更新日:2021-07-04 06:00
投稿日:2021-07-04 06:00
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸生さんに、複雑な甘味が病みつきになる「紹興酒漬けレーズンとバニラアイスの山椒かけ」のレシピを教えていただきました。
山椒の風味で爽やかな後味に
ラムレーズンは洋酒のおつまみに最高です。そんなレーズンを紹興酒で漬けるとは珍しいですね。
一晩、紹興酒に漬けることで、香りがふっくらと丸くなります。濃厚なバニラアイスにたっぷりのせて、もう一工夫。何と日本の山椒を加えるというのだから驚きです。
和洋中の三位一体。意外な組み合わせでも、相性バッチリ。とてもいいおつまみに仕上がっています。
こってりとしたバニラとレーズンの組み合わせが、山椒の風味で爽やかな後味に。そこに紹興酒の独特の甘さも重なります。単調ではない複雑な甘味だから、ケーキなど押しの強い甘さが苦手な男性にもぴったりです。ウイスキーや重めの赤ワインにもよく合います。
「バニラアイスは乳脂肪分が多いものを選んだほうがおいしいですよ」(小出さん)
寝苦しい夜にぴったりの大人のデザートであり、おつまみです。
材料
・バニラアイス 1カップ
・ドライレーズン 20グラム
・紹興酒 20グラム
・粉山椒 適量
レシピ
(1)ドライレーズンを紹興酒に一晩漬ける
(2)1をバニラアイスにかけ、好みで粉山椒をかければ出来上がり
本日のダンツマ達人…小出幸生さん
▽小出幸生(こいで・ゆきお)
1977年、神奈川県横浜生まれ。人気番組「料理の鉄人」に影響を受け、高校卒業後、料理の世界へ。有名洋食店や、フレンチレストランで腕を磨く。朗らかな笑顔が印象的な元ラガーマン。
▽かかん
2016年の開店以来、鎌倉の地元住民や観光客に愛され続ける創作中華料理店。看板メニューの麻婆豆腐を求め行列が絶えない。キッチンカーや麻婆ソースのオンライン販売も展開中。神奈川県鎌倉市御成町13―12。
(日刊ゲンダイ2021年6月26日付記事を再編集)
フード 新着一覧
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のバー「ロックフィッシュ」店主・間口一...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・お花茶屋にある居酒屋「東邦酒場」の遠藤泰典...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木ヒルズにあるイタリアン「オッジ・ダル...
2020-07-15 06:02 フード
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の和食店「かこい亭」の栫山賢一さんに、...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・大井町にあるテキーラバー「Gatito」の...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神田のビストロ「関山米穀店」のオーナーシェ...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のバー「ロックフィッシュ」店主・間口一...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫・芦屋のビストロ「Isshiki」の一色幸作...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地の「そば処 築地長生庵」の松本憲明さん...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の居酒屋「じんから」の堅谷博さんに、...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷にある「小料理 百けん」の松﨑友江さん...
外出自粛中に運動がなかなかできず、体重が増えて気になる……という方も多いのではないでしょうか? 私たちもみなさんと同じ...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のフレンチレストラン「トキヤ」の飯...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地の「そば処 築地長生庵」の松本憲明さん...
伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫・芦屋のビストロ「Isshiki」の一色幸作...