健康美肌へ…栄養士直伝“トレーニングと豆乳”のステキな関係

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2020-04-30 06:30
投稿日:2020-04-30 06:00
 おこもり生活が続いて体が重く感じたり、肌もなんとなく不調気味だったりする方もいるのではないでしょうか。そんな今こそ、家でできる簡単な運動やお手軽レシピを活用して、健康と美肌を目指しましょう。
 運動と肌の関係や、ヘルシーな豆乳を使ったお手軽レシピを、時短美容協会に所属する栄養士の筆者がご紹介します。

運動不足と肌の関係とは?

 運動不足と肌は一見あまり関係ないように思えますが、運動する時に使う筋肉の働きのひとつとして、血液を流す働きがあります。筋肉の働きが弱くなると全身の血の巡りが悪くなり、全身にさまざまな栄養が行き届かなくなるので、肌にも影響が出てきてしまいます。

 肌は約28日かけて、新しい細胞が肌の奥から上へと押し上げられていき、最終的には古くなった細胞が、肌の表面から剥がれ落ちターンオーバーしていきます。しかし運動不足が続くと、血行不良でターンオーバーのサイクルが乱れる原因になってしまうのです。

 古い角質が長く肌に蓄積されていると、いくら入念にスキンケアをしても浸透せず肌の不調に繋がってしまいがち。おこもり生活でも運動することが、美肌を目指す第一歩なのです。

美肌育成には有酸素運動がオススメ!

 有酸素運動は、血液中の酸素を多く取り込める運動で、肌へも酸素と栄養を届けられます。また、発汗を促すことによって毛穴に詰まった皮脂を排出でき、ターンオーバーのサイクルを正常に戻すことに繋がります。

「有酸素運動」と聞くとウォーキングや水泳が思い浮かびがちですが、なかなか外出できない今は、家の中でできるエアロビクスやスクワット、フラフープなどの有酸素運動がオススメです。1回の運動で、20〜30分は行いましょう。

豆乳活用レシピでさらにパワーアップ

 ところで、せっかく運動をしても、偏った食事をしていたらもったいない! 運動とともに、食事も気にかけると、さらに効率的に美肌を目指せます。

 女子にもファンが多い「豆乳」は、牛乳よりもカロリーや糖質が控えめで、イソフラボンやたんぱく質、ビタミン類など肌の健康を保つ栄養を豊富に含んでいます。そんな豆乳は、トレーニングとセットで習慣にするのがオススメ。無調整豆乳がベストですが、味が苦手な方は調製豆乳を使用してみてください。

 さっそく、ヘルシーかつ栄養を手軽に摂れる豆乳のアレンジレシピを紹介します。

〜キノコと豆乳の味噌風味スープ〜

【材料】

◆豆乳…150ml
◆水…50ml
○味噌…大さじ1
○和風だし…小さじ1
○豆板醤…適量
・キノコ…50g(お好みで)
・白菜…1枚
・ベーコン…1〜2枚

【作り方】

1. キノコは石づきを切り落としほぐしておきます。 白菜とベーコンは一口大の大きさに切っておきます
2. 鍋でベーコンを炒め、その後にキノコと白菜を炒めます
3. ある程度火が通ったら、◆を加えて加熱します
4. ○を入れて味を整え、器にうつして完成です
※豆乳は長時間沸騰させると、分離することがあるので注意してください

〜豆乳バナナスムージー〜

【材料】

・豆乳…150ml
・バナナ…1本
・はちみつ…お好みで

【作り方】

1. バナナは皮を剥いて一口大に切っておきます
2. バナナと豆乳をミキサーにかけ、好みの滑らかさになるまで混ぜます
3. グラスに注いでお好みで「はちみつ」をかけて完成です

 こちらは、小腹が空いた時にぴったりなお手軽スムージー。食物繊維が豊富なバナナを加え、豆乳のオリゴ糖とともに腸内環境を整えてくれる作用が期待できます。

まとめ

 豆乳レシピは簡単手順で作れるので、ご飯を作るのが面倒な人でも簡単にトライできるはず。運動やお手軽レシピで、ぜひおうち時間を有意義に過ごしてくださいね。

<文・時短美容協会所属/Nozomi・栄養士>

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


37℃の熱がダラダラ続くのなぜ? たかが微熱と放置しないで。日常に潜む「体温が上がる」生活習慣【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
えっ、納豆にタピオカも!? 実は“カロリーお化け”な食材4選。じゃあ、美容効果バツグンなおやつは?
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス…。多くの人はできるだけ低カ...
汗が止まらない→頭痛や倦怠感の原因に。実はリスクだらけの多汗、自宅でできるセルフケア【医療従事者監修】
「服の汗染みが恥ずかしい」「毎日タオルが手放せない」こんな滝汗に悩んでいませんか? 汗はからだの正常な働きですが、多すぎ...
日焼け止めも日傘もめんどくさい! ズボラ女に捧ぐ夏の「美肌キープ」対策。高級コスメより大切なことって?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
そのダイエット、骨格タイプに合ってないかもよ。診断別に“理想の痩せ方”がある? ナチュラルは全身運動が◎【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
女性は“脱水リスク”が高い理由。猛暑で「喉が渇いた」時にはもう遅いって知ってた?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
髪の日焼け、忘れてない? 夏の紫外線対策とヘアケア方法をおさらいしましょ
 夏の強い紫外線が、肌だけでなく髪の毛にもダメージを与えるのをご存じですか? 毎日しっかりスキンケアしていても、髪がパサ...
ギリギリ…恥ずかしい“歯ぎしり”どうすればいいの~!? 睡眠不足や肩凝り、4つのリスクと対処法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
実は損する? 2wayコスメは「のっぺり顔」の危険アリ。かしこい買い方を美容家が教えます
 美容でも、節約を心がけたい! けれど、もしもその節約術が「間違いだらけ」だったとしたら…?  時短美容家の並木まきが...
「腸活」で“幸福感”が上がるってホント? 嬉しい4つの効果と手軽に始められる3つの方法【医療従事者監修】
 最近注目されている「腸活」は、腸内環境を整えることで免疫力や代謝、メンタルまでサポートしてくれる健康習慣です。  実...
粉薬×ジュースは“相性”があるってホント? 飲みにくい粉薬はこう対処するのが正解【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日焼け止め、重ねたら「効果もアップ」するの? 下地を塗る順番も聞いてみた/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
あっつ…夏の不眠、どうにかできない? 熱帯夜に「ぐっすり眠る」ための4つの方法【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
去年の「日焼け止め」使っていい? 意外と知らない買い替え時期、あの場所での保管は極力避けて!/医師監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
「ジェネリック医薬品」って何が違うの? いまさら聞けないメリット・デメリット【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
紫外線は“顔のたるみ”の大敵です! 老化だから…って諦める前に試したい4つのこと【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...