真夏のドライヤー時間は短縮できる! おすすめ簡単時短術3選

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2021-07-22 06:00
投稿日:2021-07-22 06:00
 みなさんは、ドライヤーにどのくらいの時間をかけていますか? 夏はドライヤーをかけるだけで暑いので、ドライヤー自体を省いたり、途中で暑さを我慢できなくなってきちんと乾かさなかったりすることもあるのでは……!? (筆者はよくあります)。
 しかし、この行為……実はかなりNG。髪は、濡れている時にダメージを受けるからです! そこで、暑い夏に少しでもストレスを減らすべく、髪を早く乾かすために心がけたいことを、時短美容協会でヘアアレンジを担当している筆者が紹介します。

1.「夏用」として売られている季節製品を使う

 ヘアケアをするにあたって、ケアのベースになるのがシャンプーです。

 髪の汚れは、埃など表面につく汚れと皮脂など頭皮につく汚れに分けられます。埃などの表面の汚れは水で落ちますが、皮脂の汚れなどはシャンプーを使わないときれいに落ちません。そして、この皮脂汚れが溜まりやすい季節が夏なのです。

 夏は紫外線の影響を受けたり、汗をかくことで皮脂の分泌が増えます。こういった夏特有の髪の悩みを解決するように作られているのが、夏用のシャンプーやトリートメント。多くは、メントールなどの清涼成分が含まれているので、洗い上がりもさっぱりして重宝します。

 つまり、季節製品として売られているシャンプーやトリートメントを使うことで時短で髪をきれいにできますし、さらに速乾タイプのものを選ぶと、ヘアドライもスピーディーにすることができるのです。

 筆者はさらに、シャンプー後に速乾性ミストを使用しています。シャンプーと似た香りを選ぶと、香りがより長持ちしておすすめ。

2. タオルドライに工夫を

 タオルドライは、とにかく優しくしてください。強い力でタオルドライをすると髪とタオルの間に摩擦が生まれてしまい、キューティクルを剥がしかねません。ゴシゴシとするのではなく、タオルで髪をそっと挟み、揉むようにして髪の水分を取っていきましょう。

 タオルドライをする順番は、髪からではなく、まずは頭皮から。頭にタオルを被せ、優しく手で押さえながら水分を取ります。次に、髪の毛先と中間部分の髪をタオルで髪を挟み、優しくポンポンしながら水分を取りましょう。

 たったこれだけですが、余分な水分がしっかり取れて髪をいたわることができますし、さらにはドライヤーの使用時間を短くできる大切な作業です。

 また、マイクロファイバーで作られているヘアドライ用タオルを使うのも時短術。吸水力が高く、髪や頭皮の水分を早く取ることができます。ターバンタイプもあるので、用途によって使い分けてみてください。

3. ドライヤーは根本からかける

 ドライヤーで髪を乾かす順番は、タオルドライ同様、毛先ではなく根本からが鉄則です。毛先を先に乾かしても、根本から常に水分が流れてきてしまうので、根本を先に乾かしたほうが早く乾きます。

 さらに、毛先は傷みやすいので、ドライヤーの熱があまり当たらないように気をつけながら乾かすのが大事。

 注意点としては、ドライヤーの風を下から当てないこと。下から風を当てたほうが根元はすぐに乾くと思われがちですが、これだと髪が広がりやすくなり「天使の輪」と呼ばれるツヤが出ません。ドライヤーの風は上から当て、髪が熱くならないように手で髪を散らしながら乾かすのがベストです。

 ◇  ◇  ◇

 暑い夏には、1分でも早くドライヤーを使い終えたいですよね。ぜひ、暑い夏に時短で美髪を目指しましょう!

<文・社〉時短美容協会所属/鈴木 友香〉

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


アラフォーの全部盛りがホラー級! 20代が指摘するNGアイメイク5選
 アラフォー女子のアイメイクは、年齢に合った上品さと魅力を引き出すことが重要です。残念かつ恐縮ながら、時代の変化や肌の変...
誰でもない、自分の枕が臭い!「頭皮の汗の悩み」を解決するケア方法3つ
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
見た目をキープしたい美容医療初心者さんへ…ハードル低めのプチ整形3選
 今回は、いつまでも若々しく在りたいと思っている読者に向けて、ハードル低めのプチ整形を3つ紹介します。プチ整形というと、...
いつ洗うのが正解?寝起きも平気?ダブル洗顔不要クレンジング剤の使い方
 メイクを楽しんでいる女性は、美容のためにも毎晩メイクのクレンジングが欠かせませんよね。クレンジング剤の中には、肌への負...
40代から気合いを入れて!大事な「デリケートゾーン」お手入れ法5つ
 デリケートゾーンに対する意識は、年々高まっています。若い人でも、VIOの脱毛をしたり、フェムテックに関するアイテムを使...
「顔の滝汗ヤバすぎ」悩める40代女性必見! 4つの対策とお助けアイテム
 夏になると困るのが、汗ですよね。特に40代を過ぎると、ホルモンバランスの変化もあり汗をかきやすくなります。中でもやっか...
面倒なカロリー計算不要!30代からのダイエット法と簡単トレーニング
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
カラーマスカラ、何が正解? 40代の目元を明るくするおすすめ4色とコツ
 40代になると、だんだんまぶたが痩せてきたり、皮膚がたるんできたりと「目元のどんより感」に悩んでいる人も多いでしょう。...
【ハウツー】全方位モテ待ったなし!「魅惑のネコ風アイメイク」を攻略
 ネコはその愛らしい目と魅惑的な目つきで知られていますよね。ネコ風アイメイクとは、その名の通りネコの特徴的な魅力を再現す...
40代が5歳も(!)老けて見える色は? 簡単ワントーンコーデは要注意
 40代になると、だんだんと「私らしいファッション」が定着してくるもの。でも、私らしいはずの色が「5歳以上も老け見えして...
毎日「朝晩パック」してもいいのかな? 正しい使い方&効果UPのコツ
 40代といえば、スキンケアにより一層力を入れていきたい年代。特にさまざまなパックを使って、スキンケアを行っている人も多...
【ダイソー】ドはまり確定! 100円均一のネイルグッズで爪をキレイに
 インスタを見ているとオシャレなネイルの写真がキラキラして見えます。  ずっと自分でネイルをしているので、たまには...
食べる量も少なく、汗もかいてるのになぜ? 夏に太る人の5つの理由
 夏になると「なぜか太る」という人は必見! いつもより食欲がなく、汗もたくさんかいているはずなのに太ると「どうして?」と...
【ダイソー】世紀の大発見!? ヘアクリップが使いやすい 2023.8.3(木)
 最近、個人的な世紀の大発見をしてしまったのですが、ダイソーのヘアクリップがかわいいんです!  毎日暑くて、髪の長い...
ただグッスリ寝たいだけ…「プレ更年期の不眠」はセロトニンで解決!
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
暑すぎて汗だくな夏のアクセサリー問題!変色やトラブルを防ぐ工夫は?
 おしゃれに欠かせないアイテムである「アクセサリー」は、一年中愛用している人も多いですよね。でも、多くの女性を悩ませるの...