加湿器を活用して潤い美肌に♡4つの種類&効果的な使い方

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-12-12 06:00
投稿日:2020-12-12 06:00
 寒い季節になると空気が乾燥するので、肌トラブルに悩む人も多くなるでしょう。そんな時に、ぜひ活用していただきたいのが「加湿器」。加湿器には肌や髪に潤いを与えてくれる美容効果や、風邪やインフルエンザなどのウィルス予防、冬場の嫌な静電気予防など、さまざまな効果があります。

 そこで今回は、加湿器の種類と効果的な使い方をご紹介します。ぜひ、あなたにぴったりの加湿器で潤い美肌を目指してくださいね。

加湿器の4つの種類!自分の肌タイプや暮らしに合わせた選び方

 自分の肌タイプや部屋に合った加湿器を選ぶためには、どんな種類があるのかを知ることが大事です。まずはじめに、加湿器の種類を見ていきましょう。それぞれのメリットとデメリットを知り、自分に合った加湿器を見つけてくださいね。

1. スチーム式

 加湿器の中でも、最もパワフルな加湿力と加湿スピードの速さが特徴の「スチーム式」。タンクの水を加熱して、湯気を出す仕組みになっているスチーム式は、水を煮沸しているので保湿効果だけでなく、殺菌効果も期待できます。

 しかし、消費電力が高いので電気代が高くなってしまうというデメリットも。また、湯気が出る部分が高温になってしまうので、小さいお子様やペットがいるご家庭では設置場所に注意が必要ですね。

2. 超音波式

「超音波式」の加湿器は、水を超音波の微振動で霧状にして加湿します。振動するだけなので、スチーム式に比べて消費電力を抑えることができます。加湿器本体の価格もリーズナブルなので、予算を抑えたい人におすすめの加湿器です。

 また、アロマオイルを入れて自分の好きな香りを楽しむことも可能。ただし、熱を加えるわけではないので、タンクの水はこまめに交換する必要があります。

3. 気化式

 水を気化させて加湿するのが特徴の「気化式」は、ヒーターレスで電力を抑えることができ、高温にならないので火傷の心配もいりません。しかし、ほかの加湿器に比べて加湿までの時間がかかることと、吹き出し口から出る風が冷たいことがデメリットだと言えるでしょう。

4. ハイブリット式

「ハイブリット式」の加湿器は、気化式にヒーターをプラスして、水を含ませたフィルターに温風を送って加湿する仕組みになっています。湿度が低い時は温風を送って一気に加湿し、一定の湿度になったら気化式で少量の電力で湿度をキープしてくれる優れもの。

 どちらのモードで加湿しても吹き出し口が高温になることはないため、安心して使えますね。

加湿器を美肌に効果的に使うためのポイント

 加湿器は、肌の乾燥を防ぐために有効的なアイテムですが、間違った選び方や使い方をしてしまうと、美肌効果が半減してしまいます。続いては、加湿器を美肌に効果的に使うためのポイントを見ていきましょう。

1. 部屋の広さに合った加湿器を選ぶ

 加湿器を購入する際、種類やデザインなどで選ぶ人も多いと思いますが、重要なのは、部屋の広さに合わせて選ぶことです。部屋が広すぎると十分加湿されない可能性がありますし、狭すぎると加湿されすぎてカビの原因になってしまうことも……。

 加湿器を購入する際は、各メーカーが提示している「適応畳数」を基準に選びましょう。

2. 加湿器は正しい位置に置くことが大事

 加湿器を効率的に使用したいのであれば、設置する場所も大事なポイントです。部屋の隅や床の近く、エアコンの風が直接当たる場所は避けた方が良いと言われています。

 できるだけ部屋の中央に置き、床から70〜100cmの高さが理想的です。加湿器から放出された蒸気が、できるだけ部屋全体に行きわたるようにしましょう。

3. 給水タンクの水は毎日必ず交換する

 加湿器のタンクの水を溜めたままにしてしまうと、カビや雑菌、水垢の原因になってしまうことも。使い終わったら必ずタンクを空にして、使用する時に新しい水を入れるようにしましょう。

