ストレス太り診断! 太る理由&ストレス予防の対策5選!

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-07-24 06:00
投稿日:2020-07-24 06:00
 人間誰しも、何かしらのストレスに悩まされていることでしょう。そんなストレスから過食になる人も多く、「ストレス太り」で、健康にも被害が及んでしまうことも。そこでこの記事では、ストレスのチェック&ストレス太りを予防する対策をご紹介します。しっかり対策をしてストレス太りを予防してくださいね。

あなたのストレスはどれくらい?診断してみよう

 まずは、自分がどれくらいストレスを抱えているかチェックしてみましょう。

・睡眠不足・寝つきが悪い(60分以上かかる)
・夜間に毎晩1回以上目が覚め、20分以上眠れないことが続く
・眠りすぎる(12時間以上)
・いつも悲しい気持ちになる
・食欲低下(空腹なのに食べる気がおきない)
・暴飲暴食(満腹なのに食べてしまう)
・集中力・決断力が低下している
・常に自分を責めている
・何事にも興味がなくなっている
・動きが遅くなる
・とにかく落ち着かない

 いかがでしょうか? 上記の項目に当てはまる数が多いほど、ストレス度は高いと思われます。

 仕事や人間関係、金銭問題や病気の問題など、人によってストレスの原因はさまざまですが、見逃してしまうとストレス太りだけでなく、心身ともに悪影響を受けてしまうこともあるので注意が必要です。

ストレス太りにはホルモンが関係している!理由をチェック

 究極を言えば、ストレスを感じたとしても食べなければ太りません。しかし、ストレスは暴飲暴食をしやすい環境を作ってしまうそうなのです。そこにはホルモンが大きく影響しています。その理由をチェックしてみましょう。

コルチゾールの分泌が活発になる

 ストレスが溜まると、「コルチゾール」というホルモンの分泌が盛んになるとされています。このコルチゾールは自律神経のバランスを乱したり、血糖値や血圧を上げてしまうため、身体機能を低下させてしまうリスクがあるそうです。

 さらには、コルチゾールは食欲を抑える働きがある「セロトニン」というホルモンの分泌を減らしてしまうと言われています。これにより、食欲が抑えられなくなってしまうのです。

睡眠不足によるグレリンの増加

 睡眠が足りないと食欲を盛んにする「グレリン」というホルモンが増え、逆に食欲を抑える「レプチン」というホルモンが減ってしまうということが、アメリカの研究でわかっているそう。つまり、「睡眠不足になると太る」というのは科学的に証明されているんですね。

 また、睡眠不足は心身に負荷をかけ、イライラやストレスを増やしてしまう原因になります。これにより、甘いものを食べたくなったり、暴飲暴食を起こしてしまうリスクが増えてしまうのです。

ストレス太りを予防する5つの対策方法

 ストレスは心の問題です。心をリフレッシュすると、さまざまな良い効果が現れます。ここからは、ストレス太りを予防する最適な対策方法を5つ紹介します。ぜひ、試してみてください。

1. よく睡眠をとる

 ストレスが溜まることで起こりがちなのが、睡眠不足。「眠りたいのに、いろんなことを考えてしまう……」「体は疲れてるのに眠れない……」など、睡眠時間すら十分に確保できない状態が続くとホルモンバランスが乱れ、甘いものや脂っこいものを無性に食べたくなったりと、暴飲暴食の原因になります。

 睡眠不足は思考能力や判断を狂わせることにもつながるため、まずは、睡眠時間をしっかり確保することから始めましょう。

2. リラックスする時間を作る

 ストレスによって、常にイライラしたり悩んでいる状態が食欲に向かってしまうこともあるでしょう。疲れが溜まっていても、癒す時間がないという人も多いのではないでしょうか。

 そんな時は、無理にでもリラックスする時間を作りましょう。「今日は何もしない日!」と決めて、完全に自分のOFF時間を作ってあげるのです。

 プチ旅行も、いいリフレッシュになるでしょう。有給休暇がある仕事であれば、積極的にとって休むこともおすすめです。

3. 自分の好きなこと・やりたいことをする

 仕事や育児が忙しすぎて、自分の好きなことややりたいことが全くできないという人も多いはず。そういった人も上述したように自分時間を作って、趣味などやりたいことに没頭する時間でリフレッシュしましょう。

 好きなことをしていると、時間は楽しくあっという間に過ぎるもの。イライラして食欲に走ってしまう時間を楽しいストレス解消に時間に当てましょう。必要であれば家族の協力を得たり、生活リズムを見直すなどして、時間を確保してください。

