髪が静電気でぺったんこ!今すぐできる対策&アイテム10選♡

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-03-18 06:00
投稿日:2021-03-18 06:00
 乾燥する時期になると、髪の静電気に悩まされるという女性は多いでしょう。朝、時間をかけてセットした髪がぺったんこになってしまったり、絡まったりすると、本当にストレスを感じますよね。そこで今回は、髪の静電気を防ぐ対策方法&便利アイテムをご紹介します!

髪の毛に静電気が起こるのはなぜ? 2つの原因

 髪が静電気を帯びてしまう原因は、大きく分けて2つあります。

乾燥

 静電気が起こる大きな原因のひとつが「乾燥」。湿度が40%を下回ると、静電気が発生しやすくなると言われています。夏は暑さや日差しで体が汗をかきやすいため、静電気が発生しにくいのですが、冬は暖房で室内の湿度が下がり、汗もかかないため、髪も静電気を帯びやすいのです。

摩擦

 摩擦も、静電気を発生させる大きな原因のひとつです。洋服や肌が摩擦すると「摩擦帯電」が起こり、髪の毛が静電気でぺったんこになります。特に、ポリエステルや化学繊維などの衣類を着ている時には、摩擦帯電が起こりやすくなります。

髪の静電気がひどい人必見! バチっとならない対策方法5選

 それでは、髪の毛がぺったんこにならないためには、どのような対策があるのでしょうか? チェックしてみましょう!

1. 部屋の湿度を40%以上に保つ

 まずは、しっかり保湿をすることです。加湿器などを使って、部屋の湿度が40%以上になるようにしましょう。加湿器がない場合には濡れたタオルを部屋に干したり、お湯を沸騰させるだけでも、湿度を上げることができますよ。

2. ヘアオイルやヘアクリームで髪の毛を保湿する

 空気と同様、髪の毛の乾燥も静電気が起こる原因になります。お風呂上がりなど髪の毛が乾燥しやすい時には、しっかりヘアクリームやヘアオイルなどを使って保湿するようにしましょう。

3. 顔周りと手をしっかり保湿する

 髪に触れやすい顔や手をしっかり保湿することも、静電気防止に有効です。こまめに保湿クリームを塗るようにしましょう。ちなみに、ハンドクリームをつけた手で軽く髪を撫でると、一時的に静電気を抑えることができますよ。

4. 洋服の素材を天然素材に変える

 乾燥する季節は、洋服の素材を変えてみるのもおすすめです。特に、ウールやポリエステル、化学繊維の素材は静電気が帯電しやすいため、綿や麻などの帯電しにくい天然素材の洋服を選ぶとよいでしょう。

5. ドライヤーは上から下に向かって乾かす

 ドライヤーで髪の毛を乾かす時には、必ず上から下に向かって風が当たるように乾かしましょう。毛先〜中心あたりからドライヤーの風を当てると、髪が広がる原因となり、乾燥して静電気が発生しやすくなります。

 可能なら、ドライヤーで乾かした後に冷風で髪の熱をとると、髪がストレートにまとまりやすくなるのでおすすめです。

髪の静電気対策におすすめのアイテム5選

 最後に、静電気対策におすすめのアイテムをご紹介しましょう。

1. ナイトキャップ

 静電気防止には、就寝時にかぶるために作られた「ナイトキャップ」がおすすめです。シルクや綿素材のナイトキャップをかぶれば、静電気が起こりにくいだけでなく、枕との摩擦を軽減し、髪にかかるダメージを減らします。

 さらに、地肌や髪を保湿し、寝癖もつきにくいなど、いいことだらけ! ぜひ試してみてくださいね。

2. 獣毛や木製のヘアブラシ

 髪をとかす場合には、静電気が起きにくいヘアブラシを使いましょう。たとえば、昔ながらのつげの櫛や、木製のブラシ、獣毛を使ったブラシなどは、髪に静電気を起こしにくいといわれています。

3. 静電気防止スプレー

 静電気防止スプレーも有効。静電気防止スプレーには、界面活性剤が含まれており、水分と対象物を馴染ませやすくします。この作用によって、摩擦を減らして静電気を発生しにくくしたり、空気中の水分を吸い寄せて水の膜を作り、電気が逃げやすい状態を作ってくれます。

【静電気防止スプレーは手作りもできる!】

 静電気防止スプレーに含まれる界面活性剤は、リンスやトリートメント、洗濯の柔軟剤にも含まれています。これら5滴ほどと、水100mlを市販のスプレーボトルに入れれば、あっという間に静電気防止スプレーの完成です。

