年齢のせい? 髪のうねりの5つの原因!直し方&ヘアケア方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2021-05-20 06:00
投稿日:2021-05-20 06:00
 朝、時間をかけてセットしても、気がつくと髪がうねってしまうとお悩みの人は多いでしょう。特に雨の日は、全然ヘアスタイルがまとまらず、モヤモヤした気分を抱えてしまうこともありますよね。そこで今回は、髪のうねりの原因や直し方、うねり改善のためのヘアケア方法までをご紹介します。

どうしてうねるの? 髪のうねりの原因5つ

 それではまず、なぜ髪にうねりが生じるのか、5つの原因から探ってみましょう! 当てはまるものがないか、チェックしてみてくださいね。

1. 先天性のうねり

 うねりの原因の一つに、両親の遺伝があります。日本人で先天的に髪がうねっている人は、約1割だと言われていますが、その程度は人によってさまざま。縮れ毛のように強く細かいうねりの場合は、今回ご紹介するセルフケア方法よりも、プロの手を借りて縮毛矯正などをするほうが効果的かもしれません。

2. 加齢によるうねり

 加齢に伴って、うねりやすくなるというデータもあります。加齢によって頭皮がたるんだり、血行不良によって頭皮が硬くなったりすると、頭皮の毛穴が歪んでしまいます。実は、歪んだ毛穴からは断面が楕円形の髪の毛が生えてくるため、必然的に髪の毛も歪んで、うねりやすくなります。

3. きつく縛ったヘアスタイル

 うねりに繋がる「毛穴の歪み」は、普段から髪の毛を強くひっぱるヘアスタイルをしている人にもよく見られます。同じ方向に強い力で髪をひっぱり続けることで、だんだん毛穴の歪みを生んでしまうのです。髪を縛るスポーツの選手や、バレリーナなどは、毛穴が歪みやすいと言えるかもしれません。

4. 髪が傷んでいる

 間違ったヘアケアを続けていると、だんだん髪を守っている「キューティクル」が剥がれていきます。キューティクルが剥がれると、その部分だけが過剰に水分を吸収しやすくなり、水分を吸収した髪の一部分だけが膨張してしまいます。均一に水分を吸収できず、表面が凸凹になってしまうため、髪のうねりが起こりやすくなってしまうのです。

5. ストレス

 ストレスや睡眠不足で自律神経が乱れた場合も、毛穴は歪む場合があります。自律神経が乱れると血行不良が起こりやすくなり、頭皮に十分が栄養が行き渡らず、その結果、頭皮が硬くなったり、新陳代謝がうまくできずに毛穴の歪みにつながり、髪のうねりを生んでしまいます。

髪のうねりを改善するヘアケア3選

 髪のうねりを改善するには、普段からの正しいヘアケアで健康な頭皮を取り戻すことが不可欠! そこで、髪のうねり改善に効果的な頭皮のケア方法を3つ、チェックしていきましょう。

1. ダメージの少ないシャンプーを使う

 一般的なシャンプーには、頭皮の皮脂や汚れを落とすための界面活性剤が多く含まれています。しかし、界面活性剤は少なからず肌への負担となるもの。乾燥や荒れを引き起こし、これが毛穴の歪みにつながり、髪の毛がうねる原因に。

 頭皮の環境を良くするには、低刺激のアミノ酸シャンプーや弱酸性のシャンプー、頭皮にシリコンが残らないノンシリコンシャンプーを使ってみるのもおすすめ。頭皮を健やかに保ち、髪のうねりの改善にもつながるはずです。

2. 頭皮をオイルクレンジングする

 毛穴の歪みを防ぐためのスペシャルケアとして、「オイルクレンジング」を取り入れるのもおすすめです。これは、普段落としきれない皮脂をオイルで溶かしながら、クレンジングしていくという方法です。

 まず、500円玉3枚分くらいのオイルを頭皮に馴染ませ、指の腹で円を描くようにマッサージしましょう。続いて、ぬるま湯を頭皮にかけながらマッサージして乳化します。最後にしっかりお湯とシャンプーですすげばOKです。

 定期的に行うことで、健康な頭皮環境を作れますよ。

3. 頭皮マッサージをする

 いつでも手軽にできる方法としては、頭皮マッサージがおすすめです。最初に手のひらを使って、頭全体をぐぐっと押しながらほぐします。続いて、指の腹を使って頭皮を生え際から押し上げるようにマッサージしていきましょう。

