BBクリームとファンデーションの違いは? 賢い併用方法♪

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-12-20 06:00
投稿日:2020-12-20 06:00
 BBクリームといえば、なんとなく「いろいろな機能が一つになった便利なファンデーション」と思っている人が多いでしょう。でも、実際にはBBクリームとファンデーションの違いを理解している人は少ないようです。そこで今回は、BBクリームとファンデーションの違いや併用方法をご紹介します。

BBクリームとファンデーションの違い

 まずは、BBクリームとファンデーションの違いからチェックしていきましょう!どちらを使ったらいいか、迷ってしまった時の参考にしてくださいね。

そもそもBBクリームとは

 BBクリームとは、もともとドイツで生まれた「傷のための保護クリーム」のことです。BBは、Blemish Balm(ブレミッシュ バルム)の略で、“傷を修復する”という意味があります。それが、美容大国である韓国で大ヒットし、日本でも人気に火がつきました。

 BBクリームの多くはクリーム状になっていて、保湿効果やUVカット効果、下地、美容液、コンシーラーとしての役割などが一つにまとまっているのが特徴。適度なカバー力もありながら、1つで面倒なメイクステップが省略できると、人気のアイテムです。

BBクリームとファンデーションとの違い

 BBクリームが傷の保護のために作られたものであるのに対して、ファンデーションは「肌荒れを綺麗に補正して美しく見せる」ためのものです。そのため、次のような違いがあります。

・ BBクリームよりカバー力が高いものが多い
・ カラーバリエーションが豊富
・ 下地やコンシーラー、美容液などの機能が含まれていないものも多い
・ パウダータイプやリキッドタイプ、クッションタイプなど種類がたくさんある

 基本的には、ファンデーションのほうが補正効果が高く、カラーバリエーションが豊富です。ただ、近年、BBクリームとファンデーション、特にリキッドタイプとの差が縮まっているのも事実。購入する前に、それぞれの商品の特徴や機能をよく理解しておいたほうが、自分に合ったものを選びやすいでしょう。

CCクリームやDDクリームもある

 実は、BBクリームとは別に、CCクリーム、DDクリームもあるのをご存知でしょうか?

 CCクリームは、control color(コントロールカラー)の略で、肌の色ムラを均一にするもの。DDクリームは、Daily Defense(デイリーディフェンス)の略で、さらにカバー力・保湿力・UVカット機能に優れていて、顔以外の部位にも使うことができます。

 それぞれのクリームに役割があるので、自分の肌の状態に合わせて活用してみると良いですね。

BBクリームとファンデーションを使い分け♡ 賢い併用方法

 BBクリームもファンデーションも、それぞれ特徴が違うため、どちらか一つだけに統一するのが難しいという人もいるはず。そんな場合には、両方の良いとこどりをして、賢く併用していきましょう!

BBクリームのみがおすすめの場合

 次のような場合は、BBクリームのみでのメイクがおすすめです。

・ ちょっと近所に外出する時
・ ナチュラルメイクに仕上げたい時
・ メイクをする時間がない時
・ マスクをする時間が長い時

 このような時は、BBクリームだけでのメイクがおすすめです。程よいカバー力もありながらナチュラルな仕上がりになるので、1本持っていることでとても重宝できるでしょう。

 また、UVケアや保湿などをちょっとした外出のたびにするのは面倒ですよね。いざという時にさっと使えるのが、BBクリームの大きな魅力でもあります。

ファンデーションのみがおすすめの場合

 次のような場合には、ファンデーションのみでのメイクがおすすめです。

・ しっかりカバーしたいシミやくすみがある時
・ フォーマルな格好で外出する時
・ 自分の肌色に合ったメイクをしたい時
・ 立体感を出したい時

 このような場合は、ファンデーションと下地でしっかり肌を補正するほうが良いでしょう。ファンデーションはBBクリームよりもカバー力があり、ツヤ感があるものも多いため、華やかなしっかりメイクに仕上げることができます。

