婚活アプリとお見合いパーティーを並行して痛感したこと

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2021-02-09 14:35
投稿日:2021-01-26 06:00

婚活アプリは「プロフィール文」を工夫せよ

押しつけがましくない程度の自分らしさをまぶして(写真:iStock)
押しつけがましくない程度の自分らしさをまぶして (写真:iStock)

 小夜子さんも自身の“狩り場”がすぐにわかったようで。「年齢でジャッジされる婚活パーティーは私には不向きだったので、婚活サイトも並行して活動しました」とのこと。長年、慣れ親しんできたネットも主戦場にしたのです。

 筆者は婚活アプリを使用した経験がないので聞きました。「どうすればネットで結婚相手を見つけられるのでしょうか?」と。小夜子さんは、「プロフィールの書き方から気をつけたほうがいいと思います」と、独自の経験で得た知識を教えてくれました。

「プロフィール文は自分を紹介できるページなのにみなさん、見分けがつかないぐらい凡庸なんです。とくに趣味欄。読書、音楽鑑賞、スポーツかスポーツ観戦。カフェ巡りやお料理など、強い印象を与えられないうえに、相手が会話を深められないかもしれない文字であふれ返っていました。

 彼女たちの文章を拝読して学び、私はマニアックなプロフィールをつくりました。趣味は読書ですが、大好きな作家である村上春樹先生や谷崎潤一郎先生の『ここが好きです』など、相手が鬱陶しく思わない程度に、サラリと書き加えたんです。その一言だけで、カラダだけが目当ての人や、婚活パーティーにいたようなコミュ障の人は寄りつかなくなりました。

 私が結婚相手に望む、ただ1つの条件を満たしている男性との接点も増えたのでお勧めです。加えて、年齢は関係ないと記載しました」

ほんの少し書き加えるだけいい

「なるほど!」と、筆者は納得しました。少し情報を書き加えるだけで、その著書を読んでいない相手は近寄れません。インスタントに関係を構築したい相手は、著書を読んでまで連絡を取りたいとは思わないでしょう。しかも、アプローチしてくる男性とはすでに、趣味という共通言語がある。婚活アプリを使用している女性は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 そして小夜子さんは、婚活で相手に求めた「ただ1つの条件」が、元旦那様との離婚と現在の旦那様との結婚に至ったと話を続けます。その条件とはーー。

 次回に続きます。

今回の学び

1. 大人婚をするためには、婚活パーティー参加ではなく、婚活アプリ活用が鍵かも!?

2. 婚活アプリを使う際は、ややマニアックな情報を入れる。

3. 婚活を始める前に、自身の“狩り場=どんなタイプの男性から好かれやすいか”の把握が鉄則。

※シリーズタイトルの「確率8%」とは…5年に一度実施されている国勢調査の直近データを基に、2010年の45歳の未婚男女が5年後の2015年までに何%結婚できているかを算出したもの。「コクハク」は40代50代大人婚の"リアル"を物語る数字だと考えます。

※実際に「大人婚」をした40代&50代の女性・男性の体験談も募集中です! あなたの体験をお聞かせいただき、データや数字では測ることのできない“希望”をコクハクではお伝えしたいと思っています。

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これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

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