ストッキングが伝線しない方法マニュアル♡裏技&応急処置も

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-03-26 06:00
投稿日:2021-03-26 06:00
 買ったばかりのストッキングが伝線すると、本当に凹みますよね。予備のストッキングを持って外出ことなんてあまりないため、困ってしまった経験がある人もいるのではないでしょうか? そこで今回は、ストッキングが伝線しないための方法を一挙公開! 伝染する原因や補強する裏技、応急処置までをご紹介します!

ストッキングが伝線する原因は?

 ストッキングが伝線する大きな原因は、ストッキングに爪や乾燥した皮膚などがひっかかり、穴があいて糸が切れてしまうこと。多くのストッキングの網目は連続して並んでいるため、一カ所の糸が切れると網目が解けて伝線が起こってしまいます。

ストッキングが伝線しない4つの方法

 それではさっそく、ストッキングが伝線しなくなる方法からチェックしていきましょう! 日頃気をつけるだけで、格段にリスクを減らせますよ。

1. 手足の乾燥を予防する

 乾燥して硬くなったかかとや指の皮膚は、ストッキングを履く時に糸にひっかかりやすいです。普段からしっかり保湿して、乾燥によって硬くなるのを防ぎましょう。

2. 爪を整える

 ストッキングを履く時に爪がひっかからないようにケアしておくと、伝線の原因を減らすことができます。爪を切った後は、やすりで削って滑らかにするのがベター。また、ネイルに装飾が付いている場合も、伝線の原因になってしまうので注意してくださいね。

3. 正しい履き方をする

 伝線を防ぐためには、正しい履き方をすることも大切です。ストッキングを履く際には、ウエスト部分から爪先までの生地を、あらかじめ手繰り寄せておきましょう。

 次に足を入れたら、爪先とかかとをフィットさせた後、両足を交互にゆっくりと引き上げていきます。これだけで、伝線を防ぐことができますよ。

4. ネットに入れて洗濯or手洗いして洗う

 ストッキングは、ほかの洗濯物と同じように洗うと、ほかの衣類のボタンやチャックなどと擦れて、すぐに伝線してしまいます。洗う時はネットに入れて洗うか、優しく手洗いするようにしましょう。

伝線させない! ストッキングを強くする4つの裏技

 続いては、ストッキングを強くして長持ちさせる裏技をご紹介します。

1. 冷凍庫に入れて凍らせる

 ストッキングを凍らせると、ストッキングに使われているナイロンの繊維が縮みます。そうなると、ストッキング全体の密着度が上がって、伝線しにくくなると言われています。

2. 酢入りの水につけておく

 2〜3倍の水で薄めた酢入りの水を作りましょう。そこに、ストッキングをつけてから日陰で一晩干すと、ストッキングの繊維に弾力が生まれて破れにくくなるそうですよ。

3. 爪先部分に透明マニキュアを塗って補強する

 ストッキングの中でも特に伝線しやすいのが、爪先の部分。そこで、ストッキングの爪先の部分に透明のマニキュアを塗って補強する方法もおすすめです。マニキュアは時間が経つと取れてしまうので、時々、塗り直すようにしましょう。 

4. 洗濯のりを使う

 ストッキングを洗濯してすすいだら、洗濯のりをつけましょう。洗濯のりが繊維の周りで固まって網目を補強するため、伝線予防になります。

伝線しないストッキングの種類は? 選び方をチェック!

 ストッキングの伝線を減らすためには、そもそも伝線しにくいストッキングを選ぶことも大切です。

ノンラン編みのストッキングを選ぶ

 ノンラン編みは、通常のストッキングよりも複雑な網目になっています。通常のストッキングのように、一カ所解けると全体に広がってしまう編み方ではないため、一部に穴があいてしまっても、それ以上伝線が広がりにくいのが特徴です。

融着のストッキングを選ぶ

 融着ゾッキ、融着SCYゾッキなどの表記があるストッキングは、仕上げの時に熱セットという加工がされているタイプのストッキングです。熱を加えることで、糸が融けて密着するため、穴があいても伝線しにくい作りになっています。

ストッキングが伝線した時の応急処置方法

 万が一、外出先でストッキングが伝線してしまったら、これからご紹介する応急処置の方法を覚えておくと役立つかもしれません。ただし、あくまで応急処置ですので、気になる場合はコンビニなどで新しいストッキングを購入するようにしてくださいね。