 また、BBクリームよりもカラーバリエーションが豊富ですので、肌色に合った色を探したい時にもファンデーションを使うのがおすすめです。

BBクリームとファンデーションの重ね付けがおすすめの場合

 次のような場合には、BBクリームとファンデーションの重ね付けがおすすめです。

・ 素肌感をキープしたい時
・ 化粧崩れを防ぎたい時
・ UVカット効果を高めたい時
・ テカリが気になる時

 このような場合には、BBクリームの上からファンデーションやルースパウダーをのせるのがおすすめです。また、ナチュラルメイクに仕上げたいものの、化粧崩れしたくない場合にもこの方法が使えます。

 また、UVカット機能はBBクリームにも含まれていますが、パウダーを重ねることで、より効率よくUVケアをすることができますよ♡

BBクリームとファンデーションは上手に使い分けよう!

 年々進化し続けるコスメについていけず、同じコスメばかりリピートしている人もいるでしょう。そんな人こそ、ぜひ最新のBBクリームをチェックしてみてはいかがでしょうか? 毎日のメイクがもっと簡単になるかもしれませんよ♡

 BBクリームとファンデーションを上手に活用して、メイクをもっと楽しんでくださいね!


キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


手足が寒くて眠れない…!「冷え不眠」に心当たりない? 悪化の要因とぽかぽか快眠テク【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
食欲の秋が到来!旬の味覚に秘められた“健康”パワー。サツマイモの美肌効果に注目【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
高市首相もメイクで激変! 強そうな女→柔らかな女に印象を変える“3つの鉄則”ポイント
 第104代首相に選ばれ、今やメディアで見ない日はない高市早苗さん。かつては黒々とした力強い眉が印象的でしたが、最近では...
「生理が終わったのにだるい…」その原因、加齢じゃなくて“鉄分不足”かも。食後のコーヒーは注意して【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
夏の紫外線+秋の乾燥でボロボロ…化粧水だけじゃない「うるおい対策」で肌を守ろう【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
急に泣きたくなる…30代以降は“情緒不安定”に注意。不安定な心を整える3つのセルフケア【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
今季のプチプラは大当たり! 大人も“盛れる”目元・口元・肌の新作コスメ3選。「キャンメイク」で老け感を一掃♡
 今季のプチプラが、ものすごく「当たり!」です。コスメの進化は著しく、もはやデパコス要らずの実力!? とざわついてしまう...
女性の6割が悩む「生理前の便秘」痔やイライラ悪化の原因に? 放置せず試したい改善法4つ【医療従事者監修】
 生理前の便秘に悩む女性は、6割もいるといわれています。「でも生理が終われば治る」「便秘くらい、大したことはない」こんな...
流行りの「耳つぼジュエリーダイエット」信じていいの? 貼るだけで楽痩せできる噂の真相【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【再現メイク】今田美桜になれるか!? 大人世代が3つのポイントを真似してみた。“への字眉”でぐっと近づく
 これまではキュートで華やかなイメージが強かった今田美桜さん。しかし今放送中のドラマ『あんぱん』では40代の役柄に挑戦し...
暑くて無理~! “ドライヤー”キャンセル界隈に捧ぐ、お風呂上りの汗だくを回避する6つの方法
 お風呂上がり、せっかくすっきりしたのにドライヤーをかけてるうちにまた汗だくに…。こんな経験、ありますよね。  髪...
30歳から「骨活」のススメ。将来の“寝たきり”リスクを防ぐため大切な3つの対策【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
健康診断でわからない「隠れ貧血」のリスク。 だるさ、イライラの原因は年齢以外にあり?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ブルドッグ顔におさらば! 3秒でできる若見え“メイク”テクニック。コンシーラー1本で激変するコツ【美容家解説】
 夏の疲れが、顔に出ていませんか? 鏡を見て、「なんだか不機嫌そう…」と感じるなら要注意! 年齢を重ねると、どうしても顔...
37℃の熱がダラダラ続くのなぜ? たかが微熱と放置しないで。日常に潜む「体温が上がる」生活習慣【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
えっ、納豆にタピオカも!? 実は“カロリーお化け”な食材4選。じゃあ、美容効果バツグンなおやつは?
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス…。多くの人はできるだけ低カ...