「自家製コンビーフ」脂っぽくない!ハーブと香味野菜がgood

コクハク編集部
更新日:2022-04-27 06:00
投稿日:2022-04-27 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫県・神戸市のこだわりの焼き肉店「くだん」の岩瀬善紀さんに、冷凍庫のお片付けにもなる「自家製コンビーフ」のレシピを教えていただきました。

脂っぽさゼロ!

合う酒=白ワイン(C)コクハク
合う酒=白ワイン (C)コクハク

 コンビーフといえばおつまみの定番ですよね、なんと自宅でも作れちゃうんです!

「日々、お客さんにいろいろな部位の肉を提供していると、どうしても端っこの肉や使いにくい部分が出てしまいます。そこで考えたのが、自家製コンビーフです。これも前回ご紹介したタンスモークと一緒で手間はかからず、時間さえかければ勝手に出来上がってしまいます」

 食べたお客さんはみんなに、「思っていたコンビーフと違う」と絶賛するそう。

 一番の味の特徴は、ほのかに香るハーブと香味野菜の味わい。脂っぽさはなく、サッパリしていて食感は柔らかく、どちらかといえばビーフジャーキーに近く後味がまたいいですよ。

「理想は赤身ですが、材料となる肉は何でも構いません。冷凍しっ放しの肉なんかを有効活用できます。玉ネギ、ニンジン、パセリ、セロリといった野菜室の隅っこにある野菜を使ってください。お好みの硬さ、ホロホロ具合になるといい感じに仕上がり、煮込むのでスジも気にならなくなります」

 自宅にローズマリーがあれば、上にちょこんとのせてアクセントをつけると、さらに手間暇かけて作ったふうになりますよ。お試しあれ。

【材料】

・赤身肉 適量
・香味野菜 適量
<つけ汁>
・水 500㏄
・塩 50グラム
・砂糖 20グラム
・おろしにんにく 小さじ1
・しょうが 小さじ1

<付け合わせ>
・ベーコン 少量
(みじん切りにしてカリカリに焼く。調理後は約1グラム)
・クルトン 5グラム
・ゆで卵(細かく刻む) 1個
・チェリートマト 2個
・パセリ(みじん切り) ひとつまみ
・ケッパー 10グラム

【レシピ】

(1)つけ汁を鍋に入れて沸騰させる。

(2)臭みが気になるようだったら、肉をナツメグで揉む。

(3)冷ましたつけ汁と肉、カットした香味野菜をジップロックに入れて封をし、3日間寝かす。

(4)袋から取り出した肉の表面を軽くふき、水の状態から30分~1時間茹でる。

本日のダンツマ達人…岩瀬善紀さん

岩瀬善紀(いわせ・よしのり)
 1980年、神戸市灘区出身。高卒後、バーでアルバイトをしながら、28歳で自分のバーを持ち、33歳でソムリエの資格を取得。いつか食べ物屋をやろうと思い、38歳で一念発起。焼き肉屋を始めるため、一流のものを扱う場で学びたいと考え、神戸の老舗精肉店に飛び込む。日々、研さんを重ね、肉の特徴や余った部位の活用法などを教わった。

くだん
 名前の由来は、体は牛で頭は人の「妖怪」。入り口に絵を飾っておくと厄よけ、招福のお守りになるといわれている。地元兵庫県産、鹿児島県産の黒毛和牛、野菜など、肉と旬野菜、ワインにこだわる。老舗精肉店で培った知識と経験、独自の目利きで仕入れた食材をそれぞれの味が引き立つよう、アレンジ。カウンター席4、テーブル、半個室がそれぞれ4席で、つい長居してしまう居心地のいい雰囲気だ。飲食店激戦区の阪急六甲で唯一の焼き肉店として人気を博している。

兵庫県神戸市灘区宮山町2-8-15

(日刊ゲンダイ2020年3月12日付記事を再編集)

関連キーワード

フード 新着一覧


「干しダラのきんぴら」常備菜の代表格を酒好きが作ったら…
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・五反田の隠れ家的居酒屋「和風ダイニングTa...
「キノコ入りTKGと味噌汁」食感とコク、最強の卵かけご飯!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神宮前のマッシュルーム専門店「マッシュルー...
「マッシュルームのピクルス」上品な酸味が白ワインと相性◎
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神宮前のマッシュルーム専門店「マッシュルー...
「マッシュルームのカツ」サクサク&ジューシーの秘密は?
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神宮前のマッシュルーム専門店「マッシュルー...
「マッシュルームのラクレット焼き」きのこ×チーズ、最強!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神宮前のマッシュルーム専門店「マッシュルー...
「ひらひらマッシュルームサラダ」スライサーでアッという間
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神宮前のマッシュルーム専門店「マッシュルー...
【KALDI】“ぬって焼いたらメロンパン” 実食 2022.5.6(金)
 世の中の食いしん坊のハートをがっちり掴んで離さない輸入食品店「カルディ」。色とりどりのおいしそうな食品たちに目を奪われ...
「あかね和牛モモ肉のビステッカ」トースターで焼くのがコツ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・南青山のイタリア料理店「ドメニカ・ドーロ」...
「真鯛のミラノ風カツレツ」溶き卵+粉チーで一気にプロ級!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・南青山のイタリア料理店「ドメニカ・ドーロ」...
「瀬戸内レモンのクリームソーススパゲティ」ゆで方は4分の3
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・南青山のイタリア料理店「ドメニカ・ドーロ」...
「新玉ネギと野菜のピクルス」最強常備菜、作るなら今でしょ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・南青山のイタリア料理店「ドメニカ・ドーロ」...
「牛タンの塩糀漬け」アレンジ無限大!驚くべき“こうじ”の力
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫県・神戸市のこだわりの焼き肉店「くだん」の岩...
「モモ肉の昆布締め」特売品&冷蔵庫の片付けにもなるなんて
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫県・神戸市のこだわりの焼き肉店「くだん」の岩...
「おからのお好み焼き」にハマってます! 2022.4.26(火)
 あらゆるものが値上げとなり、ひーひー言っております。なんでも“食卓の優等生”であるもやしも、値上げの危機にさらされてい...
「真子ガレイのムニエル」ゴージャスな見た目でホムパにも◎
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は千葉・流山のフランス料理店「CONCERTO」の...
「鶏むね肉のケイジャン風味揚げ」やば、ビールが止まらない
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は千葉・流山のフランス料理店「CONCERTO」の...