 また、浄水器の水やミネラルウォーターではなく、水道水を使うのがベスト。水道水には微量の塩素が含まれているので、カビや雑菌の繁殖を抑えてくれる効果があるそうですよ。

4. 定期的にお手入れして清潔に

 加湿器を掃除せずに長期間使用し続けると、内側に雑菌が繁殖して嫌なニオイが発生してしまう可能性も。せっかく肌の乾燥対策で加湿器を使っていても、雑菌を部屋中にばらまいてしまっては意味がありませんよね。

 加湿器はタンクやフィルター、本体や吹き出し口など、パーツ別に定期的にお手入れするのがベストです。ただし、メーカーによってお手入れ方法が違うため、事前に取り扱い説明書をしっかりチェックしましょう。

5. 加湿器とスキンケアを上手に組み合わせる

 加湿器は肌の乾燥対策に効果的ですが、使用するだけで美肌になれるわけではありません。美肌を作るためには、規則正しい生活とスキンケアが必要不可欠。

 毎日のスキンケアと、分に合ったタイプの加湿器を上手に組み合わせて、乾燥知らずの美肌を目指しましょう。

加湿器を上手に活用してキレイな美肌になろう♡

 肌の乾燥は、冬だけに限らず一年中女性を悩ませる肌悩みのひとつ。でも、日々のスキンケアに加湿器をプラスすることで、効果的に乾燥対策が可能です。

 加湿器は種類によって様々な特徴がありますので、ぜひあなたに合った加湿器をチョイスして、乾燥に負けないキレイな美肌を手に入れてくださいね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


30代でもう更年期?【薬剤師監修】原因不明のイライラモヤモヤ…「プレ更年期」の症状と軽減方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
聞こえづらさの“元凶”はあのイヤホン!? 【薬剤師監修】老化以外に考えられる意外な原因の正体
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の“愛されボディ”ってなに? 自分をもっと好きになるための美習慣&エクササイズ
 40代になると、どうしても筋肉量が落ちてきたり、たるみが気になったりと20代と同じにはいきません。  でも、40代な...
40代の“好印象デート”はスニーカーorヒール、どっちが正解? 賢い選び方と注意点
 40代女性がデートをする時、スニーカーとヒール、どちらが男性から好印象を抱いてもらえるのでしょうか?「デートといえばヒ...
あー、「髪のうねり」で見た目も不満も爆発寸前! 薬剤師が紹介する毎日の簡単ヘアケア&セットテク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
毛剃りといえば貝印!VIO専用電動シェーバー2種を徹底比較。本田真凜のように肌の上を美しく滑るのか?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
JK界隈で流行りの「seju顔」とは何ぞ? アラフォーでも“違和感ゼロ”なメイクのコツ
 seju顔とは、インフルエンサーやタレント、モデルなどが所属する芸能事務所「Seju」が由来になっている言葉。元テレビ...
キスに集中できん!彼氏の塩対応はいやーな口臭のせい?【薬剤師監修】口の臭いの原因・セルフチェック・対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
老け疲れ顔の原因No.1目の下のクマ! 種類別、ヒアル顔回避の治療法は?【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
【美容のウソ・ホント】ほうれい線がマッサージで消えるって本当? 医師3人の答えは/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
更年期のセックス「痛いから演技しちゃう…」【薬剤師監修】性交痛対処のイロハ&おすすめの漢方薬
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
運動不足を5つの工夫で解消! 忙しいワーママの美BODYゲット大作戦
 体を動かすのが好きな人やダイエットをしたい人、健康になりたい人にとって、運動はとても大切ですよね。でも「忙しいワーママ...
「目が死んでる」アラフォー女性の“大損”アイメイク。20代女性が僭越ながら再現してみました
「目は口ほどに物を言う」ということわざの通り、目元が周りに与える印象は大きいですよね。  ですが、アイメイクのせい...
食欲の秋ですが! ダイエット失敗談“あるある”6連発、そりゃ痩せないよね…
「ダイエットをしても、いつも必ず失敗してしまう」と、痩せられないことに悩む人は多いようです。なぜ、みんななかなか痩せられ...
歳は取るもの、尿はちょい漏れるもの!? 40代向け尿漏れ対策に取り入れたいセルフケア【薬剤師解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...