更新日:2021-09-22 06:00
投稿日:2021-09-22 06:00
季節の変わり目に多いこと
花屋というお商売をさせていただいておりますと、さまざまな方の喜びや悲しみの場面に立ち合わせていただく機会がとても多いのでございます。
特に「季節の変わり目」と呼ばれる今の時期には亡くなってしまわれる方も多く、大切なご家族や知人のためのお花をお買い求めにご来店くださいますが、花を手向ける相手は必ずしも人とは限らないのでございます。
近年のペットブームで、家族の中での動物の位置づけがだいぶ変わってまいりました。可愛い「ペット」から大切な「家族」へと変化し、その種類も以前であれば犬か猫の2択だったものが、フェレットやウサギ、鳥、爬虫類、最近では亡くなったカエルやイモリなどの両生類にも、お花を手向ける時代になりました。
真っ赤に目を腫らせてお花屋さんを訪れる方の多くは、だいたいがペットを亡くされた方で間違いございません。
平静を装った方でも、お店の奥から我が花屋の猫店長「さぶ」がノロノロ歩いてくるのを見かけると、しゃがみ込んで涙をポロポロと流しながら「ずいぶん太ってるなぁ」と、さぶ店長を優しくマッサージしてくださいます。
ワタクシの長年の経験で、悲しみのトンネルがずいぶん長そうな方がなんとなくわかるようになってしまいました。
ご来店時という短い時間ではございますが、ペットを亡くされた方やその方を慰めたいと思う知人をお迎えした時、ワタクシのような花屋がさせていただくことも含め、亡くしてしまった悲しみへの寄り添い方をご紹介させていただきます。
ということで、今回は「虹の橋で待っててね 別れの花」の解説でございます。
ライフスタイル 新着一覧
日本人は、集団でのマナーやルールを重要視する文化がありますよね。だからこそ気になるのが「子連れマナー」です。子どもの行...
共働き夫婦の揉めゴトといえば、家事の分担。「夫が全然家事しない!」とストレスをためている奥さんも大勢います。
...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ワタクシが幼少期に大きく影響を受けたのは、同居していた父方の祖母でございます。お花屋さんになったワタクシですが、実家は...
北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
すいか生産量全国47位、ごくごくレアな山梨県ですいか作りに情熱を注ぐ「寿風土(こどぶきふうど)ファーム」代表の小林栄一...
総費用160万円かけてワイヤー矯正(表側)に踏み切った“40代半ば婦人”のほぼほぼリアタイ体験談。ワイヤー装着から4カ...
全世界で約14億人の人々が話すという中国語。日本人である私たちの言語も「漢字」を使用することから、英語などのアルファベ...
2024-02-26 19:03 ライフスタイル
都会の真ん中の運河、力強い生命力を振りまく。
「つつましやかになんてな、こっちの世界じゃ通用しないんだよ」
...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
目の前に落ち込んでる人がいると、どんな言葉をかけていいか迷ってしまう時がありますよね。もしも迷ったら、自分が過去にかけ...
北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
甥や姪が可愛くて仕方ない人は多いでしょう。兄弟姉妹の子供って、特別ですよね。小さい時から見ている人も多く、中にはかなり...
「かわいくないんですよ~(笑)。『なんだよ』って文句しか言っていない。好き嫌いは多いし、忙しいときに限って、ご飯を食べて...
みなさんは“人の足元”って気にして見るほうですか? 私は靴が好きなのもあって、よく見ているほうだと思います。ただし、自...
















