取りすぎてしまった場合に起こりやすいです。むくみを予防するためには、定期的に汗をかいて新陳代謝をアップさせることが大切です。

自宅で簡単にできる二の腕のエクササイズ4選♡

 続いては、自宅で簡単にできる二の腕エクササイズをご紹介していきます。自宅にあるもので簡単にできるエクササイズばかりなので、二の腕が気になる人はぜひ今日から実践してみてくださいね!

1. 上腕三頭筋を鍛える「キックバック」のやり方

 二の腕のエクササイズはダンベルを使用するのが一般的ですが、なければ500mlのペットボトルでもOKです。中に入れる水の量で、無理せず自分に合った負荷を付けていきましょう。

【やり方】
1. 足を肩幅に開き、椅子の背の部分に左手をかけて前傾姿勢になります。
2. 右腕にペットボトルを持ち、肘を90度に曲げます。
3. 小指が天井方向になるように右手を後ろに伸ばし、ゆっくり戻します。
4. 左右20回×3セット行いましょう。

2. 逆腕立て伏せ

 逆腕立て伏せもまた、キックバックと同様に上腕二頭筋を鍛える代表的なエクササイズです。自分の体の重さを負荷にするので、道具は一切必要ありません。今回はエクササイズの初心者でもできる、難易度が低いやり方をご紹介します。

【やり方】
1. 足を真っ直ぐに伸ばして、床に座ります。
2. 指先を前方に向けて、手の平を床につけます。
3. 肘を伸ばして、上体を持ち上げます。(肘が外側に曲げないように注意)
4. 10回を1セットにして、3セット行います。

 慣れてきたら、お尻を浮かせて中級編にチャレンジしてみましょう。腰の位置を上げると、二の腕だけでなく、腹筋や背筋のエクササイズもできますよ。

3. 全身のインナーマッスルを鍛えられる「プランク」

 続いてご紹介するのは、全身のインナーマッスルを鍛えられる「プランク」。もちろん、二の腕も鍛えられるので、ぜひチャレンジしてみましょう。最初はかなりキツイと思うので、無理せず自分のできる範囲でエクササイズしましょう。

【やり方】
1. うつ伏せになり、両肘を床につけます。
2. つま先と肘を支えにして、腰を上げていきます。
3. 頭からかかとまでが一直線になる姿勢で、キープします。
4. 30秒×3セット行います。

4. 毎日欠かさずにストレッチをする

 毎日欠かさずストレッチを行うことも、二の腕の大事なエクササイズのひとつ。忙しくてエクササイズする時間が確保できない日は、ストレッチだけでもOKです。

 首や肩の周り、肩甲骨を回すだけでも顔の周りが温かくなってくるはず。余裕がある日は上半身だけでなく全身をゆっくりストレッチして、自分の体をしっかりメンテナンスしてあげましょう。

自宅でできるエクササイズで理想の二の腕を手に入れよう♡

 二の腕の脂肪やセルライトは、食事制限だけのダイエットでは思うように落ちません。また、無理に食事制限をしてしまうと、生理不順や肌トラブルの原因になってしまうこともありますよね。

 理想の二の腕を手に入れるためには、二の腕が太くなる原因をよく知り、定期的にエクササイズを取り入れることが大事なポイントになりますよ。ぜひ、ケアを続けて引き締まった二の腕を手に入れてくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


30代でもう更年期?【薬剤師監修】原因不明のイライラモヤモヤ…「プレ更年期」の症状と軽減方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
聞こえづらさの“元凶”はあのイヤホン!? 【薬剤師監修】老化以外に考えられる意外な原因の正体
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の“愛されボディ”ってなに? 自分をもっと好きになるための美習慣&エクササイズ
 40代になると、どうしても筋肉量が落ちてきたり、たるみが気になったりと20代と同じにはいきません。  でも、40代な...
40代の“好印象デート”はスニーカーorヒール、どっちが正解? 賢い選び方と注意点
 40代女性がデートをする時、スニーカーとヒール、どちらが男性から好印象を抱いてもらえるのでしょうか?「デートといえばヒ...
あー、「髪のうねり」で見た目も不満も爆発寸前! 薬剤師が紹介する毎日の簡単ヘアケア&セットテク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
毛剃りといえば貝印!VIO専用電動シェーバー2種を徹底比較。本田真凜のように肌の上を美しく滑るのか?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
JK界隈で流行りの「seju顔」とは何ぞ? アラフォーでも“違和感ゼロ”なメイクのコツ
 seju顔とは、インフルエンサーやタレント、モデルなどが所属する芸能事務所「Seju」が由来になっている言葉。元テレビ...
キスに集中できん!彼氏の塩対応はいやーな口臭のせい?【薬剤師監修】口の臭いの原因・セルフチェック・対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
老け疲れ顔の原因No.1目の下のクマ! 種類別、ヒアル顔回避の治療法は?【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
【美容のウソ・ホント】ほうれい線がマッサージで消えるって本当? 医師3人の答えは/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
更年期のセックス「痛いから演技しちゃう…」【薬剤師監修】性交痛対処のイロハ&おすすめの漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
運動不足を5つの工夫で解消! 忙しいワーママの美BODYゲット大作戦
 体を動かすのが好きな人やダイエットをしたい人、健康になりたい人にとって、運動はとても大切ですよね。でも「忙しいワーママ...
「目が死んでる」アラフォー女性の“大損”アイメイク。20代女性が僭越ながら再現してみました
「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、目元が周りに与える印象は大きいですよね。  ですが、アイメイクのせい...
食欲の秋ですが! ダイエット失敗談“あるある”6連発、そりゃ痩せないよね…
「ダイエットをしても、いつも必ず失敗してしまう」と、痩せられないことに悩む人は多いようです。なぜ、みんななかなか痩せられ...
歳は取るもの、尿はちょい漏れるもの!? 40代向け尿漏れ対策に取り入れたいセルフケア【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...