3Pを凌駕する濃厚リアルBL!A君の下半身がこんもりと… #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-03-23 15:09
投稿日:2022-03-18 06:00

下半身まで攻めるの!? デニムの両脇に手が…

ーー続けてください。

「時刻を見ると、すでに1時間が経過していました。

 残りの1時間、どうしようかと思っていたところ、J君の手がA君のデニムのボタンにかかったんです。

『えっ……うそ』と思いました。

 もしかして……下半身も……?

 息を殺して見入っていると、J君は恥じ入るA君の顔をのぞきこみながら、『本当はこうされたかったんだろう?』とデニムの両脇に手をかけ、デニムを引きおろそうとしました。

『せ、先輩……うそですよね?』

 A君も唖然としたように、言いました。

『俺は本気だよ。だって、お前、勃ってるじゃん』

 BLドラマ通りのセリフをJ君が言ったんです。私、びっくりして……」

エスカレートするイケメン2人の姿に欲情

ーーそれは予想外ですね。

「はい……でも、驚きながらも私は心の奥ではワクワクが止まりませんでした。

 先輩役のJ君は、すっかりその気になっているかのようだし、逆にA君は『ここまでするんですか?』と言わんばかりの戸惑いが感じられて……でも、『断り切れず、J君にされるがまま』という構図ができあがっていて……そのリアルな光景がまたBL好きな私の欲情を掻き立ててきたんです。

 J君は、困惑するA君に対し『ほら、尻をあげろよ』と命じました。

 A君がこわごわお尻をあげると、一気にデニムが引きおろされて……グレーのトランクスの中心が私の位置からでも分かるほど盛り上がっていたんです。

 A君、勃起しているんです。

 若さゆえの肉体的な反応かもしれませんが、私、ますます高揚してしまい、息をひそめながら、目を凝らしました。

 怯えるA君を見下ろしながら、J君は『こんなにおっ勃てて』と鼻で笑い、下着の上から勃起を揉みしだいたんです。

 直後、『あううっ』と、A君が大きく唸りました。それからは、ペニスを揉みしだきながら、以下のような会話だったと記憶しています。

ーーほら、もっとヨガってみろよ。

ーーせ、先輩……やめてくださいっ!

ーー何言ってんだ。ますます硬くなってきたぞ。

ーーち、違いますっ!

ーー何が違うんだ。ははっ、下着に恥ずかしいシミができてるぞ。

ーーあああっ……そんなにシゴかれたら、出ちゃいます」

トランクスまで…過激な行為はノンストップ

ーーそこまでエスカレートするなんて……。

「はい……私も仰天でした。愛撫のシーンはあるものの、股間をいじることはドラマでは巧みに濁していたんです。

 俳優さんの表情や音声から『なんとなく、あんな行為をしているんだろうな』と視聴者に想像させるというか……だから、J君の思い切った愛撫には度肝を抜かれましたね。

 でも、不思議です。心の中では『A君をもっと責めて』『もっと過激なことをして』と叫ぶ自分がいました。

 すると、J君はジャケットを脱ぎ、ネクタイを外してベッド脇に置きました。

 それがさらに過激な行為へのきっかけになるだろうことは容易に想像できます。

 予想通り、A君のトランクスの端を両手でつかんだJ君は、力任せに引きさげました。

 その瞬間、野太いペニスがバネ仕掛けのように、ぶるんと飛び出してきたんです。

 続きは次回

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


男女に聞いた「女性のアンダーヘア事情」どこまで処理する?
 女性のみなさん、アンダーヘア、つまり陰毛の処理はどのようになさっているでしょうか。  10年くらい前まではみんな...
アブノーマルプレイ初心者へ…細いボディーが優秀な相棒に
 コスメブランドが1シーズンに数種類のカラーの口紅を出すように、ラブグッズの世界にもシリーズ展開しているブランドがありま...
桃子 2019-11-12 04:43 エロコク
3Aを求める他力本願な自己実現女が騙される救世主男子よ
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイッ...
“ママ活”マンガ 男性用と女性用を読み比べたら全然違った
「ママ活」という言葉が盛んに使われるようになったのは、2018年後半頃から。そこから半年ほどを経て、いよいよ「ママ活」を...
内藤みか 2020-05-20 11:23 エロコク
女性器リノベに投資する女たち#2…小陰唇縮小術の費用と中身
 日々鏡で顔を見ない女性はほとんどいないと思いますが、「自分のアソコを毎日見てチェックしている」という女性もまたほとんど...
内蔵されている“舌”が高速で…あっという間に昇天してしまう
 今年一番、勢いのあるメーカーといわれているのが「P×P×P」。ポップなデザイン&パッケージとお手軽価格とで、ネットショ...
桃子 2019-11-12 04:43 エロコク
全SNS利用者が読むべき太宰治に学ぶ【恥】リスクヘッジとは?
 48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイットボーイというよ...
女性器リノベに投資する女たち#1…最も多い“小陰唇”の悩み
 20~40代のOLのうち60%近くの女性が、自分の性器の形状にコンプレックスを感じている、という出版社の調査がありまし...
じんわり穏やかな快感…欧米で流行の“あてがう系”ローター
 一見するとPC用品? 昨今のラブグッズは“いかにも”なものがどんどん減っていますが、これはその中でも群を抜いてグッズら...
桃子 2019-11-12 04:42 エロコク
プラトンで分かる 2500年ぶりに令和に蘇った【エロス】とは
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋。男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイット...
男心の大事なポイントは「アダルトビデオ」が教えてくれます
 映画観放題の動画配信サービスはいくつもありますが、実はアダルトビデオ観放題の配信サービスも存在しています。なかには月額...
内藤みか 2019-07-18 06:00 エロコク
“セックスをすると綺麗になる”は本当か? 理学療法士が検証
「セックスをすると綺麗になる」そんな話を耳にしたことはないでしょうか。実際のところどうなのか、なぜ綺麗になるといわれるの...
山本茜 2019-08-14 16:06 エロコク
気づけば奥にまで…初めての女性にもオススメな“植物的”形状
 ずっと以前に読んだ官能小説で、女性主人公が常夏の異国で出会った年下男性の“彼自身”について、「細長くて、植物のような」...
桃子 2019-11-12 04:42 エロコク
蜜月編<2>言いまつがい【滑舌悪いVS耳遠い】頂上決戦
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。...
自意識を吹き飛ばす シャイな女性が目覚めた“見られる”快感
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-07-11 18:00 エロコク
彼を恋の虜に…男性を100%本気にさせる「スンドメ」の美学
 皆さん、今少し気になっている男性はいらっしゃいますか? 願わくば、気になっている男性に振り向いて欲しいと思うのが女心だ...