 頭皮の血行が良くなって、栄養が頭皮全体に行き渡りやすくなるため、毛穴も正常な形に改善されていくはずです。

朝のうねり解消に効果的! 髪のうねりの直し方

 朝起きた時に髪のうねりが強いと、セットに時間がかかりますよね。そんな時には、以下の方法を試してみてください。

1. 水or癖毛直し用のスタイリング剤で、髪全体を湿らせましょう。
2. 髪をピンと張った状態で、ドライヤーの温風を使ってセットしていきます。
3. 髪が乾いたら、ドライヤーを冷風に切り替えて、キューティクルを閉じましょう。
4. 仕上げに、髪全体にヘアオイルを薄く伸ばして保湿します。

 髪を伸ばした状態で乾かしてから、冷風でキューティクルを閉じることによって、形状記憶+全体がまとまる効果を得ることができます。ツヤも出るので、ぜひ試してみてください。

髪のうねりに困ったら「頭皮環境」を見直してみて!

 髪のうねりは、毛穴の歪みに原因があることがわかりましたね。毛穴の歪みは、頭皮環境の悪化からくる場合が多いため、髪のうねりが気になる場合には頭皮環境を見直すケアをすることが重要。ぜひ、毎日のヘアケアを見直して、健康な頭皮と美しい髪の毛を手に入れてくださいね。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


物価高の今こそ「節約美容」を! プチプラでも満足度“1万円越え”のアイテム3つ【美容家厳選】
 長引く物価高の影響で、日々の美容にもこれまで以上に「コスパ」や「お得感」を求める声が高まっています。  節約しつつも...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ツヤ肌メイクの“やりがち”NG3選。なんか脂っぽい…の原因はこれ! 成功するコツは?
 ツヤ肌メイクの、ちょうどいいツヤ感って意外と難しい…。やりすぎるとただのテカリに見えたり、毛穴が目立ったり。控えめすぎ...
日焼け対策、怠ってない? アウトドアガチ勢が実践すべき“美肌”を死守する3大ケア
 春と夏はポカポカと気持ちいい外の空気を吸いながら、アウトドアスポーツをしたくなる季節です。でも、「日焼けが気になる」と...
UV対策してる? 美容家が選ぶ春のおすすめ5選。大人の垢ぬけ顔にはこのチークが優勝!
 コクハク編集部では時短美容家の並木まきさん厳選アイテムを多く紹介してきました。  今回は、その中から選りすぐりのアイ...
毛穴にいい?「あの洗顔法」の真相を医師が解説。向いてる肌質もあるけれど…【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
救急箱の中身、チェックしてる? 「いざ」の時に役立つ“常備薬”の選び方【薬剤師が解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
乳液なしは「老け顔」を加速する!? 40代は“プチこってり”がキーワード。美容家の厳選アイテム3つ
 40代も半ばを過ぎると、気になるのが顔の“老いた雰囲気”。過去の自分と比べてギャップにがっかりなんてことも。  今の...
「寝ながら運動」で美ボディになれるってマジか! 激しいダイエットなしで痩せるコツ【インストラクター監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代のツヤメイクは暑苦しさNG!2000円以下で買える「夏までヘビロテできる」優秀アイテム3選
 今年は春から日差しの強い日も多く、初夏のような陽気も増えています。というわけで、そろそろメイクも衣替え!  春から夏...
モテる以前にマナーだよ!「みっともない」認定されてしまう男性の特徴6つ
 ルッキズムに厳しい昨今、男性のルックスにだって難癖付けることはできません。でも…悲しいかな、どうしても「生理的に受け付...
「五月病」になるのは5月だけじゃない!イライラ、不眠、意欲減退…なりやすい人の特徴や放置のリスク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
プチプラと侮るなかれ! 40代後半美容家がガチで使って惚れた神アイテム3点【2025春・スキンケア編】
 優秀アイテムがたくさんあるプチプラコスメ。ですが、40代以上の世代には「ちょっと物足りない…」アイテムもチラホラ。 ...
一晩に何度起きたら頻尿ですか?【医療従事者解説】頻尿のセルフチェック&トイレによる寝不足改善法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
990円の“プチプラ化粧水”1本だけで10日間過ごしてみた。乳液&クリーム不使用で意外な結果が…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...