離婚する?しない?答えを出すために悩んでしまう一番のこと

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-03-27 06:00
投稿日:2021-03-27 06:00

シンママになったら慎重になるべき一番のこと

 シンママになっても大半の人は彼氏ができます。

 私が思う一番子供に良くないことは、今までの我慢から解放され自由な振る舞いがエスカレートすること。小さな子供は“恋”という感情がわからなくても複雑な違和感を覚えます。

 こんなケースもありました。子供(5歳)を預けることができないシンママが、好きな人を家に上げるのも仕方のない話なのですが、週一回は自宅デートをしていたシンママのB子さん。

 彼氏が帰った後、子供から寂しそうに言われたそうです。「あのね。お母さん。〇〇さん(彼氏)はお母さんの大切な人なの?私とどっちが好き?」お絵描きしながらこちらを見ず、そう聞いてきた娘の姿に胸が張り裂けそうになったそうです。

 その後、自宅デートは一切やめて友人に子供を預かってもらい、彼氏の気配は消したと言いました。

 ここでB子さんのように対策を考えて、すぐに行動を切り替えられる人ばかりではありません。恋愛が楽しくて子供よりオトコ命になる母親もいるので、虐待されたりして命を落とす子供が後を絶たないわけです。

 好きな人ができてもかまいません。でもせめて、小学生までは子供に心に比重をかけてあげてください。

 長いようですが子育てって、本当にあっという間です。いつの日か大人になった我が子を見て、「一日でいいから3歳の時のあの子をもう一度抱っこしたい」と思う日が来ますよ。

終わりに

 私も一人娘がいます。シングルマザー歴は長かったです。

 現在、私はパートナーと仲良し別居婚という新しいライフスタイルを送っており、今までに何度も結婚し離婚している懲りないオンナですが、程よい距離感がいいのか、夫婦関係が一番長持ちしています。それに娘も私とふたりで暮らしやすいみたいです。

 今さらながらですが娘には苦労をかけたかもしれません。そんな話をすると「ママと2人で一度も寂しいと思ったことないで!」と明るく言ってくれます。

 子供は母親が愛情をかければ必ずきちんと育ちますよ。できることなら離婚しないに越したことはありませんが、離婚は決して悪いことではありません。自分を責める必要もありません。仲良くしたくて結婚したのは真実ですから。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


猛アプローチの真意は?年上男性の言動に頭を抱える婚活女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-06-19 05:58 ラブ
真心を感じられない…感情的な女性の扱いに苦心する熟年男性
「冷酷と激情のあいだvol.43〜女性編〜」では、婚活中に出会った年上男性にしつこくアプローチされていると言う女性・Oさ...
並木まき 2021-06-19 06:00 ラブ
運命の人だと思ったのに違った…7つの共通点&見極めるコツ
 彼と出会った時、一緒にいて落ち着いたり、偶然の共通点が多かったりすると「思わず運命の人なのかも!?」と思ってしまいます...
恋バナ調査隊 2021-06-18 06:00 ラブ
離婚を後悔しがちな5つの理由&後悔しないための確認ポイント
 どんな夫婦でも、結婚が決まった時は明るい未来を想像し、お互いに幸せを感じていたでしょう。しかし、年月が過ぎ、さまざまな...
恋バナ調査隊 2021-06-17 06:00 ラブ
ここに来て注目…すぐに会える安心感「ご近所恋愛」のススメ
 コロナ禍は、多くの遠距離カップルを引き裂いてしまいました。会えない期間が続くと、愛情を持続させることはかなり難しくなっ...
内藤みか 2021-06-17 06:00 ラブ
レスの彼との未来はある? 乗り越えるためのおすすめ解消法
 友達同士でもなかなか語り合えない「セックスの頻度」。皆さんはどれくらいでしょうか? パートナーとの夜の営みがない期間が...
若林杏樹 2021-06-16 06:00 ラブ
愛され女子のほっこりLINE♡ 彼氏の仕事の疲れを癒す内容5つ
 仕事が忙しくて、なかなか会えない彼氏……。そんな時には、「なんで会えないの!?」なんて拗ねたLINEよりも、彼氏を癒す...
恋バナ調査隊 2021-06-16 06:00 ラブ
いくら美形でも…付き合いたくないモンスターイケメン体験談
 外見の良さは、人から評価されやすいものです。しかし、あまりに外見でちやほやされすぎると、コミュニケーション能力の欠如し...
ミクニシオリ 2021-06-15 06:00 ラブ
冷凍ごはん絶対NG?ホント無理!彼のこだわりに打ち勝った日
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2021-06-15 08:28 ラブ
美魔女はモテる?モテない?年齢に負けずちやほやされるコツ
 少し前に流行った、「美魔女」という言葉をご存知ですか? 一般的な定義としては、“35歳以上の才色兼備の女性”のを指すよ...
恋バナ調査隊 2021-06-14 06:00 ラブ
現実と向き合って!夫婦の問題から逃げるパートナーとの末路
 結婚って幸せの入り口だと思っていたのに……結婚生活を重ねるほどに浮上してくる、現実的な問題の数々。もしパートナーがこの...
七味さや 2021-06-14 06:00 ラブ
すぐに実践♡ 男性を虜にする効果抜群の恋愛テクニック8選
 気になる男性ができた時、「誰にでも効果のある恋愛テクニックがあればいいのになぁ」と感じたことはありませんか? 今回は、...
恋バナ調査隊 2021-06-13 06:01 ラブ
冷え切った関係なのに…夫に離婚を認めてもらえない妻の悲嘆
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-06-12 06:09 ラブ
別居してお互い自由にしているし…離婚に応じない夫の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.42〜女性編〜」では、別居をして何度も離婚の話をするも、夫が合意してくれない女性・Sさんの苦...
並木まき 2021-06-13 22:12 ラブ
妻一筋で不倫しません! 夫を虜にする妻が持つ“4つの共通点”
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。芸能人の不倫スクープが山ほどクローズアップされ、今や“女遊びは芸の肥やし”と...
山崎世美子 2021-06-12 11:11 ラブ
もはや誤変換の神! 彼女から届いた笑える可愛いLINE5選♡
 恋人同士の連絡ツールであるLINEには、2人のいろいろな物語が詰まっています。今回はその中でも、愛しい彼女から届いた、...
恋バナ調査隊 2021-06-12 06:00 ラブ