ポジティブな人が嫌いだと思ってしまう4つの理由&対処法

コクハク編集部
更新日:2021-12-31 06:00
投稿日:2021-12-31 06:00
 ポジティブなことは素晴らしいことですが、自分の身近にいるポジティブな人の言動に、ついイライラしてしまう人って、実は多いようです。そこで今回は、ポジティブな人が嫌いだと思ってしまう4つの理由と上手に付き合う対処法をご紹介します。付き合い方に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ポジティブな人が嫌いだと思ってしまう4つの理由

周りがポジティブすぎてつらい…(写真:iStock)
周りがポジティブすぎてつらい… (写真:iStock)

 嫌なことを言われたわけでもないのに、ポジティブな人を嫌いだと思うのは、いったいどうしてなのでしょうか? 嫌いな理由が明確になれば、正しい対処法も見えてくるはず。まずはじめに、ポジティブな人を嫌いだと思ってしまう4つの理由を見ていきましょう!

1. ネガティブな考え方を受け入れてくれない

 ネガティブな人とポジティブな人では、物事に対しての考え方がまったく違うため、お互いの意見を尊重し合うのがとても難しいです。どちらが正しいかという線引きはありませんが、ポジティブな人のほうが正しいと思われることが多いのも事実。

 自分の意見を受け入れてもらえないと、ポジティブな人に対しての苦手意識が強くなってしまうのかもしれませんね。

2. いつも正論ばかりで疲れる

 ポジティブな人はどんなことにもまっすぐで、言っていることは誰が聞いても正論です。とはいえ、いつも正論ばかりでは疲れてしまう……という人もいるでしょう。

 何かあるたびに正論を押し付けられてばかりいると、ポジティブな人が嫌いになってしまうこともあるようです。

3. 気持ちの切り替えが早くてついていけない

 嫌なことがあっても、気持ちの切り替えが早いのがポジティブな人の特徴です。しかし、中にはその切り替えの早さについていけない……と思ってしまう人も。

 ネガティブな人はポジティブな人に比べて、気持ちを切り替えるのに時間がかかってしまいます。ポジティブな人を見ていると、自分が間違っているように感じてしまうようですね。

4. 人の痛みがわからないところがある

 ポジティブな人は悩んでいる人に対して、「そんな小さなことで悩んでないで、前向きに考えて!」とアドバイスしてくることが多いそうです。

 励ましてくれているのはわかるものの、人によっては「デリカシーがない」と感じることも。「あの人は人の痛みがわからない」と、嫌われてしまうこともあるでしょう。

ポジティブな人が嫌い…上手に付き合う3つの対処法

ネガティブな自分を受け入れる(写真:iStock)
ネガティブな自分を受け入れる (写真:iStock)

 ポジティブな人が嫌いだとしても、社会人になると付き合いを避けられない場合もありますよね。続いては、嫌いだと感じるポジティブな人と上手に付き合う3つの対処法をご紹介します!

1. 無理に合わせずに割り切って付き合う

 ポジティブな人の考え方についていけない……と思ったときは、無理に合わせずに「人は人、自分は自分」と、割り切って付き合うことも大事。

 考え方が合わないのに無理に同調していると、相手に誤解されて余計に面倒なことになってしまうことがあるので注意しましょう。

2. ネガティブな自分を受け入れる

 ポジティブな人を見て、ネガティブな自分を引け目に感じてしまう人も多いはず。人と自分を比べてしまうから、相手のことが嫌いになってしまうのです。

 ネガティブな自分を受け入れることができれば、ポジティブな人の意見を聞いても聞き流せるようになるはずですよ。

3. 「ポジティブ=幸せ」というわけではない

 ポジティブでいることが幸せにつながるような風潮がありますが、何に幸せを感じるかは人それぞれ。ネガティブでいることに、幸せを感じる人がいたっていいのです。

 周りの意見に流されず、自分がどう生きていきたいのかを大事に考えましょう。

ポジティブな人が嫌いなら無理して合わせなくてもOK!

無理に合わせず、ほどほどに(写真:iStock)
無理に合わせず、ほどほどに (写真:iStock)

 ポジティブな人に苦手意識があると、ついその人を避けてしまいがちになるかもしれません。考え方が違う人に無理に合わせようとするから、ストレスを感じてしまうのです。つまり、無理に合わせず、自分のペースで上手に付き合うことも大切。良い距離感を保ちながら、ストレスのない人間関係を築いてくださいね。

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