4. 固形ワックス

 静電気対策をしているのに、外出先でもどうしてもアホ毛がふんわり立ってしまうことってありますよね。そんな時には、固形タイプのワックスが便利です。静電気でふんわりしている髪の毛につけるだけで、しっかり髪の毛をまとめてくれます。

5. 太めのヘアターバン

 どうしても髪の毛が静電気で顔周りにまとわりつく場合には、太めのヘアターバンを使うのもおすすめです。さっとつけるだけで、顔全体がすっきりして静電気を防いでくれます。いろいろなデザインがあるので、おしゃれを楽しめるという点も良いですね!

髪の静電気は保湿&便利アイテムで乗り切ろう!

 たかが髪の毛ですが、女性にとっては大切なおしゃれの一部。ぺったんこの髪や、空中を泳ぐように漂うもわもわの静電気を帯びた髪の毛なんて嫌ですよね。ぜひ、この記事で紹介した対策方法&アイテムを使って、静電気の季節を乗り切ってくださいね♡

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


人中短縮メイクでイメチェン メス入れずとも若見え&小顔が狙える♡
 美人かどうかの判断は、顔のちょっとしたバランスで決まってしまいます。中でも最近注目されているのが「人中短縮メイク」です...
40代の花柄着こなし術 膝丈ワンピ&スカートは危険と隣り合わせ
 春めいてきましたね! 爽やかな季節に取り入れたくなるのが花柄の洋服。フラワープリントにときめく乙女心はいくつになっても...
膣内フローラって何? 繰り返す膣炎は悪玉菌が原因?(専門家監修)
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
30代40代「VIO脱毛」のメリット、もっと気になるデメリットは?
 肌の露出が増えるこの季節、ムダ毛処理って厄介なものですよね。私たちアラサー、アラフォー世代が若い頃はカミソリや毛抜きで...
雑誌の付録で憧れのブランドのファンデーションを試してみた
 最近はマスクなし生活に戻りつつあり、メイクアップに力を入れる方も多いのではないでしょうか。私も同様で、急いでファンデー...
ぽっちゃり体形を礼賛する男たち
 いつの時代も、女性は今より痩せたいと願っている。少なくとも私は、男性からの「スリム」は褒め言葉だが、「ぽっちゃり」は、...
フォーマル服の悩み ぽっちゃり体形40代は何をどう着る?
 3月といえば、入学式や卒園式、転職などの機会でフォーマル服を着る機会が多いですよね! でも、着慣れないフォーマル服を選...
初めての海外ランジェリー選び 40代の新しい魅力が開花されるかも
 海外のランジェリーは、おしゃれでデザインが豊富ですよね! 日本のランジェリーも良いけれど、40代になってワンランク上の...
吸水ショーツにやっぱり半信半疑…体験談&漏れない履き方
 現代では、さまざまな生理用品が販売されていますが、特に気になるけれど使うのが怖いアイテムが「吸水ショーツ」です。「見た...
傷んだ爪どーにかしたい!美爪ケアに実は漢方もおすすめ【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
プチプラの進化ハンパない!ナチュラルアイになれるメイク術
 ドラッグストアやショッピングモールなどで手軽に購入することのできるプチプラコスメ。最近のプチプラコスメには、デパートコ...
40代の「髪ぺたんこ」問題 3つの原因&ボリュームアップ方法
 40代を超えると、だんだんと髪のボリュームがなくなってきて「ぺたんこ髪」になってしまう人が多いですよね。髪の毛にボリュ...
グロス唇に「天ぷら食べた?」初めてメイクのトホホな思い出
 40代にもなると、「自分に合ったメイク」をする余裕が出てきますが、みんな誰しも最初は初心者。忘れられない恥ずかしすぎる...
下着の“寿命”は1年・着用回数100回目安! 替え時サインは?
 買い換えるのを忘れてしまいがちな下着ですが、実は意外と寿命が短いのをご存知でしょうか? 今回は下着の寿命やそのサイン、...
たるみ毛穴ってなに?悪化の原因と40代からはじめる改善ケア
 40代女性の肌悩みの一つ、たるみ毛穴。「30代の頃より毛穴が目立っている気がする」と悩む女性も多いのではないでしょうか...
おりものが変!におい・量・色の要注意な状態&ケア法【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...