4. セロトニン(幸せホルモン)を出す

 セロトニンとは、ストレスに対して効能のある脳内物質。別名「幸せホルモン」とも呼ばれていて精神の安定や安心感、頭の回転をよくして直観力をUPするなど、私たちの脳を活発に働かせてくれると言われています。

 このセロトニンが不足すると、慢性的なストレスや疲労、イライラや意欲低下、不眠やうつ病などといった症状が現れることがあるようです。

 セロトニン不足を解消するには、「起床直後から30分、日光を浴びる」ことがもっとも簡単な方法。ほかにもウォーキング・食事の咀嚼などのリズミカルな運動や、人と触れ合うことでも分泌を増やすことは可能です。

5. 毎日少しの運動をする

 ストレス太りを解消するには、運動も良い対策の一つです。特に、ウォーキングや散歩など、セロトニンを出しながらの適度な運動は脳と体を両方ケアしてあげられるため、おすすめ! 5分程度の運動でも効果を得られると言われているため、時間がない人でも気軽に取り入れられるでしょう。

 運動が習慣になり代謝がUPされれば、ダイエット効果を得られるうえ、心身のリフレッシュにもつながります。まずは、1日5分の時間を、リフレッシュに使ってみましょう。

自分の時間を作ることでストレス太りを解消できる

 ストレス太りの原因はさまざま。ストレスを解消するには、なんといっても自分を癒すための時間を確保することが重要でしょう。

 幸せホルモンを出すことで、精神的なストレスが緩和されます。適度な運動も加えて、ストレス太りからダイエットにつなげてみてください。自分の体を守るのは自分の意思です。健康的な人生を送るため、「時間」を大切にしましょう。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


物価高の今こそ「節約美容」を! プチプラでも満足度“1万円越え”のアイテム3つ【美容家厳選】
 長引く物価高の影響で、日々の美容にもこれまで以上に「コスパ」や「お得感」を求める声が高まっています。  節約しつつも...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ツヤ肌メイクの“やりがち”NG3選。なんか脂っぽい…の原因はこれ! 成功するコツは?
 ツヤ肌メイクの、ちょうどいいツヤ感って意外と難しい…。やりすぎるとただのテカリに見えたり、毛穴が目立ったり。控えめすぎ...
日焼け対策、怠ってない? アウトドアガチ勢が実践すべき“美肌”を死守する3大ケア
 春と夏はポカポカと気持ちいい外の空気を吸いながら、アウトドアスポーツをしたくなる季節です。でも、「日焼けが気になる」と...
UV対策してる? 美容家が選ぶ春のおすすめ5選。大人の垢ぬけ顔にはこのチークが優勝!
 コクハク編集部では時短美容家の並木まきさん厳選アイテムを多く紹介してきました。  今回は、その中から選りすぐりのアイ...
毛穴にいい?「あの洗顔法」の真相を医師が解説。向いてる肌質もあるけれど…【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
救急箱の中身、チェックしてる? 「いざ」の時に役立つ“常備薬”の選び方【薬剤師が解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
乳液なしは「老け顔」を加速する!? 40代は“プチこってり”がキーワード。美容家の厳選アイテム3つ
 40代も半ばを過ぎると、気になるのが顔の“老いた雰囲気”。過去の自分と比べてギャップにがっかりなんてことも。  今の...
「寝ながら運動」で美ボディになれるってマジか! 激しいダイエットなしで痩せるコツ【インストラクター監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代のツヤメイクは暑苦しさNG!2000円以下で買える「夏までヘビロテできる」優秀アイテム3選
 今年は春から日差しの強い日も多く、初夏のような陽気も増えています。というわけで、そろそろメイクも衣替え!  春から夏...
モテる以前にマナーだよ!「みっともない」認定されてしまう男性の特徴6つ
 ルッキズムに厳しい昨今、男性のルックスにだって難癖付けることはできません。でも…悲しいかな、どうしても「生理的に受け付...
「五月病」になるのは5月だけじゃない!イライラ、不眠、意欲減退…なりやすい人の特徴や放置のリスク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
プチプラと侮るなかれ! 40代後半美容家がガチで使って惚れた神アイテム3点【2025春・スキンケア編】
 優秀アイテムがたくさんあるプチプラコスメ。ですが、40代以上の世代には「ちょっと物足りない…」アイテムもチラホラ。 ...
一晩に何度起きたら頻尿ですか?【医療従事者解説】頻尿のセルフチェック&トイレによる寝不足改善法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
990円の“プチプラ化粧水”1本だけで10日間過ごしてみた。乳液&クリーム不使用で意外な結果が…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...