アイメイクよれを防いでマスク美人に♡ キープする3つのコツ

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2021-07-02 06:00
投稿日:2021-07-02 06:00
 ふと鏡を見たときに「アイメイクがよれて、汚くなっている……」と、がっかりしたことはありませんか? 目は印象を左右するとても大切なパーツですし、特にマスク生活では第一印象を左右するパーツでもありますから、アイメイクをキレイに保つことは、大人女子にとっても大切なことですよね。
 時短美容協会に所属するメイクマニアの筆者が、アイメイクのよれの原因から対策まで徹底解説します。

そもそも「アイメイクよれ」って?

「アイメイクよれ」とは、粉落ちや二重幅の溝にアイシャドウが溜まるなど、時間が経つにつれて起こりがちなアイメイク崩れのことです。

 目元はアイクリームなどの油分を多く含むスキンケアをしていたり、まばたきをして常に動かしていたりと、よれの大敵が潜んでいます。

 そんなよれやすいアイメイクをキレイに保つためには、ちょっとした対策が必要です。原因を意識しながら、自分に合った対策をしていきましょう!

アイメイクよれ防止のキーは「水・油・粉」

 基本的に化粧品は「水・油・粉」の3つから成り立っていて、この3つの要素のバランスを取ることで、お肌に密着します。

 逆に、このバランスが崩れてしまうとアイメイクの密着が妨害されて、アイメイクよれの原因に。そのため、アイメイクを保つには「水・油・粉」のバランスを意識することが大切です。

 そこで、ここからは、この3つのバランスが崩れてしまうおもな原因を紹介します。

原因1. スキンケア後すぐにメイクをする

 スキンケアで使う乳液やクリームは肌の乾燥を防ぐ必須アイテムですが、メイクとの相性はイマイチ。特にアイクリームは油分が多く含まれているので、アイメイクには大敵です。

 メイクを落とす際、クレンジングに含まれる油分によってメイクの油分が浮き上がることを考えると、メイクが崩れやすくなることは想像できますよね。

 そのため、アイメイクをする際は、スキンケアをしてから少し時間を置いたり、ティッシュオフをして余分な油分を除去してから取り掛かるようにしましょう。

原因2. ベースメイクをしていない

 きちんとベースメイクをせず、ファンデーションをそのまま肌に塗っていると、キーポイントの「水・油・粉」のバランスが崩れ、メイクが落ちやすくなる原因に。

 化粧下地は肌の細かな凹凸を滑らかにし、皮脂やクリームの油分を抑えてアイメイクを密着しやすくしてくれますので、省くのはご法度です。また、アイメイクの着色料が肌に直接触れることを防いでくれるので、色素沈着の防止にもなります。

 目元がベタつきがちなときには、皮脂崩れ防止成分が含まれているものを選ぶようにすると安心です。

原因3. アイシャドウの塗り方が合っていない

 アイシャドウは、油分を多く含むリキッドタイプから油分が少ないパウダータイプまで、種類もいろいろ。塗り方を間違えるとよれを招きやすくなるので、種類別によれにくい塗り方をマスターしておきましょう。

・水分量が多いアイシャドウはチップを使う

 水分量が多いアイシャドウ(湿式アイシャドウ)は、水分が多いぶん密着度が高く、発色をキープできます。しかし、時間が経つと肌の皮脂と混ざり合い、二重幅に溜まりやすくなるのが気になるところ。

 そういった湿式アイシャドウを塗る際は、指で塗らないようにしましょう。指を使うと指の皮脂が混ざってしまい、さらにアイメイクよれを加速させてしまいます。

 チップやブラシを使って、余計な油分を防ぐことが大切です。

・水分量が少ないアイシャドウは指を使う

 水分量が少なめなアイシャドウ(乾式アイシャドウ)は、サラサラとしたテクスチャーで長時間つけていてもよれにくいのがポイント。しかし、そのぶん密着度が低いので、ラメが飛びやすい・発色キープがイマイチなのがデメリットとして挙げられます。

 そういった乾式アイシャドウは少しだけ指圧をかけてのせると、密着度が増して落ちにくくなります。

まとめ

 アイメイクよれはなかなか手強いものですが、ぜひみなさんも「水・油・粉」のバランスをアイメイクに取り入れてみてください。

 日常的にマスクをする今は、目元の印象がとても大切。よれ知らずの魅力的な目元をキープしていきましょうね。

<文・社>時短美容協会所属/星野真唯>

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

ビューティー 新着一覧


おしっこのニオイがキツイ!尿でわかる体内サインと対処法【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
一度は履いてみたい?「初めてのTバック」選ぶ際に知っておきたい基準
 Tバックというと、セクシーな女性が履くものという印象がありますよね。でもTバックは、セクシーだからという理由だけではな...
イヤーカフってなに? 40代デビューでもイタくない大人が似合うデザイン
 耳のおしゃれといえば、ピアスやイヤリングが主流ですよね。でも、最近は「イヤーカフ」でおしゃれを楽しむ人が増えているよう...
40代になって透明感がなくなった…くすみの原因&改善方法
 40代はお肌の変化が出やすくなるタイミング。鏡を見て「透明感がなくなってきた!」とショックを受た人もいるのではないでし...
「髪が増えた」と言われて思い当たること 2023.6.10(土)
 先日、自宅のある千葉県の流山市から電車で1時間以上かかる都内の美容院に髪を切りに行ってきました。  夫の転勤で茨城県...
美容ケアに近道はなし! キレイのために毎日やること“基本のキ”6選
 今回は美容ケアで毎日欠かさずやるべきことを、スキンケアと生活習慣に分けて紹介します。最近は美容ケアもたくさんの種類があ...
便秘下痢便秘下痢…つらループ!おなかの弱い“ご自愛”ケア【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
国産プチプラコスメで完成!今っぽ「韓国風メイク」の化け方
 近年韓国ブームもあって、10代20代の若者を中心に韓国メイクが流行しています。有名どころでは「オルチャンメイク」や、韓...
今夏は「うっかり日焼け」がないように…“ベスト肌”への戻し方4STEP
 女性にとって、紫外線は美しさや若さの最大の敵ですよね。ですが、毎日日焼け止めを塗っているつもりでも、ついうっかり日焼け...
爪の形コンプレックスに朗報です 自分で矯正できる美爪4STEP
 お手入れの行き届いた綺麗な爪って、憧れますよね! でも、人によっては自分の「爪の形」にコンプレックスを感じている人も…...
泣いた翌日の目の腫れがヤバ まぶたパンパンを解消する方法
 大人になったって、泣きたい日はあるもの。恋人と喧嘩したり、何かを失ったり、つらい時には思う存分泣いて自分を癒す時間も大...
老眼鏡応用できる!40代女性「老けて見えないメガネ選び」5つの極意
 40代に入ってくると老眼がはじまり、老眼鏡が手放せなくなる人が増えます。中には、メガネをかけた自分の姿に「老けた……!...
おならが超クサイ…ニオイの改善策と専門医“お墨付き”の漢方薬3つ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
楽天売れ筋1位のナイトブラで“美胸”になれるか?【10日間着用ルポ】
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
インナーケアってなに? カラダの内側から美しくなる方法5つ
 誰だって、若々しい肌を保ちたいもの。そのためには外側からのケアだけではなく、インナーケアが欠かせません。あなたはインナ...
ほうれい線はコンシーラーの入れ方次第! あるあるNG&若見えテク3選
 お肌のくすみやたるみ、しわ、シミ、ほうれい線は、コンシーラーを使って悩みをうまくカバーしたいのに、なかなかうまくいかな...