1. ヘアスプレーをかけてそれ以上の伝線を防ぐ

 外出先で伝線してしまった時は、ヘアスプレーを吹きかけてみましょう。伝線した部分が固まって、それ以上の伝線を防ぐことができます。ハードスプレーなど、キープ力の強いものがおすすめです。

2. 透明なマニキュアを塗る

 透明マニキュアも、伝線した際の応急処置に使えます。マニキュアが完全に乾けば、それ以上の伝線を防げるので、便利ですよ。いざという時にさっと使えるように、速乾性のものを予備に持っておくと良いかもしれません。

もうストッキングで困らない! 伝線しない方法を役立てて♪

 ストッキングが伝線しない方法を、ご紹介してきました。手足のケアはもちろん大切ですが、ストッキングを選ぶ際に「伝線しないタイプ」を選ぶだけで伝線のリスクは圧倒的に減りるはずです。ぜひ、ストッキング選びの際には「ノンラン編み」や「融着」などを意識して、選んでみましょう。

 そのうえで伝線してしまったら、この記事でご紹介した裏技を役立ててくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


冬に毎日シャンプーするのはNG? 寒い季節の正しいヘアケア
 汗をかきやすい夏は、毎日シャンプーをしている人がほとんどでしょう。でも、「汗をかかず、乾燥しやすい冬にも毎日シャンプー...
尻のおできは踊り子の職業病?穴開きクッションの世話になる
 書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんの月イチ連...
40代の疲れ顔を解消!ケバくならない「お呼ばれメイク」ポイント7つ
 結婚式やお祝いなどお呼ばれの席では、服装や雰囲気に負けない華やかな「お呼ばれメイク」をしていきたいですよね。でも「お呼...
更年期予防&若さを保つにはホルモンの一種「ビタミンD」【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
実はカロリーお化け!意外に高カロリーな食材&食べすぎ時の対処法
 ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス……。多くの人はできるだけ低...
シリコン製グッズを制する者がしっとり肌に!手持ちの化粧品も使える
 しっとりとした肌を育むために、どんなことをしていますか? 乾燥が気になる秋冬シーズンには、普段より高保湿のコスメに変え...
毛穴詰まりが怖くて躊躇…ナイトパウダーってどうなのよ?
 みなさんは、ナイトパウダーを使っていますか? ネットでも話題になっているので、気になっている人も多いはず。でも中には「...
イジらなくても魅力増す「40代のチャームポイント」見つけ方
 年齢を重ねると、見た目の差がだんだん大きくなってきますよね。実は、40代を超えてからも綺麗で可愛らしい女性の多くは、「...
オートファジーダイエットって?16時間の“軽い断食”を成功させるには
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代のインナーカラー ど派手“痛おばさん”を回避する注意点4つ
 髪の毛の内側だけにカラーを入れる「インナーカラー」は、若者から50代くらいの女性まで、広い世代に流行していますよね! ...
バズコス「おいせさんコスメ」スプレー2種、お浄め効果を試したら…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
女性のメイクが嫌いな彼氏対策!方法3つで我慢せずに化ける
 男性の中には、女性のメイクが嫌いな人も多いですよね! 中には、付き合った彼氏に「メイクをしないで」と言われ、悩んでいる...
生理休暇は女性の権利!「ずるい」と思われない賢い伝え方
 生理で著しく就業が困難な女性に認められる「生理休暇」ですが、実際に活用している人は少ないようです。というのも、まだまだ...
「限定コフレ」にご用心!悲しすぎる失敗から学ぶ賢い買い方
 クリスマスやバレンタインなど、イベントごとが近づくと発売されるコフレ。イベントで高揚した気分も相まって、「さまざまなア...
ハンドクリームはシーン別に揃えよう 冬乗り切る3アイテム
 乾燥する冬は手肌のかさつきが気になります。手洗いや水仕事後の、小まめなハンドケアが必要ですよね。ハンドクリームをシーン...
どこでしくじった? 30代からどんどん綺麗になる人の秘密4つ
 20代の女性はどんな女性でも若さに溢れて美しいですが、30代を過ぎた頃から見た目に大きな差が開いてきますよね。30代を...